2022年12月04日

クロアチアを知る(モドリッチ)

 見事に決勝トーナメントに進出を決めた、日本代表。

ベスト16の対戦相手はクロアチアに決定。

我々にとっても馴染みのある相手ですね。

前回のロシアW杯では、見事ファイナリストに。

人口わずか400万人ながら、フットボール強国として名をはせています。

旧ユーゴスラビア時代は東欧のブラジルと呼ばれ、テクニックの高い選手が出てくる地域でもありますね。







 近年のクロアチアと言えば、モドリッチがあまりも有名。

レアル・マドリードで10年も活躍。

2018年のロシアW杯ではMVPに、同年には世界一の選手としてバロンドールも獲得しました。

名実ともに、世界でもトップオブトップのプレーヤー。





 実は、JFAも公式に、ではありませんが、日本人選手の目標とする選手の好例として示しています。

どの部分を評価し、日本人の目標とする姿としているのでしょうか?
  
一つは、パワーやスピードに頼っていないこと。

モドリッチは、172センチ66キロ。

Jリーガーの中に入っても、小柄で細身ですね。

10代の時には、あまりにも華奢なために、セレクションを落とされたこともある。

恵まれた体格を生まれ持った訳ではない。

その選手が、どのようにプレーをしているのか?




彼の特長は、高いテクニックを発揮し、判断も早い。

しかも、足元にボールを止めて、時間を作る、そこから仕掛けるのは彼のスタイルではありません。

そのようなプレーだと、相手DFとのぶつかり合いが増え、相手に潰される危険が増してしまいます。

だから、止まらずにボールを受けて、動きながらボールをコントロールし、動きながらパス・シュート。

すぐさま一歩目から走り、繰り返しボールに関わる。

動きながらテクニックを発揮し、ボールを受けるためのサポートも優れている。

まさに日本の目指す姿そのもの。

このテクニックは、彼がユース世代に所属していたディナモザグレブのスタイルとのこと。

ファーストコントロールを足元に止めると、プレーが遅くなってしまう。

トップレベルの試合では許されない。

だから、ファーストコントロールで斜めに動かして、相手のプレッシャーを受けず、次のプレーに向かう。

モドリッチは、この教えを忠実に守り続けているのです。

ディナモザグレブは、未来を予測しながら、今の選手を育ているとのこと。

だから、現代フットボールに適合した選手を育て続けれているのでしょうね。









そして、守備においても、自らボールに寄せて奪う。

仲間のためにスペースを埋めながら、危険なエリアをカバーリングもする。

守備時においても、免除されるのでなく、常に積極的に関わっている。

体の大きくない選手が、どのようにプレーすればいいのか?その答えが彼には詰まっているのです。

だからこそ、JFAがモドリッチを目標にすべき選手であると考えているのでしょう。






 日本の子どもたちが目指すべき選手であるモドリッチ。

彼が中盤に君臨する強国クロアチア。

どのような試合になるのかが本当に楽しみです。
posted by プロコーチ at 01:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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