2026年07月14日

日本代表の現地評価

今回も 日本代表は 決勝トーナメントの初戦で敗退してしまいました。
選手のミスや監督の采配 そもそもの選手選考、様々な 批判が出ています。
その批判の多くはそれなりに 論理的で納得できるものも多いです。ただ現場を知らない 地上の空論 かなと思う 批判も少なくはないと感じています。

では ワールドカップ 現地での評判はどうだったのでしょうか。
シアトルとバンクーバー 2つの会場だけですが、私が実際に感じたことをお伝えします。
「あなたたちの代表チームはすごいいいチームだね」
「私は日本代表のサッカーが大好きよ」
現地の人がわざわざ私に話しかけて、日本代表に対するポジティブな意見を教えてくれました。
さらに 深掘りして聞くと、「全員が90分間 サボらずにプレイしている、チームの規律が素晴らしい」「スピーディーにパスを回してパスを出しても止まらない、見ていて楽しい」「(守備時において
)どの場所でも数的を作っている どれだけ走るんだ?!」このような意見でした。
さらには、「私たちの代表チームよりもいいわ」とまで。
これらの意見は全て、ブラジル代表に敗退した後の意見です。

元々日本そのものも、好意的に受け止められていることが多いと感じました。そしてさらに今回の森保監督 率いる 日本代表の活躍。日本の評価は高まりました。
成績だけを見ると前回同様もしくは 前回から少し落ちてしまった。そのような印象があるかもしれません。
ですが 世界での評価を高めた。ワールドカップ という場所が国や チーム選手の品評会という一面もあります。だとすれば 今回のワールドカップは次につながる
、大成功と言えるのでしょうね。
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2026年06月14日

選択肢を増やすのか? それとも一つの武器を追求するのか?

ブラジル代表のヴィニシウス ジュニオール。
彼が 左サイドの高い位置でボールを持った。
その時 フォワード は彼の前に流れないし、 左サイドバックは オーバーラップしない。
なぜだろうか?

テレビの解説が、サイドバックがオーバーラップをすれば 選択肢が増えるのに。なぜしないんだ?!強く語っていました。
理由は 左サイドバックは オーバーラップをすれば ヴィニシウス ジュニオールはそこに パスも出せるし自分がドリブルして カットインというように選択肢が増える。
それが解説の言い分 でした。

チームの約束事。
現代でしたら プレイモデルと言いましょうか。アタッキングサードでボールを持った時にどのように動くのか?
トップチームでは11人全員が戦術行動を理解し遂行します。それを立案し徹底させるのが 監督の大事な大事な仕事です。

ヴィニシウスジュニオールが左サイドでボールを持ったらそこに 枚数をあえてかけない。
ブラジル代表のアタッキングサードでのプレイモデル。
これには メリットがあります。
オーバーラップをかけないことで 相手 ディフェンスの枚数が増えないからです。いわゆる アイソレーション。
1対1で勝つ可能性が高い選手がいる時に用いられる戦術の一つです。バスケットボールの神様 マイケルジョーダンを想像してくれれば分かりやすいかと思います。

このブラジル代表が採用しているプレイモデルは、特に新しいものではありません。ブラジルでは定番のものです。サイドの高い位置でアタッカーがボールを持つ。他の選手はそこにサポートに行くのではなく後ろや ゴール前 逆サイドで待っている。
意図的に 1対1を作り出すのです。

どのプレイモデルが正しくて、どのプレイモデルが間違っている。そういうわけではありません。11人全員がプレーモデルを理解し、間違いなく遂行していく。それこそがチームスポーツである サッカー フットサルに求められています。自由気ままに見えるブラジル人たちも、真面目にプレイモデルを守っています。
こういった観点でサッカーを見れば一つ 面白い 視点が増えるのではないでしょうか。

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2026年01月01日

本年もよろしくお願いいたします。

明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。


ここ数年、更新を怠ってしまっていました。

反省ですね。。。


2026年は、日本代表が今まで積み重ねていたパワーを、発揮してくれる一年となるはずです。

私もパワーを発揮できるように、積み重ねていきたいと思います。

・ブログを、週に数回更新すること

・睡眠の質を上げること

・指導力の向上を目指すこと


頑張ります!!!
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2024年01月01日

新年あけましておめでとうございます。

 新年あけましておめでとうございます。

本年が、みなさまにとっても、素晴らしい一年になりますように。

今年の目標は立てましたか?

一年の計は元旦にあり、と言いますね。

私は、今日、幼少からお世話になっている神社でひいたおみくじが

あまりよろしくありませんでした。

一層、気を引き締めて頑張れ!という神様からのアドバイスだと捉えて、

2024年も、常にチャレンジする一年にしたいと思います。


今年の目標

「運動-栄養-休息」のサイクルを回し続けること。

年齢を重ねても、足が遅くなった、筋力が落ちた、とはあまり感じていません。

ですが、小さい怪我からの回復や、少し無理した時の疲労から戻ってくるのが遅い。

昨夏に、久しぶりにブラジルに遠征&勉強に行ってきました。

何日経っても、時差ボケが抜けませんでした。

年齢を感じた瞬間でした・・・。

だからこそ、休息に力点を置いて、活動する。

特に、質の高い睡眠を取るための行動を意識する。

このアクションが、必ず、良いサイクルを回すことを助けてくれるでしょう。

効果を感じるには、時間がかかるかもしれません。

また、ご報告させてもらいます。



 みなさんも、何か一つ、目標を立ててはどうでしょうか?

それが、生活の質を改善してくれたり、フットボールのプレーの質を高めてくれる。

そんなきっかけになれば、いいですね。

では、2024年を素晴らしい一年にしていきましょう!





