今年、大リーグから日本球界に復帰した、上原浩治。
世界最高峰である大リーグでの生存競争を10年間、勝ち抜いてきました。
そして、世界一であるワールドシリーズ制覇も果たしました。
世界を知る選手。
残念ながら今年は契約を取ることが出来ず、日本球界に復帰。
どのような活躍を見せてくれるのでしょうか?
その彼が、インタビューに答えていました。
フットボールのテレビでしたので、ご覧になった方も多いのではないかと思います。
「野球とベースボールとは違うスポーツである」
何となく聞いたことのある言葉ですが、肌で感じていた経験者が語る言葉には重みがあります。
「アメリカのベースボールは、一人一人がどんどん振ってくる。」
「日本は、バントなどを駆使して全員で緻密にプレーしている。」
話を聞いていて、野球とベースボールとは、ルールこそ同じですが、価値観が違う。
その価値観の違う選手が集まってプレーをしているので、まるで違う試合が進んでいくことになる。
まるで、種目が違うスポーツであるかのように。
バリバリのメジャーリーグが助っ人として来日しても、活躍できずに帰っていく選手がいる。
その一方、無名で、大して実績の無い助っ人外国人が、日本では大活躍して歴史に名を残すこともある。
日本の投手は、ある程度の実績を残す可能性が高い。
ところが、日本のトップクラスの野手がアメリカに挑戦しても、鳴かず飛ばずで帰ってくることが多々あります。
ベースボールで活躍するための能力と、野球で活躍するための能力。
同じ部分、似通っている部分もあれば、全く異なる部分もあるのでしょう。
日本では武器になっていたものが、アメリカでは通用しない。
日本でそれほど長所でなかった部分が、実はアメリカでは、物凄く強みになっていることも。
違う種目と見紛うほど、野球とベースボールとは、違いが大きいようです。
それと同じことは、サッカーとfootballでも言えるようです。
日本で大活躍していた選手が、ヨーロッパに挑戦。
ところが、全く通用せずに、1シーズンも持たずに、日本に帰ってきてしまう。
さほど、日本では活躍していなかった選手が、海外クラブで確固たる地位を築いている。
ブラジルでもヨーロッパでも実績のある選手が、なぜか日本でさほど目立たない。
逆に、日本でだけ活躍できた、無名のブラジル人選手も、たくさんたくさんいます。
ブラジルでは、フットボールではなく、フッチボウですが、、。
ハリルホジッチ監督は、フットボールの世界の人だったようです。
そして、その価値観の中で、物事を考え続けていたと思われます。
日本のサッカーがどのようなものかには、あまり興味がなかったのでしょう。
彼の考えるフットボールとは?
一人一人が、責任を持って戦う、ボールを奪い、ゴールを目指す。
そのためには、高い強度で、目の前の選手に何としても勝つ!という能力とメンタル。
コースを切って、追い込んで奪うことよりも、自分の力で相手からボールを奪い取る。
コンビネーションに頼るだけでなく、自分がゴールを目指し、相手の背後を狙う。
戦える個人が集まって、それから集団の力を高めていこう。
集団ありきでなく、まず、戦える個人がいなくてはフットボールの世界で結果を残すことは出来ない。
日本的な全員でち密に、犠牲心を持って戦う。
その良さを分かってくれていたのかどうかは、今になっては分かりませんね。
もう少し、サッカーを理解しようという姿勢を見せてくれれば、選手たちの受け取り方も違ったものになったのかもしれない。
フットボールのレベルの高さは分かっていますが、日本サッカーにも良いところもありますよね。
とは言え、ハリルホジッチ監督の追求していた部分は、我々が、分かっていて目を逸らしていた部分ではないか?
日本らしさ、日本の良さ、日本独自の。
その言葉に、甘えてしまっていた部分に、ハリルホジッチ監督は気づいていた。
日本人選手も、もちろん成長を続けています。
それ以上のスピードで、世界最前線は成長している。
結果として、差が広がっている。
もっと、戦える選手が欲しい!いつも思っていたはずです。
ワールドカップ本大会では、ハリルホジッチ監督の下に、戦える選手が集う。
その選手たちが、犠牲心を持って、ち密に戦術を遂行していく。
私は、そのような空想を、ずっとしていました。
違う種目ほど、求められることが異なる、サッカーとフットボール。
現代のフットボールの世界で通用する選手とは、どのような選手なのか?
チャンピオンズリーグの準決勝、決勝。
6月から開幕するロシアワールドカップ。
ここを観察すれば、見えてくるものがたくさんあるでしょう。
2018年04月20日
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