2019年12月06日

自分でやるぞ

 少し前になりますが、日本代表の親善試合。

何とも、消化不良でした。

五輪世代の試合も同じく。

全く通用しないわけではないのです。

ただ、何かが足りない。

負けているのにも関わらず。

自分がレギュラーを保証されていない立ち位置だと、分かっているはずなのにも関わらず。

淡々と、自分の役割をこなすように見えてしまいます。








 その一つの答えを、目の当たりにしました。

先日、仲間と試合を楽しみました。

もう6〜7年でしょうか。

月に数回、真剣に楽しんでいます。

まだ現役大学体育会の選手や、元プロの選手が何人も混じるレベルの高さ。

刺激はあるのですが、気を抜いている暇がない。

体を張って守備をして、味方につなぐのが精いっぱい。

ここでプレーを認められているかが、分かりやすい指標になっています。












 そこに、外国人の選手が混じっていました。

初めて見る顔。

誰かが、誘って連れてきてくれたようです。

イタリアのクラブのユニフォームを着ていたので、イタリア人かなと思いました。

試合が始まると、その彼が何とも目立つのです。

ボールを持てば、前に、ゴールに。

ドリブルやパスで、前進しようと試みます。

前が詰まったら、思い切りよくサイドチェンジ。

キックはパワフルで、気持ちよく伸びて行きます。

ボールを奪われたら、ダッシュで切り替え。

奪い返すまで、しつこくボールに食らいつきます。











 そう、とにかく、自分でやるぞ!

プレーの意欲に満ち溢れていました。

ボールタッチは、正確ですが、繊細さやリズミカルのものはありません。

フェイントもほとんどしない。

日本人的な、上手いプレーは出来ないのか?見せないのか?

でも、常に前を向こうとする。

そして、前に進もうとする。

シュートも、積極的に、打っていきます。

ちなみに、私見ですが、誰かに似ていました。

酒井高徳の若いころのプレーにそっくり。













 
 外国人の彼のプレーも、酒井高徳も、日本の平均的な選手とは全く違いました。

双方、上手さは感じないのですが、とにかく目立ちます。

失敗を恐れず、積極的に、プレーに関わり続ける。

自分がボールに触りたい。

自分でゴールに向かう。

そして、自分でボールを奪う。

フットボールの目的を、根っこの部分で、理解し、表現できている。

よく見る日本の上手いと呼ばれる選手たち。

ボールをうまいことつないで行けば、いいよね。

コースを切って、中央に通させなければいいよね。

その違いは、一目瞭然。














 ちなみに彼は、スペイン人でした。

しかも、かなり有名なスクールのコーチとして、来日していました。

そのスクールは、賢くプレーさせることで有名なのですが、彼のプレーは、ちょっと雰囲気が違いました。

私も、違う機会に、そのスクールを、

何度も見させていただいのですが、あまり強度が高いトレーニングは行っていませんでした。

そのイメージがあったので、彼の仕事を聞いて、再び驚きました。

根っこの深いところで、フットボールの目的を理解している選手が、

賢くプレーするならば、相手にとっては脅威の存在になるのでしょうね。














 さあ、自分の目の前の選手は、自分でやる意欲にあふれているのでしょうか?

賢さや上手さばかりを求めていても、ダメでしょうね。

自分でやるぞ!

そんな選手を育てるサポートをしていかなくては。
posted by プロコーチ at 16:05| Comment(0) | メンタル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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