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2022年12月31日

日本サッカー界の武器

26分の4。

この数字が日本サッカー界、最大の武器なのかも知れない。

U12年代から、U15、U18とずっとプロクラブの下部組織で育った選手の人数です。

街クラブ、少年団、中体連、高体連、大学サッカー。

これらを複雑に組み合わせて、プロの世界までたどり着いているのです。

実は、世界的に見ても、特殊な状態です。

Jクラブの下部組織から、一度、追い出されてから復活している。

セレクションを落とされた経験があり、他を経由して、プロになる。

プロの世界にたどり着くまでに、実に多様な道のりがあります。





 多様な道を辿っていることが、力にもなっています。

今回のワールドカップのクロアチア戦。

PK戦で決めたのは、高体連出身の浅野選手。

ユース出身の吉田、三苫、南野選手はユース出身。

2010年南アフリカ大会。

ここでもベスト16のパラグアイ戦はPK戦でした。

PKを決めた、本田、長谷部、遠藤選手は、いずれも高体連出身。

外した駒野選手は、ユース出身。

これは、単なる偶然でしょうか?

一発勝負のトーナメント戦の経験、高体連特有のトレーニングの経験がプラスに作用したのでしょうか。





Jリーグが発足したのが、1993年。

今回の代表選手は、物心ついた時には、J下部のチームがあった。

それでも、エリートコースを通り続けた選手だけになっていない。

逆に、9歳10歳の頃から、ずっとJ下部に所属しながらも、プロ選手になれずにサッカーを終えた選手が多数。

これを見れば、意図的に、ずっとJ下部にいない方が良いのでは?

と疑ってしまう現状があります。

でも、それは、エリートコースの指導者が悪いのではないのです。

多くの指導者やスタッフの支えで成り立っている、様々なチームに素晴らしい価値があることを意味しています。

少年団などのボランティアクラブ、教育機関でありながら選手を育てている学校。

ここを含めた競争が、日本の力になっているのでしょう。








 今年も一年ありがとうございました。

ワールドカップが終わっても、少しずつアップしていきます。

来年もよろしくお願いします。
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2022年12月04日

クロアチアを知る(モドリッチ)

 見事に決勝トーナメントに進出を決めた、日本代表。

ベスト16の対戦相手はクロアチアに決定。

我々にとっても馴染みのある相手ですね。

前回のロシアW杯では、見事ファイナリストに。

人口わずか400万人ながら、フットボール強国として名をはせています。

旧ユーゴスラビア時代は東欧のブラジルと呼ばれ、テクニックの高い選手が出てくる地域でもありますね。







 近年のクロアチアと言えば、モドリッチがあまりも有名。

レアル・マドリードで10年も活躍。

2018年のロシアW杯ではMVPに、同年には世界一の選手としてバロンドールも獲得しました。

名実ともに、世界でもトップオブトップのプレーヤー。





 実は、JFAも公式に、ではありませんが、日本人選手の目標とする選手の好例として示しています。

どの部分を評価し、日本人の目標とする姿としているのでしょうか?
  
一つは、パワーやスピードに頼っていないこと。

モドリッチは、172センチ66キロ。

Jリーガーの中に入っても、小柄で細身ですね。

10代の時には、あまりにも華奢なために、セレクションを落とされたこともある。

恵まれた体格を生まれ持った訳ではない。

その選手が、どのようにプレーをしているのか?




彼の特長は、高いテクニックを発揮し、判断も早い。

しかも、足元にボールを止めて、時間を作る、そこから仕掛けるのは彼のスタイルではありません。

そのようなプレーだと、相手DFとのぶつかり合いが増え、相手に潰される危険が増してしまいます。

だから、止まらずにボールを受けて、動きながらボールをコントロールし、動きながらパス・シュート。

すぐさま一歩目から走り、繰り返しボールに関わる。

動きながらテクニックを発揮し、ボールを受けるためのサポートも優れている。

まさに日本の目指す姿そのもの。

このテクニックは、彼がユース世代に所属していたディナモザグレブのスタイルとのこと。

ファーストコントロールを足元に止めると、プレーが遅くなってしまう。

トップレベルの試合では許されない。

だから、ファーストコントロールで斜めに動かして、相手のプレッシャーを受けず、次のプレーに向かう。

モドリッチは、この教えを忠実に守り続けているのです。

ディナモザグレブは、未来を予測しながら、今の選手を育ているとのこと。

だから、現代フットボールに適合した選手を育て続けれているのでしょうね。









そして、守備においても、自らボールに寄せて奪う。

仲間のためにスペースを埋めながら、危険なエリアをカバーリングもする。

守備時においても、免除されるのでなく、常に積極的に関わっている。

体の大きくない選手が、どのようにプレーすればいいのか?その答えが彼には詰まっているのです。

だからこそ、JFAがモドリッチを目標にすべき選手であると考えているのでしょう。






 日本の子どもたちが目指すべき選手であるモドリッチ。

彼が中盤に君臨する強国クロアチア。

どのような試合になるのかが本当に楽しみです。
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2022年11月01日

代表メンバー26人を選ぶ

 カタールW杯に向けた、日本代表メンバーがもうすぐ発表されます。

どのようなメンバーが選ばれるのでしょうか。

ブラジルでは国民の数だけ代表監督がいる、と言われるくらいに全員がフットボールに対して意見を持っています。

日本でも、徐々に一人一人が意見を発信するようになってきていますね。

ネットやSNSが当たり前になったのも、それを助けているとは思います。






 誰が選ばれるのでしょうか?

ここで考えなくてはならないのは、W杯はオールスター戦ではないということです。

エキシビションマッチであるオールスター。

フットボールではあまりありませんが、野球やバスケでは一般的ですね。

これは興行ですので、人気のある選手や、華がある選手が多く呼ばれます。

ファン投票も実施されますよね。

多くの人の関心を集め、興業として成功させるためには、当然だと思います。

でもW杯は、オールスター戦ではありませんよね。

そこを勘違いしてはならないのですが、ついつい混同しがちです。








 では、代表メンバーに必要な選手とは?

レギュラー格と言えるコアなメンバーが15人前後いると思います。

これは、今の森保監督の選手起用を見ていれば、富安、吉田、遠藤、鎌田、伊東選手、、、。

そこに誰を加えていくのか?

