2019年11月16日

突き抜けろ。

 日本の希望の星となっている。

久保建英。

バルサの育成組織で少年時代を過ごし、Jリーグに帰還。

それだけでも漫画のようなストーリーでした。

さらに、世界中の選手の憧れのクラブである、レアルマドリードと契約。

弱冠18歳。

この若武者の未来を、誰もが期待しているでしょう。











 実は、私は、そこまでの期待を持てていません。

特に現在のプレーを観ると。

彼の特徴は何か?

それは、賢さと技術の高さ。

賢さの特徴は、DFとDFとの間でのプレー。

ライン間も、横の人と人との間も。

そこに入り込み、ボールを受ける。

技術の特徴は、細かいボールタッチ。

顔を上げて、ボールを見ないで、細かいタッチを繰り返し、DFの先手を取る。

あれをされると、守っている方は困りますよね。












 とても洗練されている選手です。

まるで、10年以上のプロのキャリアのある、中堅〜ベテラン選手のようです。

それを18歳で平然とこなすのですから、未来が楽しみになるのでしょう。

本当に、素晴らしい選手だと思います。

でも、天才と言う形容は、当てはまらない。

なぜなら、彼のプレーを観ていて、ビックリしたことが無いからです。

「そんな所を見てたの?!」

「そのタイミングでパス!!」

と言う、発想やプレーの創造性を感じ、驚かされることがない。

今のままでは、5年後も10年後も同じプレーをしているようなイメージが浮かびます。














 今、彼は、レンタルで所属しているマジョルカで苦労している。

そこは、バルサやレアルのように、主導権を握って試合を進めるチームでは無い。

攻撃の選手に、気の利いたパスを求めてはいない。

求められるのは、ゴールに直結したプレー。

シュートを決める、アシストをする、相手をドリブルで突破する。

守備なら、体をぶつけて、自分の力で奪い取る選手が必要とされる。

コースを切って、追い込む守備では物足りない。

長い距離を走って、味方の穴を埋め、激しく相手に寄せて、寄せきるブレーです。











 この攻守において求められているプレーは、今まで彼が見せていたプレーとは、少し違いますね。

とてもいい経験になると思います。

マジョルカで、求められているプレーを発揮できれば、グンと成長できるでしょう。

上手いだけでなく、怖い選手に。

気の利いたプレーに加え、試合を決めれる選手に。

能力の高く、賢く、メンタルの強い彼だからこそ、期待しています。

突き抜けろ!

昔、あんな選手がいたよね、みたいに振り返りたくはありません。
posted by プロコーチ at 00:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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