2018年05月19日

あの反則について思う

 我々のフットボールとは同じ名前がついている、アメリカンフットボール。

私も観るのが好きで、しばしばテレビで試合観戦をしています。

世界トップである、アメリカのNFL。

アメリカで、最も超人達の集まるスポーツであり、最も人気を集めるスポーツ。

賢く、体が動き、強い選手が、激しくぶつかり合う。

何人もの日本人選手が挑戦しましたが、まだトップリーグでプレーできていない。

いつの日か、日本人選手が、躍動する姿を見てみたいです。









 

 今、そのアメリカンフットボールが、残念な事件で、注目を集めてしまっています。

大学のトップチーム同士の交流戦での、明らかな反則行為。

しかも、繰り返し何度も。



昔から輝かしい伝統のある、日本を代表する大学。

日本一のチームが、と考えると、何とも表現しがたい気持ちになってしまいます。

私の本職ではない、他競技のことですので、はっきりとは分かりません。

実際に何が起こり、どんな気持ちで、、そもそも何が原因でしょうね。













 戦う気持ち、相手をぶっ潰すくらいの迫力を、絶対に対峙する選手に勝つ。

これくらいの強い気持ちが、常に必要なのは、分かっています。

特に、下手くそな選手は、そこで劣ってしまえば、ピッチ上に立っている意味が見いだせないですから。

自分の存在を示すために、激しくタックルに行く。

俺のエリアは、自由にさせないよ、との気持ちをこめて。

さらには、仲間が意図的に削られたら、そのままにはしておけない。

野球では、仲間が頭にデッドボールを受けたら、ぶつけ返す(バットの後ろにボールを通す)。

試合中、仲間が故意に傷つけられたら、やり返してしまう自分がいると思います。

このような気持ちを、常に持っているので、今回のアメフトタックル事件も、とても考えこみました。














 荒っぽいかもしれない私を、ギリギリのところで留めてくれている、2つの考え方があります。

1つは、エネミーでなく、オポジットであるということ。

試合をする対象は、敵ではなく、相手。

敵DF,敵FWではない。

今は、チームが違うけども、いつか同じチームになるかもしれない。

そもそも、共に、フットボールファミリーの一員である。

だから、敵でなく、相手。

ラグビーで言う、ノーサイドの精神は、同じ意味合いだと思います。












 もう一つは、第18条。

日本サッカー協会の出している、サッカーの競技規則。

第1条から始まって、17条までしかありません。

そこまで、事細かく、文章化されていないのです。

文章だけを読んでいても、ルールを正確に把握し、運用していくことは難しいと思います。

「そこで、大切になってくるのが、18条の考え方だよ。」

この言葉を初めて耳にしたのは、20歳の時の準指導員講習会でのことです。

それは、良識や常識に従って、判断すること。

仮に、競技規則に書かれていないことが起こったとしても、18条を持っていれば、解決できる

18条は、フェアプレイの精神、フェアプレイの行動とも言えると思います。
















 それでも、我々は失敗してしまいますよね。

タイミングが遅れ、完全に足や体だけで、タックルしてしまった。

相手を痛めたり、傷つけてしまった。

できれば、その時すぐに。

無理なら、試合終了後すぐに、相手のところに謝罪に行く。

何よりも、やってしまった本人が分かっています。

それならば、言葉と握手で、謝罪したいです。

あの彼は、その場ですぐに、試合後すぐに、言葉と握手で謝罪をしていないのでしょう。

そうすれば、ここまでの事にはなっていないと思います。














 

 激しく行くことは恐れずに、相手をリスペクトすること。
 
オポジットと、18条。

やり過ぎてしまったら、握手。
posted by プロコーチ at 01:59| Comment(0) | コーチング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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