それは役割で考えるといいと思います。

・複数のポジションが出来る、困った時要員

・パワープレーなど特殊な戦い方をする要員

・チームに勢いをもたらす、今、勢いのある要員

・試合にはほぼ出ないものの、1ヶ月の長い期間、チームの雰囲気を整える要員

・4年後8年後を踏まえ、大舞台を経験させたい要員

これらを踏まえて、考えていく必要があります。







例えば、過去の成功例や失敗例で考えます。


控えの選手として重宝されるのは、複数のポジションが出来る選手。

控えではないですが、CBもSBもハイレベルでこなす富安選手は、監督としてはありがたいでしょうね。

ボランチもリベロも出来る長谷部選手。

左右のサイドバックが出来る、長友選手。

賢く組織のために動ける明神選手もいましたね。

今の代表なら、旗手、中山雄太選手なども、複数ポジションを高いレベルで務めれますね。

限られた人数しか呼べない大会では、このような選手の価値は、一段と高まります。






 今、勢いのある選手は?

得点を量産している選手。何をやっても上手くいく感覚のある選手。

選手も人間ですから、当然、好不調の波があります。

説明ができないくらい、好調な時期というものがあります。

今なら、鎌田、久保、横浜FCの小川選手でしょうか。

1990年のイタリア代表のスキラッチ選手は、勢いを評価され代表入り。

ギリギリ選ばれたサブの扱いから、一気に大会得点王まで登り詰めました。







 2014年のブラジルW杯。

この時は、パワープレーをする準備ができていませんでした。

ハーフナーマイク、豊田陽平選手という適任の選手がいたのですが、最後に外してしまいました。

そして、大会本番では、劣勢の場面でパワープレーをする場面が出てきます。

ここでCBの吉田麻也選手に急にその役割を与えます。

あの瞬間、あー、どちらかがいれば違う結果になっていたかも!と考えたサポーターも多かったのではないでしょうか。

同じようなに特殊な役割としては、得点を狙うスーパーサブ。

試合を終わらせるための守備職人、流れを変えれるドリブラー、などが考えられますね。




2002年のワールドカップ。

出場機会のなかった、2人のベテラン選手、秋田、中山選手。

彼らがチームを盛り上げ、励まし、叱咤激励し、落ち着かせていました。

2人のベテランが、自分の役割を理解し全うすることで、自国開催のプレッシャーに打ち克つ集団にしていきました。

1998年では第3GKの小島選手でしょう。

逆に、2006年のドイツ大会では、その役割を果たしていた三浦淳選手を外しました。

伝え聞くところでは、大会期間中のチームは空中分解していたとのこと。

ここにいい兄貴分である三浦淳選手がいれば、変わっていたのかも知れませんね。




 未来のための投資。

ブラジル代表は過去に、ロナウドやカカー選手を10代で大会メンバーに入れました。

仮に出番が無くても、この舞台を経験させておきたい。

そうすると彼らが、将来活躍するための大きな経験値となる。

大切な一枠を使ったとしても、それだけの価値がある!と認めれば、それもありかと思います。

未来への投資ですね。

1998年のフランス大会の小野選手は、この枠だったかと、勝手に考えています。









 さて、もうすぐ26人の発表です。

誰が選ばれるのでしょうね。

少しこのような視点で見てくださればと思います。

じっくりと見守りましょう。
posted by プロコーチ at 13:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月01日

今年の目標

明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

ここ2年、思いっきりフットボールを楽しむことが難しい状況ですね。

それでも、少しでも、なにか出来ることを探しながらフットボールの世界を楽しめているといいですね。

なかなか、明るい展望が見えてきませんが、フットボールファミリー皆で、力を合わせて乗り切っていきましょう。

そのお手伝いを少しでも出来れば、とてもうれしいです。

このことが、最大の私の目標です。




 昨年、睡眠の質、呼吸の改善、ブログの更新を目標に掲げました。

呼吸の改善は、毎晩取り組むことにより、少し良くなっていると感じています。

呼吸が変わってくると、自律神経が調い、疲れがたまりにくいようです。

ですが、睡眠の質、ブログの更新は、いまいちでした。

改めて、その二つも取り組んで行きます。

皆さんの目標は何ですか?

少しでも、良い方向に変化するような目標を立て、それに取り組めるといいですね。

私も、今年こそは!!

それでは一年、よろしくお願いいたします。
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2021年07月22日

アドバンテージを活かして

 東京オリンピックが、開幕しますね。

それに先んじて、男子サッカーの初戦がキックオフされます。

コロナ禍において、開催されることは賛成、反対の両方の意見があると思います。

コロナウイルスの感染症は、まだ収まっておらず、ほぼ無観客での開催になりました。

出来ることなら、たくさんの人に見守られ、応援される東京オリンピックを見たかったですよね。







 男子サッカー競技のU24日本代表チーム。

金メダルも!?と期待が集まっています。

海外組が、ほとんどのメンバーを占め、なおかつ経験豊富なオーバーエイジ組が後ろから支える。

攻守において、バランスの取れたチームだと思います。

唯一、心配されたのが、大迫選手を呼ばなかったFWの人選。

中盤には多彩なメンバーがいますが、FWは2人だけ。

しかも2人とも、相手の背後にスペースがあると、より力を発揮するタイプの前田・上田選手。

押し込まれることを強く想定していたのでしょうか?

逆に相手が引いた時に、切るカードが無い、と心配していました。

でも、林選手も出場できるようになったので、その課題は、ある程度解消されたものと考えられます。













 日本で開催されることで、幾つかのアドバンテージがあるはずでした。

ホームでの大観衆が、苦しい時でも後押ししてくれれば!

