何とも、消化不良でした。
五輪世代の試合も同じく。
全く通用しないわけではないのです。
ただ、何かが足りない。
負けているのにも関わらず。
自分がレギュラーを保証されていない立ち位置だと、分かっているはずなのにも関わらず。
淡々と、自分の役割をこなすように見えてしまいます。
その一つの答えを、目の当たりにしました。
先日、仲間と試合を楽しみました。
もう6〜7年でしょうか。
月に数回、真剣に楽しんでいます。
まだ現役大学体育会の選手や、元プロの選手が何人も混じるレベルの高さ。
刺激はあるのですが、気を抜いている暇がない。
体を張って守備をして、味方につなぐのが精いっぱい。
ここでプレーを認められているかが、分かりやすい指標になっています。
そこに、外国人の選手が混じっていました。
初めて見る顔。
誰かが、誘って連れてきてくれたようです。
イタリアのクラブのユニフォームを着ていたので、イタリア人かなと思いました。
試合が始まると、その彼が何とも目立つのです。
ボールを持てば、前に、ゴールに。
ドリブルやパスで、前進しようと試みます。
前が詰まったら、思い切りよくサイドチェンジ。
キックはパワフルで、気持ちよく伸びて行きます。
ボールを奪われたら、ダッシュで切り替え。
奪い返すまで、しつこくボールに食らいつきます。
そう、とにかく、自分でやるぞ!
プレーの意欲に満ち溢れていました。
ボールタッチは、正確ですが、繊細さやリズミカルのものはありません。
フェイントもほとんどしない。
日本人的な、上手いプレーは出来ないのか?見せないのか?
でも、常に前を向こうとする。
そして、前に進もうとする。
シュートも、積極的に、打っていきます。
ちなみに、私見ですが、誰かに似ていました。
酒井高徳の若いころのプレーにそっくり。
外国人の彼のプレーも、酒井高徳も、日本の平均的な選手とは全く違いました。
双方、上手さは感じないのですが、とにかく目立ちます。
失敗を恐れず、積極的に、プレーに関わり続ける。
自分がボールに触りたい。
自分でゴールに向かう。
そして、自分でボールを奪う。
フットボールの目的を、根っこの部分で、理解し、表現できている。
よく見る日本の上手いと呼ばれる選手たち。
ボールをうまいことつないで行けば、いいよね。
コースを切って、中央に通させなければいいよね。
その違いは、一目瞭然。
ちなみに彼は、スペイン人でした。
しかも、かなり有名なスクールのコーチとして、来日していました。
そのスクールは、賢くプレーさせることで有名なのですが、彼のプレーは、ちょっと雰囲気が違いました。
私も、違う機会に、そのスクールを、
何度も見させていただいのですが、あまり強度が高いトレーニングは行っていませんでした。
そのイメージがあったので、彼の仕事を聞いて、再び驚きました。
根っこの深いところで、フットボールの目的を理解している選手が、
賢くプレーするならば、相手にとっては脅威の存在になるのでしょうね。
さあ、自分の目の前の選手は、自分でやる意欲にあふれているのでしょうか?
賢さや上手さばかりを求めていても、ダメでしょうね。
自分でやるぞ!
そんな選手を育てるサポートをしていかなくては。
【関連する記事】

