2005年11月11日

サッカー・フットサルにおける技術の向上

「技術は衰えない。」
セルジオ越後氏の有名な言葉です。
氏は既に65歳。
ご存知の通り、立派なお腹の持ち主です。

以前、フットサル場で一緒にプレーをする機会に恵まれました。
身体のキレは全く感じないものの、
ボールコントロール、ボールキープは輝いていました。
さらに、豪快なシュート。
ゆっくりな動きから、一転。
物凄く速いシュートモーションから、
飛び出していくボールのスピード、正確性は、
ピッチ内の誰よりも輝いていました。
これを間近で見たときに、
「技術は衰えない」
私の頭には自然と浮かんできました。

 最近のトレンドとして、リフティングやフェイントを中心とした、
技術解説の本・DVDが人気を集めています。
このような、リフティングやフェイントは1人でトレーニングできます。
また、上達の度合いが目に見えて分かりやすいです。
そんな手軽さ、分かりやすさが受けて、大きなトレンドになっているようです。

ただ、一つだけ!気をつけなければならない事があります。
身につけた技術をいつ使うのか?と言う事です。
サッカー・フットサルの試合では、決して1人でプレーしません。
ゴールがあり、味方がいて、相手プレーヤーが居て、審判が居ます。
その事が、意識されない技術、
意識されないトレーニングは、試合で活きてこないのです。
この技術は、このトレーニングは試合の場面で、
いつ?どこで?どのように?活かすのかと考える。

 そのような、試合で活きる技術をオープンスキル。
トレーニングでしか、ピッチ外でしか活きない技術を
クローズドスキル、(昔はテクニックとも)と呼んでいます。
フットボールは、サーカスや曲芸ではないのです。
ボール扱いが上手くても、使い所を間違っていたら・・・。

セルジオ越後氏が言う「技術」というのも、
もちろん、このオープンスキルのことでしょう。
高い技術、そして状況を判断する能力。
この2つを揃えて、初めて技術の高い選手となり得るのです。
試合を楽しみ、試合で活躍し、試合で勝つためには、
トレーニングによって、本当の技術、オープンスキルを身につける事です。
ゴールを意識し、DFをイメージし、味方の位置をイメージするトレーニング。
そんなリアリティのあるトレーニング。
こういったトレーニングを積み重ねて、衰えない技術を身につけたいですね。

「よい準備がなければ、よい試合はできない」
「フットボールの上達に近道はない。不断の努力があるだけだ」
・・・デットマール=クラマー氏
近代日本サッカーの父、
教え子に、フランツ=ベッケンバウアー・カールハインツ=ルンメニゲ・釜本邦茂らを持つ
posted by プロコーチ at 13:45| Comment(0) | TrackBack(1) | トレーニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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