この大きな大きなアドバンテージは消失してしまいました。

でも、まだ、アドバンテージは残っています。


まずは、オフでも、オンでもよく知っている環境でプレーできる。

見知らぬ異国で長い時間生活してストレスを受けることはありません。

旅先では、ふとした時に、思わず疲れが出てしまうのは、人間ですから、彼らも同じです。










 そして、何よりもこの暑さ。

日本の夏は、暑く、湿度も高い。

この高温多湿の気候は、選手の足を止めるでしょう。

ユーロで繰り広げられていたような、ハイインテンシティな試合は、あり得ません。

ユーロでも、前半残り10分、後半残り20分になると、いずれも足が止まり始めていました。

そして、選手間の距離が開き、コンパクトではない状況が生まれていました。

例えば、本日のロンドンは、18時の気温27℃、湿度は48%。

日本の東京の18時は、気温30℃、湿度は62%。

足は思ったよりも動かない、コンパクトでない時間が、もっと早く訪れると予想されます。

そうなると、活躍するのは、アジア・アフリカ勢、そして中南米のチームです。

2002年の日韓W杯は、ヨーロッパの強豪が予想よりも早く敗退しました。

日本、韓国、セネガルが躍進し、優勝はブラジルでしたよね。






 


 このアドバンテージを活かして、日本代表が男女ともに大活躍してくれることを信じています。

スタジアムには足を運べませんが、テレビの前から、気持ちを送りたいと思います
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2021年01月01日

今年の目標。

明けましておめでとうございます。

有言実行、大事ですよね。

目標を胸に閉まっておくだけでは、2月くらいには忘れがち。

周りに宣言することで、応援してくれる友人が出てくるかも。

そして、自分にプレッシャーをかけ続けることにも。






 と言う事で、宣言します。

私の2021年の目標。

・睡眠の改善

睡眠の改善に取り組むことで、運動、栄養、休息のサイクルを潤滑に回したい。

仕事がら、睡眠が度々崩れてしまう。

そうすると疲労は回復せず、プラスアルファのトレーニングまでいたらない。

もちろん、指導の質にも直結してくると思います。

そのためには、スマホやPCを終わらせる時間。

睡眠のための行動。

質の高い睡眠をとり続けます。


・呼吸の改善

1日に呼吸する回数。

それは2万回とも3万回とも言われます。

その呼吸を改善し、体をスムーズに疲れなく動けるはず。

胸を開き、お腹を動かし、深く大きい呼吸。



・ブログを定期的に上げ続けます。

長いものを上げ続けるのは難しいかも知れません。

短くても、読んだ方に気づきは納得を得てもらえる内容にしていきたいです。





コロナによるしんどい時代が、もう少し続きそうです。

でも、ボールは一つ、フットボールは変わりません。

待てば海路の日和ありとも言います。

今年一年、少しでも笑顔でボールを蹴る時間を、皆様が持てますように


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2020年12月31日

今年も一年ありがとうございました。

 今年、皆さんはフットボールをエンジョイ出来ましたか?

年前半は、全く蹴れなかったフットボール仲間も多いのではないでしょうか。

ようやく、2020年の後半はボールを蹴れる日々が戻って来ましたね。

仲間とボールを蹴り、私の選手に指導を出来る喜びを、心から感じる一年でもありました。

stayhomeで我慢していた分、外に飛び出せたあの瞬間は、忘れられません。




個人的なことですが、このブログの更新が滞っていて、すみませんでした。

なかなか、心が定まらず、何を発信していいのか悩む一年でもありました。

コロナ禍の中、戦っておられる、苦しんでおられる方々に、何を伝えたらいいのか。

未熟な私には、紡ぐ言葉がありませんでした。







 来年は、少しずつではありますが、また更新させて頂こうと思います。

難しい言葉は使わずに、フットボールの本質を伝えていく。

自分のライフワークとして取り組んでまいります。

皆様に、笑顔溢れる、フットボールに集中できる年が来ますように。

心からお祈り申し上げます。
posted by プロコーチ at 23:45| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月09日

熟成されていないけど、状態は良さそう。

 久しぶりの日本代表戦。

楽しみですね。

フル代表は、2019年の吹田で開催されたキリンチャレンジカップまでさかのぼります。

ベネズエラ戦以来の約1年ぶり。








 今回の代表戦の特徴は、海外組だけで行うこと。

ヨーロッパでプレーしている選手だけで、23人も選手がいる!

中田ヒデ1人だけ、数人の海外組が合流。

というのがニュースになっていたのが、20年前くらいです。

海外の市場でも日本人が戦力として受け入れられて来ているのでしょう。

しかも、全てのポジションにいる。

GKやCBと言った、高さが求めれるポジションでも、ヨーロッパの舞台で闘えている。

これは、素晴らしいことだと思います。











 ポジションで考えると、FWが少ないのが気になります。

今回は、大迫・鈴木武蔵の2人だけ。

岡崎がケガをして、辞退してしまったことを考えても、層が薄いですね。

このポジションは、結果を出し続けることでのみ、自分を証明することが出来るポジション。

しかも大迫は、クラブでは攻撃的なMFでも考えられているようです。

その方が強みを発揮できると、所属クラブの監督が発言していました。

日本は、ペナルティエリアで勝負できる選手が少ないのが、一つの弱さだと言われています。

GKとCBは、少しずつ増えて来ているので、今度はFWですね。













 今回の代表戦。

ヨーロッパで活動している選手が、ヨーロッパで招集されている。

一番のメリットは、ここですね。

移動時間が短いこと。

時差がほとんど無いこと。

そして今は、シーズンが始まったばかりなので、コンディションもバッチりでしょう。

親善試合で交代枠も多く、森保監督も交代枠を積極的に使うはずです。

最初から最後まで、ある程度、強度の高い試合が、予想されます。









 ただし、チームとしては、全く成熟していないでしょう。

お互い分かり合っているメンバーもいるでしょうが、久々の顔合わせ。

コンビネーションや、守備の役割分担などが、ギクシャクすることも度々あると思います。

その中で、チームを勝利に導くことが出来る選手が出てくるでしょうか?

海外で図太く戦い、ゴールを目指し、目の前の選手を打ち破るぞ!

