2020年09月05日

復活おめでとうございます!

 先日、中村憲剛選手が、前十字靭帯の断裂から戻ってきました。

10か月ぶりの帰還でした。

交代でピッチに入ると、軽やかに躍動。

そして、見事なゴール!

彼の笑顔が本当に印象的でした。










 膝の前十字靱帯(ACL)損傷(断裂)。

フットボールのプレー中に起こる、大きなケガの一つですね。

運動をする時に膝を支える大きな靱帯である、前十字靭帯。

ジャンプの着地や、ステップや方向転換の瞬間、激しい接触プレーなどで起こるようです。

女子サッカー選手、育成世代で残念ながら多く見られます。

年を重ねたからと言って、起こりにくいという訳ではなく、何歳になっても起こり得る障害です。








 私も、今までに、何度もこの怪我をした現場に居合わせました。

この怪我をする選手は、真面目な頑張り屋さんに多い印象です。

接触プレーにより、壊されることもなくはないのですが、接触していない時に起きています。

膝が体の内側に入る(ニーイン)かつ、体をグッとひねる動作が合わさった時に起こるとも言われます。

つま先が外を向く(トゥーアウト)も良くない体の使い方だそうです。

頑張っている選手が、大けがをしてしまった時は、何とも悔しい気持ちになってしまいます。

コーチである自分自身に出来ることは、もっと何かあったのではないか?

体の動作の改善や、ウォーミングアップの工夫、疲労を見極めるなどでしょうか。











 この怪我から回復し、再びピッチに戻るためには、ほとんどの場合は再建の手術が必要になります。

自分の太ももの裏側の腱を取り、ひざに移植する大手術。

そして、この手術以上に、術後のリハビリにエネルギーを要すると聞きます。

膝が曲がるように、筋力の左右差が無くなるように、動作が戻ってくるように。

そして、専門的な技術である、ボールを扱ったプレー。

プレー中のリアクションの動き。

約1年は、競技復帰にかかっているでしょうか。






 特異な例としては、元アントラーズの小笠原満。

彼はたったの5か月で戻ってきました。

でも、あまり一般的な基準にはならないと思います。

多くの選手が、1年近く。もっとかかる選手。

そして残念ながら、感覚的には、元通りには戻っていないことが多いようです。

外で観ている私たちには分からないのですが、プレーしている本人にとっては違うとのこと。

悔しいですね。


 

 

 



受傷していないなら、ケガをしないことが大切です。

膝が中に入って行かないこと。

パワーポジションから、カカトで着地しないことが一つ大切なようです。

引用…大阪大 小笠原一生助教(スポーツ医工学)





 ケガをしても、仲間は待ってくれています。

フットボールでつながった仲間との絆は壊れません。
posted by プロコーチ at 00:38| Comment(0) | フィジカル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。