2018年08月11日

日本の力

 21対1が、12対11になりました。 

これが、20年の進化の証拠になりますでしょうか。







 2018年ロシアワールドカップでは、日本代表が世界に認められたようです。

元々の評価が低かっただけ?なのかもしれませんが。

グループリーグを突破。

ベルギー戦で2点先制し、強豪チームをあと少しのところまで追い詰めました。








 日本が人気だった理由。

パスをつなぎながら、攻撃的に試合を進めていくこと。

イエローやレッドになる、汚いファールが無いところ。

観ていて清々しさでも、感じてくれているのでしょうね。

でも、評価してくれている人々の本心は、どうなのでしょうか。

もし、自分たちの国が、ワールドカップであのような試合の進め方をしたら?

「よくやった!」というのでしょうか。

それとも、「子供のような試合をするなんて、、。」と落胆していしまうのでしょうか。

渡しには、他人事だから、日本代表に対して高い評価をくれているだけのように感じます。

フットボールの世界で生き残る、勝負に勝つということは、どういうことなのか。

考えさせられる、ベルギー戦でしたね。










 日本の育成。

大きな特徴がありますよね。

それは、多様性です。

その多様性があるから、敗者復活が生まれている。

いろんなタイプの選手が、育ってきているといえるでしょう。

敗者復活ともいえる、道をたどった選手。

昌子、長友、本田。

彼らは、育成のエリートのレールから、一度こぼれてしまった。

でも、そこから這い上がり、世界を相手に戦うところまでたどり着いている。

その一方、槙野、W酒井、原口、山口、宇佐美などは、王道を歩みつづけていると言えます。

Jクラブの育成下部で育ち、トップデビュー。

プロとして、経験を重ね、代表選手として戦っている。

そうかと思えば、高体連から来ている選手、大学を経由している選手。

街クラブで育った、香川のような存在もいます。

本当に多種多様ですね。












 多様性があるから、指導者が変わっても対応が出来ているのかもしれません。

ヨーロッパの監督、ブラジルの監督、そして日本人。

今回の大会では、突然の監督交代。

それでも、順応できた選手たち。

日本の育成は、世界のトップに比べて、異なる部分が多く残ります。

もっともっと、キャッチアップする必要性は、あると思います。

でも、日本の育成の良さのようなものも、見えてきている。

全てものまねをするのでなく、日本的な良さも残していく。

そのバランスが、重要なポイントになってきそうです。












 21対1が、12対11になった。

これは、代表選手の比率。

高体連出身選手対クラブ出身選手の比率です。

98年のフランスワールドカップでは、22人中21人が高体連出身。

それが、18対5、18対5、19対4、と来て、前回大会は13対10までに。

クラブ出身選手が増えたのですが、試合に出ていた選手のほとんどが、高体連出身選手でした。

今回は、ほぼ同数。

試合に出ていた選手で考えても、そこまでの差はありません。

この20年での、選手が育ってくるルートも大きく変化しました。

それでも、全てがクラブ出身選手にはなっていない。

高体連の歴史や、指導者の皆さんの努力の積み重ねが、多様性を支えているのでしょう。











 これからも、Jリーグには、様々なルートから育った選手が活躍していくでしょう。

そして、代表選手も。

監督が誰になっても、対応できる選手が出てくるでしょう。

これは、大きな日本の力ですね。







 
posted by プロコーチ at 01:39| Comment(0) | コーチング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。