そのような部分で相手を上回ることが出来れば、いい試合になるでしょう。

上手いこと試合を進めようとする考えだけが先行するならば、苦戦してしまうはずです。

どのような試合を見せてくれるのでしょうね。








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2020年09月19日

才能とはなにか?

 鹿島アントラーズに所属していた内田篤人選手が現役を引退されました。

最後の試合は、テレビ越しですが、まだまだ出来そうに見えます。

もう何年かはプレーして欲しいと、正直に思います。

「先輩たちがグラウンドでやるべきことをやっていたのを見てきました。(小笠原)満男さん、柳さん(柳沢敦)、(大岩)剛さん、中田浩二さん、僕が入った年は本田(泰人)さんもいましたが、鹿島の選手らしい振る舞い、立ち姿を感じるものがあった。それが僕にはできていないなと。練習中も怪我をしないように少し抑えながら、ゲームでも少し抑えながらというプレーが続く中で、たとえば(永木)亮太とか小泉慶とか土居(聖真)くんとかが練習を100%でやっている中で、その隣に立つのは失礼だなと思うようになった。鹿島の選手としてけじめはつけなきゃいけないなと思った」全力で出来ないのはいけないなと思った」…引退会見より引用

 この価値観が、最多タイトルを保持している鹿島アントラーズの強さなのでしょうね。

鹿島にはジーコが残しているものが、脈々と受け継がれている。

「才能とはチームとチームの勝利のために貢献する、そんなプレーができることだ。」

ジーコの有名な言葉です。







同じくブラジルのクルゼイロのコーチが教えてくれました。

「トレーニングは試合のように、試合は戦争の様にプレーしよう」

ブラジルと言えば、華麗なテクニックが思い浮かぶかもしれません。

でも南米のフットボールは、そんなに美しい部分ばかりではありません。

体を削り合うような、ボールの奪い合い。

やられたら、やり返す。

勝利のためにチームに貢献する選手こそが、価値のある選手。










 内田選手の引退の理由は、チームに貢献できないと感じたからなのでしょうね。

彼の新しい人生も輝かしいものになりますように。


 
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2020年03月13日

心の中の火

 全日本フットサル選手権。

2011年3月11日のあの日。

代々木体育館で観戦していました。

府中の試合、浦安の試合を観て、少し休憩。

外に一回出て、昼食をとることにしました。

そこで、大地震が起こったのです。

あれから、9年が経ち、今年の選手権。

今度は、新型コロナウイルスの影響で、中止に。

フットサルにとっても、サッカー界にとっても辛いことです。













 2011年の3月11日。

まだまだ風化しない、大災害です。

たくさんの人々が奮闘して、日常が戻って来ています。

まだまだ、復興の途中ではあります。

思い出すと、3月の半ばは、特に、ボールを蹴ることが考えられない。

自粛、不謹慎、なぜ今?

フットボールをしようとすることが、悪かのような空気も感じました。

でも、その中でも、フットボールの火は消えていませんでした。

チャリティーマッチもありましたね。

Jリーグも戻ってきて、日常の光景が少しずつ戻って来ました。

大人も、子供の、皆が笑ってボールを蹴れる日が戻りました。
















 2020年の3月。

またもや我々は、フットボールを取り上げられました。

今回は自然災害ではありませんが、どうすることも出来ないウイルス。

中国発で、世界中に。

フットボールのトップシーンであるヨーロッパでも拡大してしまいました。

多くのリーグが、日本と同じように、延期してしまいました。

日本も学校が休校になり、部活も停止。

クラブチームも活動停止。

たくさんの少年向けのスクールが、お休みになっていますね。

またもや、ボールを蹴ってはならないような、自粛の空気が広がっています。

今回の新型コロナウイルスが、治まるのはいつになるのでしょうか?

サッカーも、フットサルも、たくさんの大会やリーグが中止になっています。














 フットボールの火を消してしまってはならない。

災害でもウイルスでも、我々の心の中の、フットボールの火は消すことは出来ない。

心の中で、大事に大事に守り続けて行きましょう。

今は、ボールを蹴れない仲間もいるのかもしれない。

テレビで、書籍で、動画で、フットボールに触れておきましょう。

ボールを蹴れる環境にあるならば、体調を管理し、手洗いを徹底し、蹴り続けましょう。

迷惑がかからないように、少しずつフットボールの火を燃やしておきましょう。

ウイルスの恐れが無くなった時には、その火を、もう一度大きく燃え上がらせるために。
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2020年02月22日

今年も始まる

 Jリーグ、2020年シーズンも開幕。

新型ウイルスで大変そうですが、無事に進んでくれるといいですね。

J1、J2、J3と3カテゴリー合わせて、56クラブが所属。

かなり、Jクラブが無い都道府県が減ってきました。

意外と近畿地方にJクラブが無いのは、なぜでしょうね。

フットボールが盛んですし、強豪校がいくつもあるのですが。

身近に、フットボールが週末にある環境が出来ている。

プロリーグが無い時代を知っている人間からすると、今は、本当にうらやましい。










 J3のクラブは、プロと言っても大変なようです。

アマチュアのクラブや、強豪の高校や大学の方が環境面では優れている。

専用の練習場やクラブハウスが無い。

月に10数万円の給与。

借り上げのアパートを寮にして、生活。

それにも満たない選手も珍しくありません。

給与が足りない分は、スポンサーになってくれている企業で働いて稼ぐ。

昔の実業団時代と、変わっていない?

