2022年12月31日

日本サッカー界の武器

26分の4。

この数字が日本サッカー界、最大の武器なのかも知れない。

U12年代から、U15、U18とずっとプロクラブの下部組織で育った選手の人数です。

街クラブ、少年団、中体連、高体連、大学サッカー。

これらを複雑に組み合わせて、プロの世界までたどり着いているのです。

実は、世界的に見ても、特殊な状態です。

Jクラブの下部組織から、一度、追い出されてから復活している。

セレクションを落とされた経験があり、他を経由して、プロになる。

プロの世界にたどり着くまでに、実に多様な道のりがあります。





 多様な道を辿っていることが、力にもなっています。

今回のワールドカップのクロアチア戦。

PK戦で決めたのは、高体連出身の浅野選手。

ユース出身の吉田、三苫、南野選手はユース出身。

2010年南アフリカ大会。

ここでもベスト16のパラグアイ戦はPK戦でした。

PKを決めた、本田、長谷部、遠藤選手は、いずれも高体連出身。

外した駒野選手は、ユース出身。

これは、単なる偶然でしょうか?

一発勝負のトーナメント戦の経験、高体連特有のトレーニングの経験がプラスに作用したのでしょうか。





Jリーグが発足したのが、1993年。

今回の代表選手は、物心ついた時には、J下部のチームがあった。

それでも、エリートコースを通り続けた選手だけになっていない。

逆に、9歳10歳の頃から、ずっとJ下部に所属しながらも、プロ選手になれずにサッカーを終えた選手が多数。

これを見れば、意図的に、ずっとJ下部にいない方が良いのでは?

と疑ってしまう現状があります。

でも、それは、エリートコースの指導者が悪いのではないのです。

多くの指導者やスタッフの支えで成り立っている、様々なチームに素晴らしい価値があることを意味しています。

少年団などのボランティアクラブ、教育機関でありながら選手を育てている学校。

ここを含めた競争が、日本の力になっているのでしょう。








 今年も一年ありがとうございました。

ワールドカップが終わっても、少しずつアップしていきます。

来年もよろしくお願いします。
posted by プロコーチ at 18:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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