実業団の方が、引退した後の身分が保証されていた分、良かったのかもしれません。











でも、プロリーグでプレーしていると夢があります。

イングランドのプレミアリーグ。

岡崎が所属していたレスターのヴァーディ選手。

彼は、工場で働きながら8部や5部リーグでプレーするアマチュア選手でした。

そこからステップアップして、イングランド代表まで上り詰める。

週給で1000万円を軽く超えるほどの、大出世です。

日本にも、ヴィッセル神戸の藤本も似てますね。

アマチュアのJFLから、どんどんステップアップして、今やJ1のクラブで活躍。

まるで日本のヴァーディ―です。














 観ている側も、自分たちの地域のクラブを応援することが多くなっている印象です。

1993年のJリーグ初年度。

この頃は、強いクラブやスターのいるクラブを応援していることが多かったはずです。

ヴェルディやマリノスと言った強いクラブ。

もしくはジーコの鹿島やリトバルスキーのいるジェフ。

当時から、地元に愛されているクラブもあったでしょうが、多くは無かった印象です。

ヨーロッパや南米では、生まれた時から、応援するクラブが決まっている。

祖父の代から、地元の、どこどこのクラブのサポーター。













 
 日本の課題は、ここにあると思います。

地域密着を目指してはいるのですが。

そろそろ、第2世代に入りつつあるのでしょうか。

初年度から数えると、当時20歳だった若者も、今では50手前。

息子と共に、クラブを応援していますか?

結婚して、子供が生まれて、子供が大きくなってなどの理由で、スタジアムから遠ざかっている。

そもそもフットボールから離れている。

このままでは3世代で、クラブを愛し続ける家族がいないではないか。










 フットボールが文化になることが、永遠の目標のはず。

そのためには、フットボールの素晴らしさを知る我々が、動かなくては。

試合を観て、試合の事を語り、自分もボールを蹴って楽しむ。

子供の試合を応援して、子供は親の試合を観に行く。

家族みんなが、フットボールの話題で、一つになれる。

そんな姿が、当たり前になる日本を夢見ているのですが。

でも、難しいことは、胸に閉まって、今年もJリーグを楽しみましょう。







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2020年01月02日

2020年もよろしくお願いいたします。

明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

何と言っても今年はオリンピックが東京で開催されます。

日本に世界中からたくさんの人々が訪れてくるでしょう。

今年は、日本中がワンチームでしたが、来年は世界ともワンチームになりたいですね。










 そのオリンピックを契機に、実は大きな変化がありますよね。

「体育の日」が「スポーツの日」に変わるのです。

「体育の日」は1964年の東京オリンピックの開会式の行われた10月10日でした。

そこから、2020年の東京オリンピックからは「スポーツの日」に。

体育は、先生や教官に教わる。

主に学校で、指示に従い、体を鍛える。

楽しむと言うよりは、体を鍛えるための行動でした。

それがスポーツとなると、自発的な行動であり、強制されるものではない。

学校に限らず、地域や仲間と、自らでアクションを起こし、人生を豊かにするもの。

ヨーロッパやブラジルでは、街に総合型のスポーツクラブをたくさん目にしました。

体育は、学校を卒業すると、関りが薄くなってしまう。

でもスポーツなら、生涯を通じて、楽しむことができる。

それが日本でも当たり前になるといいですね。












 同じように、日本では我々のスポーツをサッカーと呼びます。

何しろ、日本サッカー協会ですから。

でも日本サッカー協会はJFA、日本、フットボール、協会のはずです。

世界で考えると、フットボールに近い言葉を使っている国や地域が多いです。

フッボウ、フッチボウ、フスバルなどなど。

サッカーの呼び名は、日本・米国くらいでしょうか。

イタリアのようにカルチョなど独自の呼び方をする国もありますね。

日本は、独自のフットボール文化が進化しているのでしょうか?

それとも取り残されているだけ?

次のワールドカップが開かれる数10年先に、フットボールに呼称が変わるのかもしれません。












 日々のフットボールライフをめいいっぱい楽しむ。

そして、世界とつながり、世界からも学んでいく。

さらに国際交流につながれば、もっと豊かになっていくでしょう。

スポーツもフットボールも世界とつながっている。

それを感じられる一年になりそうです。

そのお手伝いが出来れば、幸せです。

今年も一年、よろしくお願いいたします。



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2019年11月16日

突き抜けろ。

 日本の希望の星となっている。

久保建英。

バルサの育成組織で少年時代を過ごし、Jリーグに帰還。

それだけでも漫画のようなストーリーでした。

さらに、世界中の選手の憧れのクラブである、レアルマドリードと契約。

弱冠18歳。

この若武者の未来を、誰もが期待しているでしょう。











 実は、私は、そこまでの期待を持てていません。

特に現在のプレーを観ると。

彼の特徴は何か?

それは、賢さと技術の高さ。

賢さの特徴は、DFとDFとの間でのプレー。

ライン間も、横の人と人との間も。

そこに入り込み、ボールを受ける。

技術の特徴は、細かいボールタッチ。

顔を上げて、ボールを見ないで、細かいタッチを繰り返し、DFの先手を取る。

あれをされると、守っている方は困りますよね。












 とても洗練されている選手です。

まるで、10年以上のプロのキャリアのある、中堅〜ベテラン選手のようです。

それを18歳で平然とこなすのですから、未来が楽しみになるのでしょう。

本当に、素晴らしい選手だと思います。

でも、天才と言う形容は、当てはまらない。

なぜなら、彼のプレーを観ていて、ビックリしたことが無いからです。

「そんな所を見てたの?!」

「そのタイミングでパス!!」

と言う、発想やプレーの創造性を感じ、驚かされることがない。

今のままでは、5年後も10年後も同じプレーをしているようなイメージが浮かびます。














 今、彼は、レンタルで所属しているマジョルカで苦労している。

そこは、バルサやレアルのように、主導権を握って試合を進めるチームでは無い。

攻撃の選手に、気の利いたパスを求めてはいない。

求められるのは、ゴールに直結したプレー。

シュートを決める、アシストをする、相手をドリブルで突破する。

守備なら、体をぶつけて、自分の力で奪い取る選手が必要とされる。

コースを切って、追い込む守備では物足りない。

長い距離を走って、味方の穴を埋め、激しく相手に寄せて、寄せきるブレーです。











 この攻守において求められているプレーは、今まで彼が見せていたプレーとは、少し違いますね。

とてもいい経験になると思います。

マジョルカで、求められているプレーを発揮できれば、グンと成長できるでしょう。

上手いだけでなく、怖い選手に。

気の利いたプレーに加え、試合を決めれる選手に。

能力の高く、賢く、メンタルの強い彼だからこそ、期待しています。

突き抜けろ!

昔、あんな選手がいたよね、みたいに振り返りたくはありません。
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2019年08月07日

南米って、そうなんだ...4

 日本人が、得意なプレーは増えました。

特に、繊細で速いボールタッチ。

これは、ブラジルの高いレベルと比べても、遜色ありません。

ボールタッチの種類、繊細さ、スピード。

そして、左右差の少なさ。

日本人選手、指導者の日々の成果でしょう。








 ちなみに、ブラジルの選手。

中でもドリブルを武器にしている選手。

子供の頃から、感覚の違いを感じます。

少し、表現が難しいのですが…。

独特と言えばいいのでしょうか。

ボールタッチは、複雑なことはしません。

リズムが急に変わる。

スピードが変わる。

そこにボディフェイントが混じる。

何よりも、DFとの間合いを制している。

あの感覚は、指導で身につけられるのか?!

永遠の課題の1つです。











 とは言え、これはブラジルでも全員が出来るわけでは無いようです。

では、何が我々に足りないのか?!

その1つが、トカボーラ。

これが出来るのが、ブラジルのほとんどの選手。

日本の多くの子供たちは、出来ていません。

自ら、ボールに向かってプレーすること。

競り合い、浮き球、ルーズボール。

完璧にコントロールされていないボール。

日本の子供たちは、自分のところに来るのを待っています。

苦手な子は、腰が引けるような姿勢で、ボールを処理しようとしている。








 ブラジルでは、全く違います。

子供の頃から、ボールに自ら向かっていきます。

体ごと、ボールに近づいていきます。

ボールが浮いているなら、空を飛びながらでも。

そこに相手がいても、遠慮はありません。

身を守りながら、体ごとボールに向かいます。

このような強さを小学生年代からでも出来るのです。

このボールは俺のだ!

誰にも譲らないぞ!

強い意思を、全身から感じます。










 フットボールが、生活にある。

さらにその生活をよくするために、フットボールを。

ボールと共に人生を過ごしている。

その強さを持った選手の中で、何が出来るのか?

遊びで上手いプレーを見せるだけなのか。

それとも激しい寄せの中でも、テクニックを発揮出来るのか?

日常に、トカボーラがあるか無いか。

ブラジルとの差を埋める、大きなヒント。
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2019年08月04日

南米って、そうなんだ…3

 ヨーロッパで始まった、現代のフットボールは歴史が長いですね。

100年を超えるクラブがたくさんあります。

日本だと、明治時代の後半です。

南米も同じくらい歴史があり、100年を超えています。

例えば、先日のコパアメリカ、初開催は1916年。

いずれも、何世代にわたって、フットボールが身近にあり続けている。











 南米では、男の子が産まれると、サッカーボールをプレゼントしてあげる。

珍しいことではなく、当たり前の光景です。

ブラジルで、歩き出してまもない子供が、ボールを蹴っている光景は、しばしば目にします。

周りも、それを、微笑ましい光景として、温かく見守っている。

特に騒ぐでもなく、日常よくある、そんな空気です。

さあ、やるぞ!とボールを蹴り始めるというより、ボールは蹴るでしょ、サッカーするでしょ。

息を吸うように、ボールを蹴っている。












 ブラジルのクラブで働いているスタッフに、「あなたのサッカーキャリアは?」と聞いてみました。

ちなみに、一緒にボールを蹴ったのですが、かなり強いシュート力を持っている彼です。

返ってきた言葉に驚きました。

「サッカー選手で生計を立てることは難しい、

 私は子供のころから勉強して、将来それを武器にやって行こうとしていた。」

さらに、重ねて聞いてみました。「アマチュアのキャリアは?学生時代は?」

「仲間とたまにボールは蹴るけど、チームに所属したことはない。」

キャリアは、未経験者の初心者に等しいレベルでした。

日本なら、部活で少なからず経験しているであろう、それくらいのプレーは見せていたのに!

フッチボウ(サッカー)の国、ブラジルの実力は、驚くほどに高いのです。













 そして、贔屓にしているクラブについて、そんな会話になります。

私の友人が付き合っている彼女を紹介してくれました。

家族や恋人を大切にする彼らは、しばしば私に紹介してくれます。

彼女からの束縛は、かなり激しいのがブラジルではノーマルだそうで。

一日に10回は、メッセージのやり取りがあるそうです。

とても仲良さそうに、お互い尊重し合っている、いい関係に見えます。

ところが、「彼女は私のライバルクラブが好きなんだ。」

「この人は、好きなクラブさえ同じなら完璧なのに。」

冗談ぽく話してはいるのですが、そこは決して譲らないポイント。

恋人に合わせて、応援するクラブを変えることは考えられない。

産まれてすぐに、お父さんが応援するクラブのユニフォームでくるんであげる。

お父さんもおじいちゃんに、同じように。

家族代々、同じクラブのサポーターであり続ける。

まるで、何かの宗教のように、心の深くまで入っている、変わらない譲れない部分。













 スタジアムや、バール、家のテレビで、サッカーの試合を観戦する。

大声で叫び、泣きそうな顔で落ち込む。

相手の汚いプレーや、ミスに対しては容赦ないブーイング。

味方を信じて、野太い声で後押しをする。

日本の応援も、かなり盛り上がっていますよね。

でも、南米の応援からは、もっと人生叫びのようなものを感じます。

この瞬間!と言う時の声の迫力や、タイミングがそれを表しています。

腹から、その音を感じます。

まるで、和太鼓の演奏を、すぐそばで聞いた時のような迫力です。














 今、ブラジルに滞在しています。

ブラジルでサッカーの仕事をしていると、改めてその歴史を感じさせてくれます。

自分自身、俺はサッカーが好きだ!胸を張って言えます。

でも、それはブラジルでは、それほど特別に好きな部類ではないですね。

産まれた時から、フッチボウと共に生きている人々。

その歴史は、長く深い。
posted by プロコーチ at 09:46| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月21日

ブラジル留学

 今から、30年ほど前の話です。

日本のサッカー界に、小さな流行がありました。

それはブラジル留学です。

その前は、ごく一部の選手がドイツに留学する流れはあったようです。

30年前、それは三浦知良選手のブラジルでの活躍、帰国、読売クラブ・日本代表での活躍。

ワールドカップも、オリンピックも全く想像できない、暗い日本サッカー界。

暗闇を照らしてくれる、一筋の光のように感じてました。

少なくとも、私は、その他とは違うカッコ良さに憧れました。

その憧れを持った少年が、サッカー雑誌の広告を見て、ブラジルに飛び込んでいったのです。

今ではそれが、スペインに行く流れなのでしょうが、当時は断トツでブラジルでした。













 ブラジルでの刺激は、当時田舎の高校生だった私にとっては、強烈でした。

ワールドカップに出たこともない日本の、しかも田舎の高校生。

それが、ワールドカップを当時3回も制していたブラジルに行くのですから。

このような思いを持った中高生が、日本中から集まりました。(30人ぐらい留学生がいたのでしょうか。)

派遣先のクラブでのトレーニングを経て、サンパウロの様々なクラブと試合をしました。

州の2部や3部、三浦カズ選手が活躍した、ジャウーとも試合をしました。

何も分からずに、ただただガムシャラに試合を続けました。

当然、ブラジル人の方が圧倒的にレベルが高い。

それらならば、彼らのプレーをたくさん観察しよう。

そして、出来なくてもいいので、取り入れていこう。















 初めて、相手に認められた瞬間がありました。

それは、右サイドバックで出場した時の試合です。

一つ前の試合の時に、ブラジル人のサイドバックの守備を観察してました。

すると彼らは、相手に前を向かさないように、相手の体に後ろから、低くガンガン押し当てる?ぶつける?

まるで、相撲の立ち合いのようにプレッシャーをかけ続けていました。

(今は反則の基準が厳しくなったので、後ろからのチャージに今よりは寛容だった当時とは違います)

これだ!

私は、左ウイング、黒人選手だったはず、を徹底的にマークしに行きました。

後ろから、低く、ガンガンぶつかり続けました。

何度も、クルっとかわされ、抜き去られました。

それでもスピードには自信があって、何とか追いつく時もありました。

間に合わず、そのままクロスを上げられもしました。

それでも懲りることなく、プレッシャーに行き続けました。

普段の倍?ほど疲れて、試合後は、芝の上に座りこんでいました。

すると、相手の左ウイングが私のそばに来て、何かを話しています。

(やばい、ぶつかり過ぎて、怒らせてしまった?!)

意味が分からないので、困っていると、先輩の日本人選手が訳してくれました。

「お前の守備をほめてくれているぞ、いいプレッシャーでプレーしづらかったらしい。」













 南米の選手は、マークは厳しい。

そして、審判の基準が緩かったり、あいまいだったりします。

少しでもボールを持ちすぎると、足ごとボールを刈られたり、体ごと吹っ飛ばされたりは当たり前です。

そのような環境の中で、小さい頃から試合を積み重ねているのが、南米の選手です。

30年前の私のプレッシャーは、少しだけ、ブラジルの基準に近づけたようです。

だから、対戦相手が認めてくれた。

直に目にしたから気づけた。

体で体感したから、身をもって分かることが出来た。

あの基準を知れただけでも、私のブラジルでの時間は無駄ではなかった。

今でも、そう思います。

30年たって、ブラジルのトップクラブのトレーニングを目にするようになりました。

当時とは、少し変わっていますね。

でも、局面での厳しさ、球際の強さは変わりませんね。

ちなみに、攻撃面では、全く貢献できませんでした。

下手くその悲しいところです。












 コパアメリカを戦う、日本代表。

彼らは、ブラジル留学中なのでしょうか?

この前のチリ戦。

南米の基準に、やられてしまいましたね。

勇気の無い試合。

勇気のないプレーの選択の繰り返し。

いいプレーもたくさんありました。

でもその多くは、チリの選手が強度を下げた残り約30分以降。

キックオフからそこまでは、何とも腰の引けた、接触を怖がっているように感じました。

はっきり言うと逃げのプレーを選択し続けていました。

唯一、中島選手だけが、堂々とボールを受け、勇気を持っていつも通りの仕掛けを見せてくれていました。












 話題の久保選手。

18歳としては、素晴らしいと思います。

特に、残り30分で、相手がゆるめてくれてからは、ポジショニングもプレーの選択も相手に怖さをあたえてもいたでしょう。

それ以前は、なんてことはない、ただの普通の選手。

後半の途中から入ってきた、三好、阿部の両選手。

彼らのパフォーマンスと、久保選手を比べて、久保選手が上!と言えるでしょうか?

18歳には未来があるからと、期待値が高くなって、判断基準が甘くなるのは、プロ選手に失礼です。

ペレは、17歳でワールドカップに出場し、ゴールも決め、優勝しています。

エムバペは18歳でチャンピオンズリーグでゴールを決め、19歳でワールドカップで優勝しました。

若くて上げて良いのは、移籍金。

選手の評価は、年齢に関係なく公平な物差しを持たないと、おかしなことになってしまいます。













 1国を代表し、日の丸を漬けている選手が、留学とはおかしな話です。

でも、とてつもなく、いい経験をしているはずです。

おそらく、一生に一度しか味わえない環境。

親善試合や、日本での試合では味わえない、威圧感。

母国の国民の前で、みっともない試合は見せれないと、本気でぶつかってくる、胸板の分厚い選手。

長い芝も、少し暗く感じる照明も、レフェリーの基準も、観客の反応も、全てが将来の糧になるでしょう。

本気で、それらに立ち向かうから、本物の体験となり、将来の血肉となる。

残り最低2試合は戦えます。

さて、若き日本代表は、南米基準にアジャストし、さらに凌駕することが出来るのでしょうか。






posted by プロコーチ at 02:36| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする