高校選手権を観戦してきました。
準々決勝の2試合。
今年は、関東勢が調子いいですね。
優勝候補に挙げられる、流経柏、前橋育英。
このチームから、高校を卒業して、プロになっていきます。
未来の日本代表はいるのか?
どのようなプレーを見せてくれるのかを楽しみに、スタジアムに向かいました。
スタンドから目に入るのは、手堅い手堅い試合運び。
得点を奪うことよりも、失点をしない戦い方をいかにするのか。
それに長けているチームが、それぞれ勝利。
このような試合を観ると、批判する声が聞こえてくるような。
トーナメント形式の弊害が!
リーグ戦を導入しないと、世界に乗り遅れる!
私は、今回違う感想を持ちました。
負けると即終わりの厳しい戦いをすることで、選手が成長しているのではないか?
人に見られる華やかな環境で、勝利にこだわった戦いを経験は、将来の糧になっているのではないか?
一発勝負のトーナメントで勝ち残る可能性を高める。
そのためには、割り切った戦いを志向する監督が増えていきます。
特に流経は徹底していました。
11人全員で守備をして、ボールを奪う。
ボールを奪ったら、センターフォワードにボールを当てる。
ボールが納まれば、何人かがボールに絡んでいく。
攻撃に参加するのは、3人から4人。
人数をかけるのは、得点の可能性が高まるセットプレー時のみ。
試合はご存知の通り、セットプレーで2得点、ショートカウンターで1得点。
3対0、指揮官の思う通りの展開で、流経柏が勝利しました。
立正大淞南も、技術力の高い選手を揃えていました。
W-UPの時から見せる、ボールコントロールの確かさ。
フリーに一瞬なった時に輝くドリブル突破は、光るものがありました。
ところが、流経の80分間続いたプレッシングに、高い技術を出すことが出来なかったのです。
一方の流経の選手たちのボールコントロールの能力が劣っていたわけではありません。
ボール扱いの上手さは、曲芸師並みのことも、見せるだけのものはもっているでしょう。
ボール扱いの技量の高さで勝負するのではなく。
11対11のフットボールで戦ったのが、勝者になったのです。
監督が、「この試合は1点を争う試合になるから、失点をしない戦いをしよう。」
おそらくこのような指示が出ていたのでしょう。
その指示に、100点の解答を見せたのが、流経の選手たちでした。
彼らの戦いを見ていると、ある光景を思い出しました。
技術力が高く、史上最強だ!
そういわれた、2006年、2014年の日本代表が惨敗した、あの光景です。
ボール扱いが巧みなことと、勝者になることとは、別物であること。
高校生年代に一発勝負だけをさせることには、問題があります。
真剣勝負の数の確保、試合に出るメンバーの固定化、リーグ戦の駆け引きなどなど。
その一方で、やるか!やられるか!の真剣勝負でのみ得られる経験もある。
ワールドカップなどの真剣勝負で、高体連出身選手が重用される理由。
その一つは、この真剣勝負を積み重ねて勝ち得た、メンタリティーなのでしょう。
2015年01月07日
2014年11月20日
このシーンについて、どう感じていますか?
アギーレ監督になって、ようやく結果が出た。
ホンジュラス、オーストラリアを相手に2連勝。
2試合で得点を8点積み上げた。
ようやく結果が出て、ほっとした空気になっているような気がします。
果たしてそれで、本当に良いのでしょうか?
アギーレ監督は、競争の激しい世界でキャリアを積み重ねてきました。
連敗が続けば、自分の立場が怪しくなる。
いくらクラブや代表の危機を救った救世主であったとしても。
そんな栄光は、あっという間に風化してしまう。
手の平を返したように、お払い箱の世界です。
リーガエスパニョーラで指揮を執りたいコーチは、吐いて捨てるほどいるでしょうから。
さて、ここまでのアギーレ監督の4試合で、1勝1分け2敗。
結果が明らかに出ていない。
でも彼は、試していましたよね。
4年後に戦力に成りうる、新しい人材を。
今この瞬間の結果ではなく、4年後のワールドカップを見据えていたはずです。
それが、坂井達弥、松原健、皆川佑介、武藤嘉紀、森岡亮太といった選出だったはずです。
ブラジル戦では、7人の選手が、代表キャップ数一桁の選手のチームでした。
0対4での敗戦。
ネイマールに活躍され過ぎたかもしれませんが、結果は想定内だった?と予想されます。
ところが、突然の方針転換が起こります。
彼は、自分の立場の危うさを感じたのでしょうか?
長谷部、遠藤、今野、内田。
経験と実績がある選手に活路を見出します。
そして、就任以来取り組んできた1-4-3-3と1-3-4-3の併用システム。
ボールを保持しながら、スピードに乗ったサイドアタック。
守備のバランスも同時に取っていく戦いを志向していました。
それもあっさりと放棄。
選手が慣れ親しんだ、1-4-2-3-1を採用。
まるで、就任以来の取り組みを放棄し、5ヶ月前に時間を戻したかのような錯覚すら覚えます。
ちなみにオーストラリアは、我々と違い、4年後のための戦いをしていましたよね。
私が予想するに、今回の戦いは、数ヶ月間の期間限定布陣だと思います。
アジアカップで優勝し、コンフェデ杯の出場権を獲得する。
このタスクを達成するために、可能性の高い方法を弾き出した。
コンフェデの出場権を逃す、アジアカップで惨敗する。
そのような事態になれば、自らの進退が危うくなる。
アギーレ監督のアンテナが、ピピっと反応したのではないか。
かれは、勝負師としての嗅覚を持っていると、私は考えています。
勝負師として、この勝負は負けてはならないと感じた。
だから、現時点のベストメンバーで戦う。
そして、ベストメンバーが気持ちよくプレー出来、勝率の高い戦い方を選択した。
アジアカップが終われば、この布陣は少しずつ解消されるでしょう。
これが、私の予想です。
この試合で、残念で、悔しいシーンがありました。
このシーンを考えると、不快で、寂しく、思わず声を出したい。
後半2対0で迎えた、アディショナルタイム。
オーストラリアの攻撃。
右サイドからクロスボールを上げられます。
あのケーヒルにヘディングシュートを決められてしまいました。
試合はそのまま2対1で終了。
まるで無かったことかのように、この失点が語られません。
私には、理解に苦しみます。
あまり、何も感じていないのが、世論なのでしょうか?
問題は2点。
・試合をそのまま0失点で終わらせることの重要性について
成熟したチームならば、時間を進めさせるプレーを選択したでしょう。
得意で大好きな細かい崩しを、香川・本田で試みて、失敗。
ボールを奪われます。
そのイージーなボールロストが、失点につながりました。
前に進まないポゼッションで、時間を進ませることは出来なかったのでしょうか?
・ゴール近くでの緩慢な守備が、失点につながること
ゴールまで約30〜35M付近。
オーストラリアの13番は、フリーでクロスを上げさせてしまった。
この位置でプレッシャーが無ければ、精度の高いボールが来る。
そして、失点の危険に直結する。
コートジボワール戦での悔しい思いは、もう忘れてしまったのでしょうか。
あの時も、同じような距離から(逆サイドですが)クロスを上げられ、立て続けに失点。
ワールドカップグループリーグ敗退の、直接の原因となった、あの瞬間です!
ワールドカップでベスト16、ベスト8に進んだ国は、ここでのプレーを許していませんでした。
相手に襲いかかるくらいのプレッシャーをかけなければ、相手はミスすらしてくれない。
あの教訓はどこに行ったのでしょうか。
救いは、試合に出ていた守備陣が、失点を悔しがっていることです。
我々も、あの失点について、糾弾するくらいになりたい。
目の前の勝利に、目がくらんではならない。
求める結果は、ここでの勝利ではないからです。
ホンジュラス、オーストラリアを相手に2連勝。
2試合で得点を8点積み上げた。
ようやく結果が出て、ほっとした空気になっているような気がします。
果たしてそれで、本当に良いのでしょうか?
アギーレ監督は、競争の激しい世界でキャリアを積み重ねてきました。
連敗が続けば、自分の立場が怪しくなる。
いくらクラブや代表の危機を救った救世主であったとしても。
そんな栄光は、あっという間に風化してしまう。
手の平を返したように、お払い箱の世界です。
リーガエスパニョーラで指揮を執りたいコーチは、吐いて捨てるほどいるでしょうから。
さて、ここまでのアギーレ監督の4試合で、1勝1分け2敗。
結果が明らかに出ていない。
でも彼は、試していましたよね。
4年後に戦力に成りうる、新しい人材を。
今この瞬間の結果ではなく、4年後のワールドカップを見据えていたはずです。
それが、坂井達弥、松原健、皆川佑介、武藤嘉紀、森岡亮太といった選出だったはずです。
ブラジル戦では、7人の選手が、代表キャップ数一桁の選手のチームでした。
0対4での敗戦。
ネイマールに活躍され過ぎたかもしれませんが、結果は想定内だった?と予想されます。
ところが、突然の方針転換が起こります。
彼は、自分の立場の危うさを感じたのでしょうか?
長谷部、遠藤、今野、内田。
経験と実績がある選手に活路を見出します。
そして、就任以来取り組んできた1-4-3-3と1-3-4-3の併用システム。
ボールを保持しながら、スピードに乗ったサイドアタック。
守備のバランスも同時に取っていく戦いを志向していました。
それもあっさりと放棄。
選手が慣れ親しんだ、1-4-2-3-1を採用。
まるで、就任以来の取り組みを放棄し、5ヶ月前に時間を戻したかのような錯覚すら覚えます。
ちなみにオーストラリアは、我々と違い、4年後のための戦いをしていましたよね。
私が予想するに、今回の戦いは、数ヶ月間の期間限定布陣だと思います。
アジアカップで優勝し、コンフェデ杯の出場権を獲得する。
このタスクを達成するために、可能性の高い方法を弾き出した。
コンフェデの出場権を逃す、アジアカップで惨敗する。
そのような事態になれば、自らの進退が危うくなる。
アギーレ監督のアンテナが、ピピっと反応したのではないか。
かれは、勝負師としての嗅覚を持っていると、私は考えています。
勝負師として、この勝負は負けてはならないと感じた。
だから、現時点のベストメンバーで戦う。
そして、ベストメンバーが気持ちよくプレー出来、勝率の高い戦い方を選択した。
アジアカップが終われば、この布陣は少しずつ解消されるでしょう。
これが、私の予想です。
この試合で、残念で、悔しいシーンがありました。
このシーンを考えると、不快で、寂しく、思わず声を出したい。
後半2対0で迎えた、アディショナルタイム。
オーストラリアの攻撃。
右サイドからクロスボールを上げられます。
あのケーヒルにヘディングシュートを決められてしまいました。
試合はそのまま2対1で終了。
まるで無かったことかのように、この失点が語られません。
私には、理解に苦しみます。
あまり、何も感じていないのが、世論なのでしょうか?
問題は2点。
・試合をそのまま0失点で終わらせることの重要性について
成熟したチームならば、時間を進めさせるプレーを選択したでしょう。
得意で大好きな細かい崩しを、香川・本田で試みて、失敗。
ボールを奪われます。
そのイージーなボールロストが、失点につながりました。
前に進まないポゼッションで、時間を進ませることは出来なかったのでしょうか?
・ゴール近くでの緩慢な守備が、失点につながること
ゴールまで約30〜35M付近。
オーストラリアの13番は、フリーでクロスを上げさせてしまった。
この位置でプレッシャーが無ければ、精度の高いボールが来る。
そして、失点の危険に直結する。
コートジボワール戦での悔しい思いは、もう忘れてしまったのでしょうか。
あの時も、同じような距離から(逆サイドですが)クロスを上げられ、立て続けに失点。
ワールドカップグループリーグ敗退の、直接の原因となった、あの瞬間です!
ワールドカップでベスト16、ベスト8に進んだ国は、ここでのプレーを許していませんでした。
相手に襲いかかるくらいのプレッシャーをかけなければ、相手はミスすらしてくれない。
あの教訓はどこに行ったのでしょうか。
救いは、試合に出ていた守備陣が、失点を悔しがっていることです。
我々も、あの失点について、糾弾するくらいになりたい。
目の前の勝利に、目がくらんではならない。
求める結果は、ここでの勝利ではないからです。
2014年08月20日
たった5分で
たった5分間で、9回も。
今年も、全日本少年サッカー大会が行われました。
8人制が、だいぶ浸透してきたのでしょうか。
それでも、地域によっては、11人での試合を捨てきれていない。
小学3・4年生から、11人制になる。
そして、全小の予選だけが8人制で開催される。
子供たちのことを第一に考えるならば、少人数制の試合。
そして、一発勝負のトーナメントではなく、リーグ戦形式。
たくさんプレーに関わりながら、試合の流れを読める選手を育てたくはないのだろうか。
昨年の全日本少年サッカー大会決勝。
私は、それをテレビ観戦して、何を思ったのか?
振り返って読んでみました。
http://futebol.seesaa.net/article/371551419.html
それによると、技術にこだわり、ボールをつなごうとするチームの戦い。
だったら、パスが3本以上つながった回数は、何度あったのか?
前半20分を終えたところで、たったの、4回にしか過ぎませんでした。
ボールを奪って、速い攻めを志向しているチーム同士の対戦ではありません。
つなごうとするチーム同士の対戦で、パスが3回つながった回数が、4回。
その数週間後に、バルセロナ、リバプールのU-12の試合が、東京でありました。
パス3回は、当たり前でしたね。
今年、セレッソ対レイソルの決勝戦。
キックオフと共に、ボールにプレッシャーをかけようとする守備側のチーム。
それでも焦らずに、ボールを下げて、横に拡げて、相手の穴を見つけようとします。
ビルドアップの時は、GKまでが関わります。
簡単にロングフォワードパスで逃げることはありません。
アタッキングサードに入っても、少ないタッチで、相手を置き去りにするコンビネーション。
パスだけでなく、ドリブル突破も使います。
ドリブルが良いアクセントになって、パスとのバランスも、工夫されています。
レベルの高い試合に、思わず引き込まれてしまいました。
さて、パスの本数はどうだったでしょうか?
開始、たった5分。
5分間で9回も、パスを3本以上つなげていました。
そして、3回以上つながった時は、高い確率で、アタッキングサードに入ってきています。
後ろで、パスを回すためだけに回していない証拠とも言えるのではないでしょうか。
8人制だと、縦に急いでしまう?
8人制だと、スピードやパワーに頼った試合運びが有利ではないか?
彼らの試合を見ていると、そのような疑念は吹き飛んでしまいます。
今、11、12歳の彼ら。
7・8年すると、プロの世界で戦っているのでしょうか?
ブラジルにサポートメンバーで入っていた、杉森選手。
彼がキレキレのドリブルを武器に、全小を優勝に導いたのが、ほんの5年前。
彼らの成長が、本当に楽しみです。
今年も、全日本少年サッカー大会が行われました。
8人制が、だいぶ浸透してきたのでしょうか。
それでも、地域によっては、11人での試合を捨てきれていない。
小学3・4年生から、11人制になる。
そして、全小の予選だけが8人制で開催される。
子供たちのことを第一に考えるならば、少人数制の試合。
そして、一発勝負のトーナメントではなく、リーグ戦形式。
たくさんプレーに関わりながら、試合の流れを読める選手を育てたくはないのだろうか。
昨年の全日本少年サッカー大会決勝。
私は、それをテレビ観戦して、何を思ったのか?
振り返って読んでみました。
http://futebol.seesaa.net/article/371551419.html
それによると、技術にこだわり、ボールをつなごうとするチームの戦い。
だったら、パスが3本以上つながった回数は、何度あったのか?
前半20分を終えたところで、たったの、4回にしか過ぎませんでした。
ボールを奪って、速い攻めを志向しているチーム同士の対戦ではありません。
つなごうとするチーム同士の対戦で、パスが3回つながった回数が、4回。
その数週間後に、バルセロナ、リバプールのU-12の試合が、東京でありました。
パス3回は、当たり前でしたね。
今年、セレッソ対レイソルの決勝戦。
キックオフと共に、ボールにプレッシャーをかけようとする守備側のチーム。
それでも焦らずに、ボールを下げて、横に拡げて、相手の穴を見つけようとします。
ビルドアップの時は、GKまでが関わります。
簡単にロングフォワードパスで逃げることはありません。
アタッキングサードに入っても、少ないタッチで、相手を置き去りにするコンビネーション。
パスだけでなく、ドリブル突破も使います。
ドリブルが良いアクセントになって、パスとのバランスも、工夫されています。
レベルの高い試合に、思わず引き込まれてしまいました。
さて、パスの本数はどうだったでしょうか?
開始、たった5分。
5分間で9回も、パスを3本以上つなげていました。
そして、3回以上つながった時は、高い確率で、アタッキングサードに入ってきています。
後ろで、パスを回すためだけに回していない証拠とも言えるのではないでしょうか。
8人制だと、縦に急いでしまう?
8人制だと、スピードやパワーに頼った試合運びが有利ではないか?
彼らの試合を見ていると、そのような疑念は吹き飛んでしまいます。
今、11、12歳の彼ら。
7・8年すると、プロの世界で戦っているのでしょうか?
ブラジルにサポートメンバーで入っていた、杉森選手。
彼がキレキレのドリブルを武器に、全小を優勝に導いたのが、ほんの5年前。
彼らの成長が、本当に楽しみです。
2014年08月03日
脳内フォルダ
画像診断の"?"を"!"に。
研修期間中に学ぶべき画像診断学の2つの基本をこの1冊でマスター。
1.目的となる診断に対してどの画像検査をどの順序でどのような方法で行うか知ること
2.解剖学的知識をふまえて異常所見の有無とその所見を正確に表現できるようになること
引用…研修医のための画像診断 出版社医療科学社
疾患ごとに複数の典型例を掲載! バリエーション豊富な典型所見と鑑別所見で,実践的読影力が身につく! よく出会う95の頭部疾患を,充実の2,000画像で解説.多くの症例を見て読影力を上げたい方におすすめ
引用…圧倒的画像数で診る! 頭部疾患画像アトラス 出版社羊土社(書籍紹介より引用)
少し気になって、調べてみました。
お医者さんが、レントゲンやMRIなどの画像を見て、診断する。
最初から分かってるはずがない。
どうやって、その腕を磨いているのか?
様々な症例を見ることが、診断する精度を高めるのではないか?
まずは知ることではないのか。
書籍を調べてみると、山のようにこの手のものが出てきました。
お医者さんも、日々努力をなさっているようです。
このようなことを考えるキッカケがありました。
先日、新宿の貸会議室を利用し、ワールドカップ報告会を行いました。
たくさんの写真を紹介しながら、ブラジル現地の空気を伝えようとしました。
そして、本題。
スタジアムで撮った動画をプロジェクターで流します。
私が特に気になった、プレーを解説しました。
攻撃は、オランダ・ドイツのスペース作り、使い合う、プレー。
守備は、コスタリカの5バックの形成、そして攻守、守攻のトランジション。
最初に、ホワイトボードを用いて、解説。
プレーの原則や、選手の配置、プレーの流れをゆっくり話しました。
それから、ビデオを流しました。
1度、2度と流しても、あまり伝わりません。
静止させながら、この動き!、このタイミング!!と伝えます。
5回6回と話しながら、流すを繰り返しました。
そうすると、徐々に伝わっていったようです。
最後には、解説無しで、動画を流しても、理解できました。
ただし、1回目は、「え?何かありましたか?」と言わんばかりの反応でした。
参加者の皆さんは、普段から試合を見ています。
ワールドカップだけでなく、Jリーグや、子供の試合など、観戦は多数しているようです。
なぜ、1回目のような反応になってしまうのか?
後日、参加者の何人かと、このことについて話してみました。
「最初は、何が起こっているかが分からなかった。」
「話してくれたことは理解できても、あっという間にプレーが行われるから」
つまり、目には入っているのだが、分析が出来ていない。
では、分析できない理由は、何でしょうか?
・その現象、行動そのものをを知らなかった
・その現象、行動が起こっている場所に注目を払っていなかった。
(特にボールの動きに目をとらわれてしまっていた)
この2つが解決出来るかどうかが、カギのようでした。
そして、その解決のカギは、質の高い観戦を増やすこと。
ボールの動きをただ追い掛けるだけの観戦。
知識なく、もしくは間違った知識のまま、観戦回数だけを増やす。
それでは、ピッチ上で起きていることの、数分の1も理解することは出来ないでしょう。
まずは、知ること。
戦術的行動に、どのような意味があり、何が狙いなのか?
自分の脳内PCにたくさんのフォルダを作っておくこと。
そうすれば、この状況は、このようなことが起こるのではないか?!
予測を持って、試合を見ることができてくるはずです。
これは、子供たちの成長のヒントにもなるでしょう。
まず、サッカー・フットサルの試合を観戦しているか?
そして、局面、大局を読み取れる大人と、一緒に観戦しているか?
質の高い観戦をどれだけしているか。
脳内のフォルダが、増えていき、なおかつ更新されているかどうか。
それは、そのまま、自分のプレーの選択肢になってくるはずです。
どれだけ技術が高くても、さっと取り出せるフォルダが不在では、、、。
研修期間中に学ぶべき画像診断学の2つの基本をこの1冊でマスター。
1.目的となる診断に対してどの画像検査をどの順序でどのような方法で行うか知ること
2.解剖学的知識をふまえて異常所見の有無とその所見を正確に表現できるようになること
引用…研修医のための画像診断 出版社医療科学社
疾患ごとに複数の典型例を掲載! バリエーション豊富な典型所見と鑑別所見で,実践的読影力が身につく! よく出会う95の頭部疾患を,充実の2,000画像で解説.多くの症例を見て読影力を上げたい方におすすめ
引用…圧倒的画像数で診る! 頭部疾患画像アトラス 出版社羊土社(書籍紹介より引用)
少し気になって、調べてみました。
お医者さんが、レントゲンやMRIなどの画像を見て、診断する。
最初から分かってるはずがない。
どうやって、その腕を磨いているのか?
様々な症例を見ることが、診断する精度を高めるのではないか?
まずは知ることではないのか。
書籍を調べてみると、山のようにこの手のものが出てきました。
お医者さんも、日々努力をなさっているようです。
このようなことを考えるキッカケがありました。
先日、新宿の貸会議室を利用し、ワールドカップ報告会を行いました。
たくさんの写真を紹介しながら、ブラジル現地の空気を伝えようとしました。
そして、本題。
スタジアムで撮った動画をプロジェクターで流します。
私が特に気になった、プレーを解説しました。
攻撃は、オランダ・ドイツのスペース作り、使い合う、プレー。
守備は、コスタリカの5バックの形成、そして攻守、守攻のトランジション。
最初に、ホワイトボードを用いて、解説。
プレーの原則や、選手の配置、プレーの流れをゆっくり話しました。
それから、ビデオを流しました。
1度、2度と流しても、あまり伝わりません。
静止させながら、この動き!、このタイミング!!と伝えます。
5回6回と話しながら、流すを繰り返しました。
そうすると、徐々に伝わっていったようです。
最後には、解説無しで、動画を流しても、理解できました。
ただし、1回目は、「え?何かありましたか?」と言わんばかりの反応でした。
参加者の皆さんは、普段から試合を見ています。
ワールドカップだけでなく、Jリーグや、子供の試合など、観戦は多数しているようです。
なぜ、1回目のような反応になってしまうのか?
後日、参加者の何人かと、このことについて話してみました。
「最初は、何が起こっているかが分からなかった。」
「話してくれたことは理解できても、あっという間にプレーが行われるから」
つまり、目には入っているのだが、分析が出来ていない。
では、分析できない理由は、何でしょうか?
・その現象、行動そのものをを知らなかった
・その現象、行動が起こっている場所に注目を払っていなかった。
(特にボールの動きに目をとらわれてしまっていた)
この2つが解決出来るかどうかが、カギのようでした。
そして、その解決のカギは、質の高い観戦を増やすこと。
ボールの動きをただ追い掛けるだけの観戦。
知識なく、もしくは間違った知識のまま、観戦回数だけを増やす。
それでは、ピッチ上で起きていることの、数分の1も理解することは出来ないでしょう。
まずは、知ること。
戦術的行動に、どのような意味があり、何が狙いなのか?
自分の脳内PCにたくさんのフォルダを作っておくこと。
そうすれば、この状況は、このようなことが起こるのではないか?!
予測を持って、試合を見ることができてくるはずです。
これは、子供たちの成長のヒントにもなるでしょう。
まず、サッカー・フットサルの試合を観戦しているか?
そして、局面、大局を読み取れる大人と、一緒に観戦しているか?
質の高い観戦をどれだけしているか。
脳内のフォルダが、増えていき、なおかつ更新されているかどうか。
それは、そのまま、自分のプレーの選択肢になってくるはずです。
どれだけ技術が高くても、さっと取り出せるフォルダが不在では、、、。
2014年07月11日
南米対欧州
準決勝2試合を観戦しました。
2試合共に、南米の強豪VS欧州の強豪。
この試合を観れたことで、気付きがありました。
南米2チームが優れていたのが、ファーストタッチ、ドリブルの活用。
ファーストタッチの際、見事に体を使い、ボールを守る。
腕を広げる、相手に押し付け、自分がプレーする空間を創出。
体を相手に預け、ボールを見せない。
この腕と体の使い方により、体の大きい小さいは関係なくなる。
相手DFが力づくで寄せてくると、コテっと倒れてファールをもらう。
華麗な技よりも、むしろこのプレーが、らしいプレー。
欧州の2チームが優れていたのは、スペースを味方のために作り、見つけて使う。
ビルドアップから、スペースを作り、スペース見つけ、使う。
1本のパスに、4人5人が関わっている。
ボールの動きだけを追いかけていると、気づきにくい。
テレビの中継画面でも、分かりづらい。
スタジアムの高い位置から全体を俯瞰すると、一目瞭然です。
例えば、1人が開いてボールを受けようとする。
さらに、前の選手が背後に飛び出そうと走り出す。
この動きに、相手マークが釣られると、中盤にスペースが生まれる。
そして、サッとスペースに入り、ボールを受けに侵入する。
タイミング良く、パスを出す。
中盤の狭いところにボールが入っていく。
間で受ける、だけでは、難しい。
結果として、ライン間でボールを受けている。
単純にライン間に入るだけでは、守備陣は出し抜けない。
トップレベルの選手が築く守備組織は、強固です。
ただし、意図的なフリーランニングを組み合わせる。
スペースを作る、見つける、入る、使うを行う。
これが優れていたのが、ドイツとオランダでした。
2試合共に、南米の強豪VS欧州の強豪。
この試合を観れたことで、気付きがありました。
南米2チームが優れていたのが、ファーストタッチ、ドリブルの活用。
ファーストタッチの際、見事に体を使い、ボールを守る。
腕を広げる、相手に押し付け、自分がプレーする空間を創出。
体を相手に預け、ボールを見せない。
この腕と体の使い方により、体の大きい小さいは関係なくなる。
相手DFが力づくで寄せてくると、コテっと倒れてファールをもらう。
華麗な技よりも、むしろこのプレーが、らしいプレー。
欧州の2チームが優れていたのは、スペースを味方のために作り、見つけて使う。
ビルドアップから、スペースを作り、スペース見つけ、使う。
1本のパスに、4人5人が関わっている。
ボールの動きだけを追いかけていると、気づきにくい。
テレビの中継画面でも、分かりづらい。
スタジアムの高い位置から全体を俯瞰すると、一目瞭然です。
例えば、1人が開いてボールを受けようとする。
さらに、前の選手が背後に飛び出そうと走り出す。
この動きに、相手マークが釣られると、中盤にスペースが生まれる。
そして、サッとスペースに入り、ボールを受けに侵入する。
タイミング良く、パスを出す。
中盤の狭いところにボールが入っていく。
間で受ける、だけでは、難しい。
結果として、ライン間でボールを受けている。
単純にライン間に入るだけでは、守備陣は出し抜けない。
トップレベルの選手が築く守備組織は、強固です。
ただし、意図的なフリーランニングを組み合わせる。
スペースを作る、見つける、入る、使うを行う。
これが優れていたのが、ドイツとオランダでした。
2014年07月10日
組織を作るコンセプト
ブラジル対ドイツ、観戦のショックから立ち直れません。
好きで、憧れてた代表チームの、あのような姿。
日本人の私でも、ショックは大きい。
ブラジル国民や、代表メンバー、スタッフのショックははかり知れません。
2チームの違いは、何でしょうか。
組織を作り上げるコンセプトそのものが、違うように感じました。
ブラジルは、一人一人の個性を活かす組織。
加えて、強烈な個をさらに活かす組織。
ドイツは、ある戦術的行動のために組織がある。
ブラジルは、木を組み合わせて森を作る。
ドイツは、森を作るために木がある。
守備にも、それがハッキリと表れてました。
ドイツの組織は、11人が連動して、ボールを追い込んでいく。
入らせてはならない場所を、全員が同じ認識を持ち、守っている。
誰が入っても、チームの決め事として、理解出来ている。
ブラジルは、個々が、奮闘し、守備をしようとしている。
どこに追い込むのか、誰が当たって、誰がポジションを修正するか。
この判断が、選手に任せられている?余地の部分が感じられます。
結果として、選手の集結している広さが全く違いました。
なんと、ドイツ守備陣のコンパクトなことか!
ブラジルの守備は、場当たり的で、ドイツのパス&ドリブルコースを限定出来ない。
両国にある、クラブ事情に、その原因の一つがあるはずです。
バイエルンを移植し、クラブチームの力を借りて、コンセプトを高めたドイツ。
バルサとレアルの融合で、世界を制したスペイン。
世界中に散らばるクラッキを集め、チームを作らざるを得ないブラジル。
ブラジルの代表チームとしての限界を見せつけられた気がします。
ベロオリゾンテの屈辱。
個々の選手は、本当に凄いだけに、残念です。
好きで、憧れてた代表チームの、あのような姿。
日本人の私でも、ショックは大きい。
ブラジル国民や、代表メンバー、スタッフのショックははかり知れません。
2チームの違いは、何でしょうか。
組織を作り上げるコンセプトそのものが、違うように感じました。
ブラジルは、一人一人の個性を活かす組織。
加えて、強烈な個をさらに活かす組織。
ドイツは、ある戦術的行動のために組織がある。
ブラジルは、木を組み合わせて森を作る。
ドイツは、森を作るために木がある。
守備にも、それがハッキリと表れてました。
ドイツの組織は、11人が連動して、ボールを追い込んでいく。
入らせてはならない場所を、全員が同じ認識を持ち、守っている。
誰が入っても、チームの決め事として、理解出来ている。
ブラジルは、個々が、奮闘し、守備をしようとしている。
どこに追い込むのか、誰が当たって、誰がポジションを修正するか。
この判断が、選手に任せられている?余地の部分が感じられます。
結果として、選手の集結している広さが全く違いました。
なんと、ドイツ守備陣のコンパクトなことか!
ブラジルの守備は、場当たり的で、ドイツのパス&ドリブルコースを限定出来ない。
両国にある、クラブ事情に、その原因の一つがあるはずです。
バイエルンを移植し、クラブチームの力を借りて、コンセプトを高めたドイツ。
バルサとレアルの融合で、世界を制したスペイン。
世界中に散らばるクラッキを集め、チームを作らざるを得ないブラジル。
ブラジルの代表チームとしての限界を見せつけられた気がします。
ベロオリゾンテの屈辱。
個々の選手は、本当に凄いだけに、残念です。
2014年07月09日
負けたくない試合
ワールドカップも、いよいよ準決勝です。
2回勝てば、ワールドカップを掲げれることが出来ます。
98年フランス大会から、現行の方式に落ち着いています。
32チームが、本大会に出場。
8つに分かれ、グループリーグを戦う。
上位2チーム、計16チームで、ノックアウト方式のトーナメント。
この方式だと、大会が進めば進むほど、負けたくない心理が高まります。
勝ちたい!心理よりも、負けたくない想いが上回る?!
試合展開も、それに合わせるように、守備重視の戦いに。
準々決勝は、その傾向が本当に高かった。
延長戦や、PK戦まで、もつれこむ。
攻撃に枚数をかけて行かない。
セットプレーと、カウンターに望みを託す。
オシムさんも、苦言を呈していました。
準決勝か、準々決勝から、大会方式を変えなければ、この傾向は続く。
誰しも、負けたくない。
負けないことをベースにして、何をくわえれるのか。
どのチームも、方法に違いはあれ、考え方は同じはずです。
もし、オープンな戦い、攻撃し合う試合を観たいならば。
チャンピオンリーグのように、1st.2ndレグで勝者を決める方式にする。
昔のように、2次リーグを復活させるか。
とにかく、一発勝負を変えなければ、変わらない。
今から、準決勝の会場、ミネイロンに向かいます。
開催国ブラジル登場です。
魂の震えを、国歌斉唱を感じることでしょう。
異様な盛り上がり、異様な雰囲気です。
あれを体感したなら、攻めろ!なんて軽々しく言えません。
あの場で!あの空気で平常心は、あり得るのでしょうか。
何はともあれ、行ってきます。
2回勝てば、ワールドカップを掲げれることが出来ます。
98年フランス大会から、現行の方式に落ち着いています。
32チームが、本大会に出場。
8つに分かれ、グループリーグを戦う。
上位2チーム、計16チームで、ノックアウト方式のトーナメント。
この方式だと、大会が進めば進むほど、負けたくない心理が高まります。
勝ちたい!心理よりも、負けたくない想いが上回る?!
試合展開も、それに合わせるように、守備重視の戦いに。
準々決勝は、その傾向が本当に高かった。
延長戦や、PK戦まで、もつれこむ。
攻撃に枚数をかけて行かない。
セットプレーと、カウンターに望みを託す。
オシムさんも、苦言を呈していました。
準決勝か、準々決勝から、大会方式を変えなければ、この傾向は続く。
誰しも、負けたくない。
負けないことをベースにして、何をくわえれるのか。
どのチームも、方法に違いはあれ、考え方は同じはずです。
もし、オープンな戦い、攻撃し合う試合を観たいならば。
チャンピオンリーグのように、1st.2ndレグで勝者を決める方式にする。
昔のように、2次リーグを復活させるか。
とにかく、一発勝負を変えなければ、変わらない。
今から、準決勝の会場、ミネイロンに向かいます。
開催国ブラジル登場です。
魂の震えを、国歌斉唱を感じることでしょう。
異様な盛り上がり、異様な雰囲気です。
あれを体感したなら、攻めろ!なんて軽々しく言えません。
あの場で!あの空気で平常心は、あり得るのでしょうか。
何はともあれ、行ってきます。
2014年07月07日
首を振る
今回のワールドカップ、残念なことがあります。
大好きなメキシコを観ることが出来ませんでした。
オランダに、あのまま勝ってくれれば観れたのに!
サルバドールに、メキシコが来るはずだった試合を観戦に。
今回、熱いチームであるコスタリカを観れるから、OKにしよう。
コスタリカ対ギリシャに続き、2回目の観戦。
オランダに対し、コスタリカはどう戦うのか!?
結果は、とても残念な結末を迎えてしまいました。
今のコスタリカの力では、限界だったのかもしれません。
彼らは、引き分けだけを狙っていたわけではない。
もちろん、時間帯によっては、引き分けも視野には入れていた。
彼らの狙いは、ロースコアの試合展開にすることでしょう。
時折見せるカウンターアタック、試合終盤にも惜しいチャンスを作ります。
最後まで、走りきってた証拠です。
私の座席が、前から、7列目。
ほぼ、ピッチレベル。
そして、ペナルティーエリアと、ハーフラインの中間。
DFラインが、目の前にあるのです。
DFラインの形成、ラインコントロールが、手に取るように見えました。
オランダ、コスタリカ共に、集中しているのが伝わります。
コスタリカのラインコントロールが、素晴らしかった!
ラインを下げずに我慢する。
ラインをスッと下げながら、相手の攻撃を遅らせる。
相手の横、バックパスで、グッとラインを上げる。
オランダらしい、大きなサイドチェンジ。
ラインをさっとスライドさせ、スムーズな対応を見せます。
素晴らしいコントロールで、オランダから良さを奪います。
オフサイドもたくさん取りましたが、それはあくまで結果。
目的は、コンパクトな陣形をキープし続けること。
プレッシャーをかけやすくしておくため。
ラインが動くたびに、選手同士が、首を振ります。
お互いの関係は、どうだ?
相手の動きはどうなっている?
マークはズレてないか?
特に、スライドする方向の逆を見る首降りが、スゴい。
とにかく、お互いに、首を降り、ポジションを少しずつ微調整。
DFラインを崩さず、整え続け、相手をつぶす準備を怠らない。
攻撃の選手が、周囲の情報を集めるために、首を振ります。
優れた選手であればあるほど、この重要度を理解している。
ボールが来る前に、情報をたくさん収集しておきたい。
速やかに、的確な、プレーを選択するために。
守備は、攻撃の裏返しです。
自分の近くにボールが来る前に、情報を収集するのは、同じです。
あの、首降りがあるから、守備が最後まで崩れなかった。
5人で、ラインをコントロールすることは、難しい。
トルシエ元監督のコンセプトであった、フラット3。
ラインコントロール重視のために、3人に減らしてます。
同時性を高めるために、人数を少なくしたのです。
コスタリカのDFラインは、5人。
120分、統制を取り続けた。
彼らがとても、訓練された集団であることが分かります。
魂を込めただけではない、コスタリカの素晴らしさです。
コスタリカの冒険は、終わってしまいました。
私たちは、彼らから、何を学ぶべきなのでしょうか。
大好きなメキシコを観ることが出来ませんでした。
オランダに、あのまま勝ってくれれば観れたのに!
サルバドールに、メキシコが来るはずだった試合を観戦に。
今回、熱いチームであるコスタリカを観れるから、OKにしよう。
コスタリカ対ギリシャに続き、2回目の観戦。
オランダに対し、コスタリカはどう戦うのか!?
結果は、とても残念な結末を迎えてしまいました。
今のコスタリカの力では、限界だったのかもしれません。
彼らは、引き分けだけを狙っていたわけではない。
もちろん、時間帯によっては、引き分けも視野には入れていた。
彼らの狙いは、ロースコアの試合展開にすることでしょう。
時折見せるカウンターアタック、試合終盤にも惜しいチャンスを作ります。
最後まで、走りきってた証拠です。
私の座席が、前から、7列目。
ほぼ、ピッチレベル。
そして、ペナルティーエリアと、ハーフラインの中間。
DFラインが、目の前にあるのです。
DFラインの形成、ラインコントロールが、手に取るように見えました。
オランダ、コスタリカ共に、集中しているのが伝わります。
コスタリカのラインコントロールが、素晴らしかった!
ラインを下げずに我慢する。
ラインをスッと下げながら、相手の攻撃を遅らせる。
相手の横、バックパスで、グッとラインを上げる。
オランダらしい、大きなサイドチェンジ。
ラインをさっとスライドさせ、スムーズな対応を見せます。
素晴らしいコントロールで、オランダから良さを奪います。
オフサイドもたくさん取りましたが、それはあくまで結果。
目的は、コンパクトな陣形をキープし続けること。
プレッシャーをかけやすくしておくため。
ラインが動くたびに、選手同士が、首を振ります。
お互いの関係は、どうだ?
相手の動きはどうなっている?
マークはズレてないか?
特に、スライドする方向の逆を見る首降りが、スゴい。
とにかく、お互いに、首を降り、ポジションを少しずつ微調整。
DFラインを崩さず、整え続け、相手をつぶす準備を怠らない。
攻撃の選手が、周囲の情報を集めるために、首を振ります。
優れた選手であればあるほど、この重要度を理解している。
ボールが来る前に、情報をたくさん収集しておきたい。
速やかに、的確な、プレーを選択するために。
守備は、攻撃の裏返しです。
自分の近くにボールが来る前に、情報を収集するのは、同じです。
あの、首降りがあるから、守備が最後まで崩れなかった。
5人で、ラインをコントロールすることは、難しい。
トルシエ元監督のコンセプトであった、フラット3。
ラインコントロール重視のために、3人に減らしてます。
同時性を高めるために、人数を少なくしたのです。
コスタリカのDFラインは、5人。
120分、統制を取り続けた。
彼らがとても、訓練された集団であることが分かります。
魂を込めただけではない、コスタリカの素晴らしさです。
コスタリカの冒険は、終わってしまいました。
私たちは、彼らから、何を学ぶべきなのでしょうか。
2014年07月05日
日本対ブラジル、裏ワールドカップ開幕!
ブラジル対コロンビア、熱かったです。
南アフリカや、ドイツ、日本、どこで見るよりも、熱かった。
観客の方が、熱くなりすぎるくらい、真剣に見守っていました。
ウェーブが、一度も起きない(二度ほど小さい小さい波は出来かけた)集中力。
腹の底まで震えるような歓声が巻き起こります。
よく、あの中でプレー出来るよな。
逃げ出したくならないのかな。
勝手に心配していました。
実は、前日に、日本対ブラジルの裏ワールドカップを開きました。
フォルタレーザの海岸近くを散歩してました。
チケットを譲ってくれた日本人青年と、ぶらぶら。
日本人青年も、大学まで真剣にサッカーをした、サッカー大好き人間。
お互い、すぐに打ち解け、晩ごはんの店を探していました。
すると、歩道にミニゴールを並べ、裸足でボールを蹴る少年を発見。
「試合しようぜ!」声をかけてみました。
スッと近づきボールを奪い、やろうぜ、やろうぜ、と盛り上げました。
少年3人VS日本人2人、後から歳を聞くと12〜18歳。
裏ワールドカップのキックオフです。
時間の経過と共に、様々な変化がありました。
ギャラリーが増える。
参加人数も増える。
真剣度が増していく。
一番の変化は、態度の変化でしょうか。
私も、ウエストポーチを身につけたまま始めました。
彼らが信用出来ると感じ、イスに結びました。
彼らも、俺の名前はヘイナウド、あいつはパブロ。
名前を名乗り、コミュニケーションを図ってきました。
共に、1つのボールを通して、心を通いあった瞬間でした。
ちなみに、あまり治安のよろしく無いエリア。
薄暗く、彼らの身なりもボロっとし、やたら警察が巡回に来てました。
プレーをした感想は何より、レベルの高さに対する驚き。
ひとりひとりが、堂々とボールを持てる。
味方や、壁当てをするフェイント。
股を通すぞ、上を越えるぞ!と見せかけて、、。
こちらの出方を観察するのです。
素直に守ると、簡単にやられてしまう。
守る側も、フェイントが求められる。
とにかく、小さい駆け引きの繰り返しで、ゲームが成り立ってる。
1対1でキレイに抜けたら、敵味方関係なく、歓声をあげる。
激しく当たっても、問題なし。
ただ、それでブラジル側がやられたら、10中8、9、痛がるフリ。
もう1つ面白く感じたのが、ゴールに対する捉え方です。
点数を数えていない時は、簡単な押し込むだけのゴールは、打たない。
敢えて、DFの戻りを待って、かわしてシュートを狙う。
簡単なゴールなど、欲しくない。
彼らの美学なのでしょうか。
ところが、最後3点取ったら勝ち!の試合が始まると、決めに来る。
はっきりしてますね。
とにかく、ハイレベルなストリートサッカーでした。
「日本強いだろ!」終わってから話しました。
カガワとホンダに、やられたよ。
冗談混じりながら、彼らなり認めたようです。
最後は、ギャラリーも入って、撮影会が始まりました。
ボールを蹴りあった者同士は、距離が一気に縮まりました。
街の、普通の子どもや、青年たちのレベルが異様なまでに高い。
しかも、ただテクニックがあるだけではない。
これは、日本がブラジルに追い付くのは、まだまだ大変そうです。
南アフリカや、ドイツ、日本、どこで見るよりも、熱かった。
観客の方が、熱くなりすぎるくらい、真剣に見守っていました。
ウェーブが、一度も起きない(二度ほど小さい小さい波は出来かけた)集中力。
腹の底まで震えるような歓声が巻き起こります。
よく、あの中でプレー出来るよな。
逃げ出したくならないのかな。
勝手に心配していました。
実は、前日に、日本対ブラジルの裏ワールドカップを開きました。
フォルタレーザの海岸近くを散歩してました。
チケットを譲ってくれた日本人青年と、ぶらぶら。
日本人青年も、大学まで真剣にサッカーをした、サッカー大好き人間。
お互い、すぐに打ち解け、晩ごはんの店を探していました。
すると、歩道にミニゴールを並べ、裸足でボールを蹴る少年を発見。
「試合しようぜ!」声をかけてみました。
スッと近づきボールを奪い、やろうぜ、やろうぜ、と盛り上げました。
少年3人VS日本人2人、後から歳を聞くと12〜18歳。
裏ワールドカップのキックオフです。
時間の経過と共に、様々な変化がありました。
ギャラリーが増える。
参加人数も増える。
真剣度が増していく。
一番の変化は、態度の変化でしょうか。
私も、ウエストポーチを身につけたまま始めました。
彼らが信用出来ると感じ、イスに結びました。
彼らも、俺の名前はヘイナウド、あいつはパブロ。
名前を名乗り、コミュニケーションを図ってきました。
共に、1つのボールを通して、心を通いあった瞬間でした。
ちなみに、あまり治安のよろしく無いエリア。
薄暗く、彼らの身なりもボロっとし、やたら警察が巡回に来てました。
プレーをした感想は何より、レベルの高さに対する驚き。
ひとりひとりが、堂々とボールを持てる。
味方や、壁当てをするフェイント。
股を通すぞ、上を越えるぞ!と見せかけて、、。
こちらの出方を観察するのです。
素直に守ると、簡単にやられてしまう。
守る側も、フェイントが求められる。
とにかく、小さい駆け引きの繰り返しで、ゲームが成り立ってる。
1対1でキレイに抜けたら、敵味方関係なく、歓声をあげる。
激しく当たっても、問題なし。
ただ、それでブラジル側がやられたら、10中8、9、痛がるフリ。
もう1つ面白く感じたのが、ゴールに対する捉え方です。
点数を数えていない時は、簡単な押し込むだけのゴールは、打たない。
敢えて、DFの戻りを待って、かわしてシュートを狙う。
簡単なゴールなど、欲しくない。
彼らの美学なのでしょうか。
ところが、最後3点取ったら勝ち!の試合が始まると、決めに来る。
はっきりしてますね。
とにかく、ハイレベルなストリートサッカーでした。
「日本強いだろ!」終わってから話しました。
カガワとホンダに、やられたよ。
冗談混じりながら、彼らなり認めたようです。
最後は、ギャラリーも入って、撮影会が始まりました。
ボールを蹴りあった者同士は、距離が一気に縮まりました。
街の、普通の子どもや、青年たちのレベルが異様なまでに高い。
しかも、ただテクニックがあるだけではない。
これは、日本がブラジルに追い付くのは、まだまだ大変そうです。
2014年07月03日
スイス、コスタリカに学ぶ。
日本はどこに進むべきなのか?
ワールドカップで勝ち進むのは、本当に大変です。
2012年ロンドンオリンピック。
フットボールにおいては、育成最終年代である、U23の世界大会。
素晴らしい結果を残した、メキシコ、韓国、日本。
オリンピック代表の主力を加えたメンバーで、今回のブラジル大会へ!
残念ながら、日本も韓国も、グループリーグで惨敗。
メキシコも、ベスト16の高い壁をぶち破ることができない。
育成に力を入れて、チーム力を高める方向性は、間違ってないはずなのに。
今大会、躍進した国があります。
コスタリカ、スイス、アルジェリア。
さらには、前回大会も奮闘していた、アメリカ。
彼らに共通しているのは、特定の選手に頼ったチーム作りをしていない。
全員が、規律を守り、チームのために全力を出して走り続けていること。
スターは、チームである!と言う表現が相応しい。
その中でも、スイスとコスタリカの試合を観戦してきました。
ベースとなっているのは、全員で組織された堅い守備!
2チームの、守備組織の構成は異なります。
共通しているのは、全員が全力で守備に取り組んでいること。
前線も中盤も、コースを何となく切るような守備ではない。
全力でボールホルダーに寄せ、プレッシャーをかける。
後方の選手は、常にボールを奪おうとしながら、マークをする。
この守備を、キックオフから、最後まで続けていく。
延長になって、足がつりながらも、まだボールに食らいつく。
頭で分かっていても、そうそう、出来ることではありません。
なぜ、このようなことが可能なのでしょうか。
私の想像に過ぎませんが、スタート地点が2チーム同じなのではないか。
スタート地点とは、相手が自分たちよりも強い。
自分たちよりも強い相手と戦うためには、どうすればいいか。
これは、相手に対して卑屈になると言う意味合いではありません。
最近良く聞く、相手をリスペクトし過ぎて、、とも違います。
相手を分析し、相手を理解するためです。
その上で、自分たちの長所をぶつけ、短所を隠す。
自分たちのスタイルで!と振りかざすのは自由でも、出来ない時はどうするのか。
そもそも、自分たちのスタイルを押し通せるチームなど、限られている。
選手の規律を高める。
最後まで手を抜かずに、走りきる。
これを追及すれぱ、世界の16強、8強は見えてくる。
そのことをスイスやコスタリカは教えてくれました。
スイスも、8強に入るチャンスは、充分にありました。
アルゼンチンは、全くやりたいことを、やらせてもらえなかった。
我々も、彼らから学ぶべきことが、多いにあるはずです。
特別な世界的タレントがいない。
伝統える強国でもない。
まず、相手は強いことを認める勇気が必要でしょうか。
ワールドカップで勝ち進むのは、本当に大変です。
2012年ロンドンオリンピック。
フットボールにおいては、育成最終年代である、U23の世界大会。
素晴らしい結果を残した、メキシコ、韓国、日本。
オリンピック代表の主力を加えたメンバーで、今回のブラジル大会へ!
残念ながら、日本も韓国も、グループリーグで惨敗。
メキシコも、ベスト16の高い壁をぶち破ることができない。
育成に力を入れて、チーム力を高める方向性は、間違ってないはずなのに。
今大会、躍進した国があります。
コスタリカ、スイス、アルジェリア。
さらには、前回大会も奮闘していた、アメリカ。
彼らに共通しているのは、特定の選手に頼ったチーム作りをしていない。
全員が、規律を守り、チームのために全力を出して走り続けていること。
スターは、チームである!と言う表現が相応しい。
その中でも、スイスとコスタリカの試合を観戦してきました。
ベースとなっているのは、全員で組織された堅い守備!
2チームの、守備組織の構成は異なります。
共通しているのは、全員が全力で守備に取り組んでいること。
前線も中盤も、コースを何となく切るような守備ではない。
全力でボールホルダーに寄せ、プレッシャーをかける。
後方の選手は、常にボールを奪おうとしながら、マークをする。
この守備を、キックオフから、最後まで続けていく。
延長になって、足がつりながらも、まだボールに食らいつく。
頭で分かっていても、そうそう、出来ることではありません。
なぜ、このようなことが可能なのでしょうか。
私の想像に過ぎませんが、スタート地点が2チーム同じなのではないか。
スタート地点とは、相手が自分たちよりも強い。
自分たちよりも強い相手と戦うためには、どうすればいいか。
これは、相手に対して卑屈になると言う意味合いではありません。
最近良く聞く、相手をリスペクトし過ぎて、、とも違います。
相手を分析し、相手を理解するためです。
その上で、自分たちの長所をぶつけ、短所を隠す。
自分たちのスタイルで!と振りかざすのは自由でも、出来ない時はどうするのか。
そもそも、自分たちのスタイルを押し通せるチームなど、限られている。
選手の規律を高める。
最後まで手を抜かずに、走りきる。
これを追及すれぱ、世界の16強、8強は見えてくる。
そのことをスイスやコスタリカは教えてくれました。
スイスも、8強に入るチャンスは、充分にありました。
アルゼンチンは、全くやりたいことを、やらせてもらえなかった。
我々も、彼らから学ぶべきことが、多いにあるはずです。
特別な世界的タレントがいない。
伝統える強国でもない。
まず、相手は強いことを認める勇気が必要でしょうか。
2014年06月30日
レシフェでの高校選手権
ブラジルで、高校選手権を観た感覚に陥りました。
レシフェで行われた、決勝トーナメント一回戦。
ちなみに、へシーフェが、現地の発音に近いですかね。
とても良い雰囲気で、行われました。
レシフェの人々の、ホスピタリティのおかげでしょう。
会場周辺が、一昔前の縁日のよう。
集まった人は、皆、笑顔。
気持ちよく、キックオフを迎えることが出来たのです。
コスタリカも、ギリシャも、チームの基本線は同じ。
守備を堅め、ロースコアの展開に持ち込む。
後方のスペースを埋める、後ろ重心の試合展開。
奪ってカウンター、セットプレーに活路を見出だす。
さらに共通するのは、諦めない、くらいつく精神。
その2チームが対戦すると、スペクタクルな撃ち合いにはならない。
分かってはいましたが、想像通りのゲーム。
コスタリカは、とても好感の持てるチームでした。
最後の最期まで、相手ボールにプレッシャーをかけ続ける。
こぼれ球にも、全力疾走。
味方のために、真剣なフリーランニングで、スペースを作ってあげる。
退場者が出ても、勝利目前で追い付かれても、心が折れない。
チーム全体で、一つの目標に向かって、突き進んで行く。
その姿はまるで、日本の高校選手権での光景を思い起こさせてくれました。
PK戦になり、全員がセンターサークル内で、肩を組み、膝を立てる。
俺たちの戦いを終わらせるものか!決意の声が、私には聞こえてきました。
日本人の心に訴えかけるチーム、コスタリカ。
余談ですが、サポーターの女性もレベルが高い、美人大国です。
世界トップクラス(3Cの1ヶ国)の女性サポーター。
ようやく代表の戦績も、世界トップクラスに入ってきました。
彼らの大会は、いつまで続くのでしょうか。
レシフェで行われた、決勝トーナメント一回戦。
ちなみに、へシーフェが、現地の発音に近いですかね。
とても良い雰囲気で、行われました。
レシフェの人々の、ホスピタリティのおかげでしょう。
会場周辺が、一昔前の縁日のよう。
集まった人は、皆、笑顔。
気持ちよく、キックオフを迎えることが出来たのです。
コスタリカも、ギリシャも、チームの基本線は同じ。
守備を堅め、ロースコアの展開に持ち込む。
後方のスペースを埋める、後ろ重心の試合展開。
奪ってカウンター、セットプレーに活路を見出だす。
さらに共通するのは、諦めない、くらいつく精神。
その2チームが対戦すると、スペクタクルな撃ち合いにはならない。
分かってはいましたが、想像通りのゲーム。
コスタリカは、とても好感の持てるチームでした。
最後の最期まで、相手ボールにプレッシャーをかけ続ける。
こぼれ球にも、全力疾走。
味方のために、真剣なフリーランニングで、スペースを作ってあげる。
退場者が出ても、勝利目前で追い付かれても、心が折れない。
チーム全体で、一つの目標に向かって、突き進んで行く。
その姿はまるで、日本の高校選手権での光景を思い起こさせてくれました。
PK戦になり、全員がセンターサークル内で、肩を組み、膝を立てる。
俺たちの戦いを終わらせるものか!決意の声が、私には聞こえてきました。
日本人の心に訴えかけるチーム、コスタリカ。
余談ですが、サポーターの女性もレベルが高い、美人大国です。
世界トップクラス(3Cの1ヶ国)の女性サポーター。
ようやく代表の戦績も、世界トップクラスに入ってきました。
彼らの大会は、いつまで続くのでしょうか。
2014年06月29日
コロンビア対ウルグアイ
23年ぶりの、リオ、マラカナンスタジアム!
当時の記憶は、ただ、ただ、大きい!広い!
日本ではお目にかかったことが無い、何かに夢中でした。
久しぶりのマラカナン、外観は、インパクトがありません。
中に入ると、それでもインパクトありません。
試合が始まると、歓声や悲鳴が、大反響!
試合を盛り上げる、最高のスパイスでした。
試合を観戦し、当たり前のことに気づかされました。
攻撃は、前線の選手だけの仕事ではなく、GK.DFから始まる。
裏返しである守備も、後方だけでなく、最前線から始まる。
守備を免除されている選手は無く、攻めを諦められている選手もいない。
全員が、攻守、それぞれのタスクを全力ではたしていく。
我々のチームの良さであったはずの、献身的な動き。
16に残るチームでは、武器にはならない。
むしろ、献身的にプレーして当たり前。
それがないグループ、選手は、ここにはいませんでした。
そして、守備を堅め、カウンターを狙ったウルグアイ。
前半30分くらいに発表されたボール保持率は、たったの30%。
ところが、後半、同点を狙い、攻勢に出ると、チームが変わりました。
ボールを動かすことも、狭い場所で受けることも、やれるのです。
一方のコロンビアも、攻撃的な魅力だけでは無かった。
GKを中心に、攻撃をシャットアウト。
受けに回った時も、チーム力が落ちないのです。
懐の深い、両チームの戦いは、実に見応えがありました。
フットボールを良く分かっている、南米らしい対決は、好ゲームでした!
1つの戦いを出せなければ、チームが体をなさない。
そのようなチームとは、明らかな差を感じさせられました。
攻撃的なチームを作る資格は、全力で守備をする集団であるということ。
守備を堅めたいなら、最後尾の選手にも、攻撃の能力があること。
得意なものを活かすためには、それ以前の能力を持ち得る必要がある。
世界の8強とは、そのような場所でした。
明日は、早朝にレシフェに移動。
今大会注目の、コスタリカをチェックしてきます!
当時の記憶は、ただ、ただ、大きい!広い!
日本ではお目にかかったことが無い、何かに夢中でした。
久しぶりのマラカナン、外観は、インパクトがありません。
中に入ると、それでもインパクトありません。
試合が始まると、歓声や悲鳴が、大反響!
試合を盛り上げる、最高のスパイスでした。
試合を観戦し、当たり前のことに気づかされました。
攻撃は、前線の選手だけの仕事ではなく、GK.DFから始まる。
裏返しである守備も、後方だけでなく、最前線から始まる。
守備を免除されている選手は無く、攻めを諦められている選手もいない。
全員が、攻守、それぞれのタスクを全力ではたしていく。
我々のチームの良さであったはずの、献身的な動き。
16に残るチームでは、武器にはならない。
むしろ、献身的にプレーして当たり前。
それがないグループ、選手は、ここにはいませんでした。
そして、守備を堅め、カウンターを狙ったウルグアイ。
前半30分くらいに発表されたボール保持率は、たったの30%。
ところが、後半、同点を狙い、攻勢に出ると、チームが変わりました。
ボールを動かすことも、狭い場所で受けることも、やれるのです。
一方のコロンビアも、攻撃的な魅力だけでは無かった。
GKを中心に、攻撃をシャットアウト。
受けに回った時も、チーム力が落ちないのです。
懐の深い、両チームの戦いは、実に見応えがありました。
フットボールを良く分かっている、南米らしい対決は、好ゲームでした!
1つの戦いを出せなければ、チームが体をなさない。
そのようなチームとは、明らかな差を感じさせられました。
攻撃的なチームを作る資格は、全力で守備をする集団であるということ。
守備を堅めたいなら、最後尾の選手にも、攻撃の能力があること。
得意なものを活かすためには、それ以前の能力を持ち得る必要がある。
世界の8強とは、そのような場所でした。
明日は、早朝にレシフェに移動。
今大会注目の、コスタリカをチェックしてきます!
2014年06月18日
日本と世界との差
ザッケローニ監督の采配が批判されています。
選手が伸び伸びとプレー出来ていなかった。
後半交代で入った、遠藤選手のプレッシャーが甘く、クロスを簡単に上げられた。
左サイドがうまくいっていなかったのは事実ですが、遠藤選手の緩慢なアプローチにも原因があるはず。
さらには、切り札である大久保選手の投入が、何度もストップが掛かり、ためらわれた。
そして、不可思議なポジションの変更。
イラついた表情で、コーチと話し込むザッケローニ監督の表情が印象に残ります。
その一方で、コートジボワールのドログバ選手が投入されて、一気に流れが変わった。
ベンチワークが、勝敗を分けたのではないか?!
果たして、問題の本質はそこでしょうか・・。
私には、2つのシーンが思い浮かびます。
1つ目は、2006年ワールドカップのイタリア対オーストラリア。
カイザースラウテルンで行われたこの試合を、スタンドで観戦していました。
オーストラリアの善戦が印象的なこの試合。
グロッソ?がもらったPKでの1点を守りきったイタリアが勝利しました。
怪しいPKでしたが、私が忘れられないのはこのシーンではありません。
後半早々に、イタリアのDF、マテラッツィ選手が退場してしまいます。
すると、何事も無かったかのように、守備的MFのガットゥーゾ選手が最終ラインに入りました。
ベンチの指示は、まだありません。
選手たちは、ベンチを伺う様子もありませんでした。
控えCBバルザーリが投入されるまでの数分間の出来事でした。
選手たちが自主的に行動し、チームの危機を救いました。
CBが一発レッドで退場になっても、全く動じず、ベンチの指示すら仰がず、試合を進める。
選手の個々が、チームの最大限の利益を考えて行動することができる。
この時のイタリア代表は、真の名手たちの集団でした。
もう一つのシーンは、今回の開幕戦です。
ブラジル対クロアチア。
クロアチアが、下馬評以上の、素晴らしい試合を展開していました。
11人が集団として、規律正しく動く。
最終ラインの選手も、技術が高い。
前線の選手も、守備のために走り、マイボールになった瞬間飛び出していく。
統制の取れた、好チームでした。
そして、その好チームに、幸運が舞い込みました。
ブラジル・マルセロ選手のオウンゴールによる、先制点です。
勝利を宿命づけられた開催国ブラジル。
先制点を奪われて、どうするのか?と観察していました。
前線に枚数を割いて、一気に攻勢に出るのか?!
そうではありませんでした。
攻勢に出るどころか、試合のペースを落とそうとしました。
ボランチが一枚最終ラインに入っていきます。
さらにもう一枚のボランチも、最終ラインのすぐ前まで下がってきます。
重心を後ろにかけて、パスを後方でゆっくりつなぎます。
ゆっくり、ゆっくり、まるで勝っているチームが時間稼ぎをするかのように。
まるで全員が、分かっているかのようでした。
「今は、焦る局面ではない、落ち着くところだ。」
観客も、ペースダウンを許していたのではないか。
煽ることをしていないように感じました。
これも、ベンチからの指示ではなかったでしょう。
選手たちが、自ら試合の流れを読み取って、試合のペースを落とした。
一人が勝手に思いついたのではなく、ピッチ上の選手全員が流れを読み取っていた。
先取点を上げたあとの日本代表は、どうだったでしょうか。
先取点は、試合で大きな流れをつかめるはずです。
不用意に攻めることなく、守りを固める。
相手に攻めさせておいて、自陣におびき寄せる。
そして、ミスを逃さず、一気にカウンターを仕掛け、追加点を重ねていく。
先取点を奪ったチームの王道とも言える試合運びです。
ところが、日本代表の試合運びは、0対0の時も、先取点を奪ってからも変わりませんでした。
まるで、1対0の勝利では、次のラウンドに進めないノルマがあるかのようでした。
優勝を何度も経験している、イタリアとブラジル。
フットボールの歴史も、国に根付く深さも、世界有数です。
その2カ国と、日本とを比べるのは、まだまだおこがましい。
ただ、参考になる部分は、大いに持っているはずです。
選手の個々が、試合の流れを読んで、有効なプレーを表現する。
そのような姿を目の当たりにできることだけでも、ワールドカップには価値がありますよね。
選手が伸び伸びとプレー出来ていなかった。
後半交代で入った、遠藤選手のプレッシャーが甘く、クロスを簡単に上げられた。
左サイドがうまくいっていなかったのは事実ですが、遠藤選手の緩慢なアプローチにも原因があるはず。
さらには、切り札である大久保選手の投入が、何度もストップが掛かり、ためらわれた。
そして、不可思議なポジションの変更。
イラついた表情で、コーチと話し込むザッケローニ監督の表情が印象に残ります。
その一方で、コートジボワールのドログバ選手が投入されて、一気に流れが変わった。
ベンチワークが、勝敗を分けたのではないか?!
果たして、問題の本質はそこでしょうか・・。
私には、2つのシーンが思い浮かびます。
1つ目は、2006年ワールドカップのイタリア対オーストラリア。
カイザースラウテルンで行われたこの試合を、スタンドで観戦していました。
オーストラリアの善戦が印象的なこの試合。
グロッソ?がもらったPKでの1点を守りきったイタリアが勝利しました。
怪しいPKでしたが、私が忘れられないのはこのシーンではありません。
後半早々に、イタリアのDF、マテラッツィ選手が退場してしまいます。
すると、何事も無かったかのように、守備的MFのガットゥーゾ選手が最終ラインに入りました。
ベンチの指示は、まだありません。
選手たちは、ベンチを伺う様子もありませんでした。
控えCBバルザーリが投入されるまでの数分間の出来事でした。
選手たちが自主的に行動し、チームの危機を救いました。
CBが一発レッドで退場になっても、全く動じず、ベンチの指示すら仰がず、試合を進める。
選手の個々が、チームの最大限の利益を考えて行動することができる。
この時のイタリア代表は、真の名手たちの集団でした。
もう一つのシーンは、今回の開幕戦です。
ブラジル対クロアチア。
クロアチアが、下馬評以上の、素晴らしい試合を展開していました。
11人が集団として、規律正しく動く。
最終ラインの選手も、技術が高い。
前線の選手も、守備のために走り、マイボールになった瞬間飛び出していく。
統制の取れた、好チームでした。
そして、その好チームに、幸運が舞い込みました。
ブラジル・マルセロ選手のオウンゴールによる、先制点です。
勝利を宿命づけられた開催国ブラジル。
先制点を奪われて、どうするのか?と観察していました。
前線に枚数を割いて、一気に攻勢に出るのか?!
そうではありませんでした。
攻勢に出るどころか、試合のペースを落とそうとしました。
ボランチが一枚最終ラインに入っていきます。
さらにもう一枚のボランチも、最終ラインのすぐ前まで下がってきます。
重心を後ろにかけて、パスを後方でゆっくりつなぎます。
ゆっくり、ゆっくり、まるで勝っているチームが時間稼ぎをするかのように。
まるで全員が、分かっているかのようでした。
「今は、焦る局面ではない、落ち着くところだ。」
観客も、ペースダウンを許していたのではないか。
煽ることをしていないように感じました。
これも、ベンチからの指示ではなかったでしょう。
選手たちが、自ら試合の流れを読み取って、試合のペースを落とした。
一人が勝手に思いついたのではなく、ピッチ上の選手全員が流れを読み取っていた。
先取点を上げたあとの日本代表は、どうだったでしょうか。
先取点は、試合で大きな流れをつかめるはずです。
不用意に攻めることなく、守りを固める。
相手に攻めさせておいて、自陣におびき寄せる。
そして、ミスを逃さず、一気にカウンターを仕掛け、追加点を重ねていく。
先取点を奪ったチームの王道とも言える試合運びです。
ところが、日本代表の試合運びは、0対0の時も、先取点を奪ってからも変わりませんでした。
まるで、1対0の勝利では、次のラウンドに進めないノルマがあるかのようでした。
優勝を何度も経験している、イタリアとブラジル。
フットボールの歴史も、国に根付く深さも、世界有数です。
その2カ国と、日本とを比べるのは、まだまだおこがましい。
ただ、参考になる部分は、大いに持っているはずです。
選手の個々が、試合の流れを読んで、有効なプレーを表現する。
そのような姿を目の当たりにできることだけでも、ワールドカップには価値がありますよね。
2014年06月16日
ブラジルワールドカップ開幕
ブラジルでワールドカップが開幕しました。
数大会前までは、世界最高峰の博覧会も兼ねていました。
ワールドカップで、今後のフットボールシーンのトレンドが決まる。
情報化が、今ほど進んでいない時代には、ワールドカップこそが全てであり、最高峰。
今では、その役割はUEFAチャンピオンズリーグに、奪われつつあります。
それでも、普段はあまり目にすることが出来ないスタイルが一堂に会します。
南米、中南米にアフリカの試合。
ヨーロッパこそが最高だ!
いやいや!南米の底力は侮れない!
・開幕戦での基準
日本の西村さんが、開幕戦の主審を務めました。
前回大会の、3位決定戦での主審に続き、大役を任されました。
日本人として、なんとも誇らしい姿でした。
ところが、あの判定で、風向きが怪しくなっています。
ブラジルの決勝ゴールとなった、あのPKの判定です。
PKを取られたクロアチア側、そしてヨーロッパ側からは、誤審だ!との声が上がります。
さらには、南米人特有のダイブ!に騙された、哀れな日本人レフェリー。
ブラジル側からは、ただ、ただ、ありがとうと。
実際は、どう考えるべきなのか。
間違いなく、クロアチア・ロブレン選手の左手が、ブラジル・フレッジ選手の肩を掴んでいます。
そして、右手も同じように掴んで、動きを妨げています。
あそこまで、転げまわるような力で掴んでいたとは思えませんが、、。
多くの論調は、あれくらいでPKは厳しいとの声です。
おそらく、その声を上げているひとは、知らないのではないでしょうか。
手や腕の不正使用、つまりホールディングは、程度に関係なく反則にあたるという事実を。
例えば、チャージやタックルは、不用意に、過剰に、無謀に行ったかどうかが問題になります。
(不用意に…反則、過剰に…イエローカード、無謀に…レッドカード)
つまり、どのように行為が為されたが、見極めるポイントになるのです。
ところが、ホールディングに関しては、行為そのものが、反則になってしまう。
(ちなみにJFAの講習会で、この内容をかなり上級の審判の方がこの話をした時、会場はどよめきました)
(コーチであっても、この認識は持っていないということが分かります)
そしておそらく、審判団に対して、FIFAからお達しが出てたはずです。
「手や腕の不正使用を厳しく取るように」という内容のお達しが。
これは、あくまでも私の推測ですが。
それを、言われたとおり、キッチリと西村レフェリーは裁いたのです。
サポーターのプレッシャーに負けて、吹いてしまった笛ではないと思います。
ジュリオセーザル選手に対するファールも、ジャンプする前の腕の不正使用でした。
その一方、ノーマルフットボールコンタクトに対しては、寛容でした。
ブラジルの3点目のキッカケとなった、ラミレス選手のどぎつい当たりは、ノーファール。
目の前で見ていたでしょうから、見落としでは無いと思います。
この基準は、グループリーグ中は変わらないと思います。
変わるとしたら、グループリーグ後。
そこで、審判団が再度選抜されるはずです。
今回のワールドカップでは、25人の主審がエントリーされています。
そこから、対戦カード、大陸などを勘案して、審判団が割り当てられた行きます。
選手たち代表チームが、厳しいコンペティションをしているのと同じ。
審判団も、パフォーマンスが悪ければ、次の割り当てが回ってこない。
大きなジャッジミスをした審判団はもちろん言うまでもありません。
今後、重要な試合を、西村レフェリーに割り当てるかどうか。
割り当てられたかどうかで、あのジャッジが正しかったがどうかが分かります。
もちろん、FIFAの判断にしか過ぎませんが。
今大会、そして、世界的に、この流れが強くなっていくはずです。
手や腕の不正使用に対して、厳しい目が向けられます。
正しい使い方をすれば、自分やボールを守ってくれます。
ところが、誤った使い方を覚えてしまうと、自分の首を絞めてしまう。
改めて、思い知らされた瞬間でありました。
数大会前までは、世界最高峰の博覧会も兼ねていました。
ワールドカップで、今後のフットボールシーンのトレンドが決まる。
情報化が、今ほど進んでいない時代には、ワールドカップこそが全てであり、最高峰。
今では、その役割はUEFAチャンピオンズリーグに、奪われつつあります。
それでも、普段はあまり目にすることが出来ないスタイルが一堂に会します。
南米、中南米にアフリカの試合。
ヨーロッパこそが最高だ!
いやいや!南米の底力は侮れない!
・開幕戦での基準
日本の西村さんが、開幕戦の主審を務めました。
前回大会の、3位決定戦での主審に続き、大役を任されました。
日本人として、なんとも誇らしい姿でした。
ところが、あの判定で、風向きが怪しくなっています。
ブラジルの決勝ゴールとなった、あのPKの判定です。
PKを取られたクロアチア側、そしてヨーロッパ側からは、誤審だ!との声が上がります。
さらには、南米人特有のダイブ!に騙された、哀れな日本人レフェリー。
ブラジル側からは、ただ、ただ、ありがとうと。
実際は、どう考えるべきなのか。
間違いなく、クロアチア・ロブレン選手の左手が、ブラジル・フレッジ選手の肩を掴んでいます。
そして、右手も同じように掴んで、動きを妨げています。
あそこまで、転げまわるような力で掴んでいたとは思えませんが、、。
多くの論調は、あれくらいでPKは厳しいとの声です。
おそらく、その声を上げているひとは、知らないのではないでしょうか。
手や腕の不正使用、つまりホールディングは、程度に関係なく反則にあたるという事実を。
例えば、チャージやタックルは、不用意に、過剰に、無謀に行ったかどうかが問題になります。
(不用意に…反則、過剰に…イエローカード、無謀に…レッドカード)
つまり、どのように行為が為されたが、見極めるポイントになるのです。
ところが、ホールディングに関しては、行為そのものが、反則になってしまう。
(ちなみにJFAの講習会で、この内容をかなり上級の審判の方がこの話をした時、会場はどよめきました)
(コーチであっても、この認識は持っていないということが分かります)
そしておそらく、審判団に対して、FIFAからお達しが出てたはずです。
「手や腕の不正使用を厳しく取るように」という内容のお達しが。
これは、あくまでも私の推測ですが。
それを、言われたとおり、キッチリと西村レフェリーは裁いたのです。
サポーターのプレッシャーに負けて、吹いてしまった笛ではないと思います。
ジュリオセーザル選手に対するファールも、ジャンプする前の腕の不正使用でした。
その一方、ノーマルフットボールコンタクトに対しては、寛容でした。
ブラジルの3点目のキッカケとなった、ラミレス選手のどぎつい当たりは、ノーファール。
目の前で見ていたでしょうから、見落としでは無いと思います。
この基準は、グループリーグ中は変わらないと思います。
変わるとしたら、グループリーグ後。
そこで、審判団が再度選抜されるはずです。
今回のワールドカップでは、25人の主審がエントリーされています。
そこから、対戦カード、大陸などを勘案して、審判団が割り当てられた行きます。
選手たち代表チームが、厳しいコンペティションをしているのと同じ。
審判団も、パフォーマンスが悪ければ、次の割り当てが回ってこない。
大きなジャッジミスをした審判団はもちろん言うまでもありません。
今後、重要な試合を、西村レフェリーに割り当てるかどうか。
割り当てられたかどうかで、あのジャッジが正しかったがどうかが分かります。
もちろん、FIFAの判断にしか過ぎませんが。
今大会、そして、世界的に、この流れが強くなっていくはずです。
手や腕の不正使用に対して、厳しい目が向けられます。
正しい使い方をすれば、自分やボールを守ってくれます。
ところが、誤った使い方を覚えてしまうと、自分の首を絞めてしまう。
改めて、思い知らされた瞬間でありました。
2014年06月06日
C組2.5位。
まさかのグループリーグ敗退!?
2006年のドイツワールドカップでは、日本は1勝も上げることができず、敗れ去りました。
黄金世代と呼ばれた、1979年生まれの選手たちが、27歳。
若い頃から期待され、結果を残してきた彼ら。
経験も積み、活躍するには最適な年代。
アジアでの結果、欧州遠征での好結果、アジア最終予選での勝ち抜け。
ジーコ率いる代表チームに対する、大いなる期待で、日本は包まれていました。
私も、現地で、日本代表の試合3試合すべてを観戦しました。
ところが、開幕戦を逆転負けで落としてしまう。
そしてそのまま、0勝2敗1分け。
グループ最下位、、、。
ジーコに責任がある。
コンディショニング調整に失敗した。
初戦、2試合目の試合の時間帯が、暑かった。
敗因として、様々なことが言われました。
まさかの惨敗。
この結果は、意外なものとして伝えられていました。
日本では。
グループリーグ突破は当たり前。
シドニーオリンピックのように、ベスト8も行ける!
それが前評判でしたから。
中田英寿、中村俊輔、高原に小野、稲本に小笠原。
日本過去最高のタレントを擁して、堂々と臨んだ大会でした。
この結果は、予想通りの展開だったそうです。
世界のブックメーカーが、毎回予想を立てます。
賭け事を取り扱う会社です。
彼らも商売でやっているので、真剣に情報を収集し、分析します。
そのオッズは、かなり参考になります。
日本、オーストラリア、クロアチア、ブラジル。
残念ながら、日本は、グループリーグ敗退の本命チームでした。
日本がグループリーグを敗退する方に掛けても、1,3倍にしかならない。
それが、世界での評価だったのです。
さて、今回のブラジルワールドカップでの評価はどうでしょうか。
ブックメーカー各社のオッズを見てみます。
それによると、日本が入ったC組は、1強3弱。
コロンビアの突破は、ほぼ決まり。
残る1枠を、日本、コートジボワール、ギリシャで争う。
その中でも、ギリシャは少し劣勢。
日本とコートジボワールの評価が、拮抗しています。
つまり、コートジボワールが最大のライバルであることが言えます。
1位コロンビア、2・3位日本・コートジボワール、4位ギリシャ。
日本が優勝すると100数十倍ものお金が払い戻されます。
この順位は、出場32カ国中、15番目近辺です。
つまり、日本代表は今回、グループリーグをギリギリ突破出来るかどうか。
突破しても、ベスト16で敗退する。
これが、世界の評価(ブックメーカー)です。
ちなみに、優勝候補の筆頭は、開催国のブラジル。
争うのが、アルゼンチン、ドイツ、スペイン。
この4カ国から優勝チームが出る!とのオッズが出ています。
あくまでも、予想は予想にしか過ぎません。
ワールドカップの度に、最大の驚き!!と形容されるチームが飛び出します。
1990年のカメルーン。
1994年のスウェーデン、ブルガリア。
1998年のクロアチア。
2002年の韓国。
2006年では、イタリアを優勝候補に挙げていた人は少ないはずです。
2010年での、ウルグアイの快進撃は記憶に新しい。
このようなサプライズが起こるから、フットボールは楽しい。
2006年のドイツワールドカップでは、日本は1勝も上げることができず、敗れ去りました。
黄金世代と呼ばれた、1979年生まれの選手たちが、27歳。
若い頃から期待され、結果を残してきた彼ら。
経験も積み、活躍するには最適な年代。
アジアでの結果、欧州遠征での好結果、アジア最終予選での勝ち抜け。
ジーコ率いる代表チームに対する、大いなる期待で、日本は包まれていました。
私も、現地で、日本代表の試合3試合すべてを観戦しました。
ところが、開幕戦を逆転負けで落としてしまう。
そしてそのまま、0勝2敗1分け。
グループ最下位、、、。
ジーコに責任がある。
コンディショニング調整に失敗した。
初戦、2試合目の試合の時間帯が、暑かった。
敗因として、様々なことが言われました。
まさかの惨敗。
この結果は、意外なものとして伝えられていました。
日本では。
グループリーグ突破は当たり前。
シドニーオリンピックのように、ベスト8も行ける!
それが前評判でしたから。
中田英寿、中村俊輔、高原に小野、稲本に小笠原。
日本過去最高のタレントを擁して、堂々と臨んだ大会でした。
この結果は、予想通りの展開だったそうです。
世界のブックメーカーが、毎回予想を立てます。
賭け事を取り扱う会社です。
彼らも商売でやっているので、真剣に情報を収集し、分析します。
そのオッズは、かなり参考になります。
日本、オーストラリア、クロアチア、ブラジル。
残念ながら、日本は、グループリーグ敗退の本命チームでした。
日本がグループリーグを敗退する方に掛けても、1,3倍にしかならない。
それが、世界での評価だったのです。
さて、今回のブラジルワールドカップでの評価はどうでしょうか。
ブックメーカー各社のオッズを見てみます。
それによると、日本が入ったC組は、1強3弱。
コロンビアの突破は、ほぼ決まり。
残る1枠を、日本、コートジボワール、ギリシャで争う。
その中でも、ギリシャは少し劣勢。
日本とコートジボワールの評価が、拮抗しています。
つまり、コートジボワールが最大のライバルであることが言えます。
1位コロンビア、2・3位日本・コートジボワール、4位ギリシャ。
日本が優勝すると100数十倍ものお金が払い戻されます。
この順位は、出場32カ国中、15番目近辺です。
つまり、日本代表は今回、グループリーグをギリギリ突破出来るかどうか。
突破しても、ベスト16で敗退する。
これが、世界の評価(ブックメーカー)です。
ちなみに、優勝候補の筆頭は、開催国のブラジル。
争うのが、アルゼンチン、ドイツ、スペイン。
この4カ国から優勝チームが出る!とのオッズが出ています。
あくまでも、予想は予想にしか過ぎません。
ワールドカップの度に、最大の驚き!!と形容されるチームが飛び出します。
1990年のカメルーン。
1994年のスウェーデン、ブルガリア。
1998年のクロアチア。
2002年の韓国。
2006年では、イタリアを優勝候補に挙げていた人は少ないはずです。
2010年での、ウルグアイの快進撃は記憶に新しい。
このようなサプライズが起こるから、フットボールは楽しい。
2014年05月28日
前から8列目
埼玉スタジアムでの壮行試合を、観戦してきました。
ブラジルワールドカップに向かう、日本代表対キプロスとの試合。
仮想ギリシャのキプロス。
とてもクリーンな対戦相手で安心しました。
ワールドカップ前のトレーニングマッチで、怪我をする選手が、少なくないからです。
ドイツ戦での加地、韓国戦でのジダンが思い出されます。
あのケガが無ければ、惨敗した日本、フランスの結果が異なっていたかも?!
そう言う意味でも、いいスパーリングパートナーでした。
スタジアム観戦で、気がついたことを幾つか。
・W-UPでのステップワーク
試合前に、フィールドプレーヤーのスタメン10人が、ダッシュをします。
これは、どのチームでも定番でしょう。
フィジカルコーチの趣味趣向で、若干の違いがあります。
日本代表のダッシュの距離が、短い。
これは、最近の流れのように感じます。
ヨーロッパのトップチームはさらに短く、3〜5Mのダッシュも、目にします。
特に、面白かったステップワークがありました。
私の不勉強のせいもありますが、今まで、目にしたことが無い形。
とても単純なのですが、90度に曲がるのです。
真っ直ぐダッシュして、目印のマーカー付近で直角に曲がります。
ただこれだけのことですが、試合前に目にしたのは、始めてでした。
スピードを落とさずに、急激な方向転換で、直角に曲がる。
試合で、必ず出てくるステップですので、ありですよね。
その時の、つま先の角度、膝の向きも、測ったように全選手ピッタリ。
ちょうど目の前だったので、惚れ惚れしながら、見とれていました。
・本田圭佑と心中
日本代表の階級社会が、分かりやすく目にできました。
ボールを持った時の第一優先順位は、本田。
多くの選手が、多くの瞬間で、本田を経由して攻撃する意図を感じました。
ところがボールを持った本田から、有効なパスや、ゴールは生まれませんでした。
タイミングが遅く、チャンスを潰す。
シュートは枠を大きく外れるか、コースが甘く、止められてしまう。
我々が期待する、何か特別な仕事をしてくれる、あの本田ではありませんでした。
それでも、ボールは、最後まで本田に集まりました。
分かりやすいシーンがありました。
日本はショートコーナーを、狙っていました。
ショートコーナーを受けに、本田が近づいて行きます。
単純なクロスでは、競り勝つ可能性が低いと考えたのでしょう。
ワンクッションをいれて、角度を変え、タイミングを変える工夫としてのショートコーナー。
定番ですので、ここには問題ありません。
キプロスがショートコーナーを警戒して、2人を配置してきました。
それでも、コーナーの側に立っている本田に、最後まで渡そうとする。
それが、チームのスタイルなのでしょう。
今回のキプロス戦は、本田の低調なパフォーマンスと共に、攻撃もイマイチな試合でした。
最後のパスがずれる、相手を崩しきれない、。
ただし、本田のパフォーマンスが上がれば、日本の攻撃は、一気に好転すると思います。
本田の位置を確認しておく。
本田にボールを渡す。
本田にボールが入れば、スピードを上げ、ゴールを目指す。
彼から、何かが始まるイメージを、皆が共有しているからです。
心身共に、コンディションが高まることを期待します。
高まらなければ、ザッケローニ丸と言うよりも、本田丸は沈没してしまうからです。
・スっと立っている
清武、香川、内田、山口。
彼らは、立ち姿が綺麗でした。
腰から上が、スっと立っている。
そして、お尻が発達しているので、日本人らしくない姿にすら見えました。
意外だったのが、内田。
お尻も発達しているのですが、それが目立たないくらい、体が大きくなっていました。
背中や肩が、思ったよりもガッチリ。
リハビリ中に、体が一回り大きくしたのでしょうか。
彼らの立ち姿を目の前で見えたのは、大きな収穫です。
・ザッケローニファミリー
ザッケローニ監督を中心とした、一つの家族としてまとまっています。
代表チームではなく、一年中ともに時間を過ごすクラブチームの雰囲気すら感じます。
選手の一人一人に対する愛情が、ファミリーの結束を強くさせてくれるのでしょうか。
例えば、クラブで不遇をかこった、香川と本田。
彼らは、さほど良いパフォーマンスをしたわけではないのに、90分起用し続けました。
斎藤や大迫を途中交代で出したほうが、前線は活性化したはずです。
これは、香川や本田に試合勘を取り戻せてあげたい、監督の親心でしょう。
その期待・信頼を2人は感じたでしょう。
本大会までに、コンディションを上げる最大限の努力をするに違いありません。
さらには、怪我明けの選手の起用。
内田、吉田、長谷部、とコンディションが不安な選手がいました。
それらの選手を、無理させない程度で、試運転をさせる。
試合の中で、少しずつ感覚を取り戻していったはずです。
吉田のロングフィードは、その典型と言えます。
彼は、40M先であっても、綺麗な回転で、正確なフィードが可能な選手です。
ところが、蹴った瞬間に、首をかしげるほどのミスキック。
私の座っている方向に目掛けて飛んできたので、一目瞭然でした。
距離感もズレ、方向もズレ、回転も汚い。
まったくもって、らしくないキックでした。
同じようなフィードを、それも含めて3本蹴ったはずです。
結果は3本ともミスキック。
なのですが、少しずつ、良いボールに変わっていきました。
試合の中で、修正をすることができている。
おそらく、本人も手応えを感じているはずです。
・コンビネーションプレーでの崩しに頼りすぎではないか
オランダ戦での美しい、本田のゴールを覚えていますか?
ワンタッチとパス&ムーブを繰り返して、相手ゴールに迫っていく。
中央の一番狭いところに、突っ込んでいく。
スペースも狭く、相手DFが待ち構えている。
相手が反応できず、ボールの行き先を追いかけていく。
本当に素晴らしい攻撃でした。
今回のキプロス戦でも、何度となく、この形を出そうとしていました。
ボールを持った選手に、スーーーッと近づいていく。
やや近い距離で、コンビネーションを発揮しようとするためです。
素晴らしい攻撃なのですが、本当に難しい攻撃です。
スペインだろうが、ブラジルだろうが、成功率は高くありません。
技術の高さ、タイミングを合わせるコミュニケーション、相手DFの動きを見極める目。
これらが高次元で融合し続けて、始めて成功する攻撃です。
数試合に1回、この形からゴールが生まれれば、充分スゴイ。
そんなレベルではないでしょうか。
だから、これ以外の攻撃のイメージを共有して欲しい。
特に、サイドから何度も攻めているのに、これ!という形にならない。
改善の余地が大いにあります。
事前合宿のアメリカで、どのような修正が施されるのでしょうか?
メンバーは、どうなるのでしょうか?
私は、ボランチの人選が(山口を使って欲しい)鍵になると考えています。
じっくりと見守りたいと思います。
ブラジルワールドカップに向かう、日本代表対キプロスとの試合。
仮想ギリシャのキプロス。
とてもクリーンな対戦相手で安心しました。
ワールドカップ前のトレーニングマッチで、怪我をする選手が、少なくないからです。
ドイツ戦での加地、韓国戦でのジダンが思い出されます。
あのケガが無ければ、惨敗した日本、フランスの結果が異なっていたかも?!
そう言う意味でも、いいスパーリングパートナーでした。
スタジアム観戦で、気がついたことを幾つか。
・W-UPでのステップワーク
試合前に、フィールドプレーヤーのスタメン10人が、ダッシュをします。
これは、どのチームでも定番でしょう。
フィジカルコーチの趣味趣向で、若干の違いがあります。
日本代表のダッシュの距離が、短い。
これは、最近の流れのように感じます。
ヨーロッパのトップチームはさらに短く、3〜5Mのダッシュも、目にします。
特に、面白かったステップワークがありました。
私の不勉強のせいもありますが、今まで、目にしたことが無い形。
とても単純なのですが、90度に曲がるのです。
真っ直ぐダッシュして、目印のマーカー付近で直角に曲がります。
ただこれだけのことですが、試合前に目にしたのは、始めてでした。
スピードを落とさずに、急激な方向転換で、直角に曲がる。
試合で、必ず出てくるステップですので、ありですよね。
その時の、つま先の角度、膝の向きも、測ったように全選手ピッタリ。
ちょうど目の前だったので、惚れ惚れしながら、見とれていました。
・本田圭佑と心中
日本代表の階級社会が、分かりやすく目にできました。
ボールを持った時の第一優先順位は、本田。
多くの選手が、多くの瞬間で、本田を経由して攻撃する意図を感じました。
ところがボールを持った本田から、有効なパスや、ゴールは生まれませんでした。
タイミングが遅く、チャンスを潰す。
シュートは枠を大きく外れるか、コースが甘く、止められてしまう。
我々が期待する、何か特別な仕事をしてくれる、あの本田ではありませんでした。
それでも、ボールは、最後まで本田に集まりました。
分かりやすいシーンがありました。
日本はショートコーナーを、狙っていました。
ショートコーナーを受けに、本田が近づいて行きます。
単純なクロスでは、競り勝つ可能性が低いと考えたのでしょう。
ワンクッションをいれて、角度を変え、タイミングを変える工夫としてのショートコーナー。
定番ですので、ここには問題ありません。
キプロスがショートコーナーを警戒して、2人を配置してきました。
それでも、コーナーの側に立っている本田に、最後まで渡そうとする。
それが、チームのスタイルなのでしょう。
今回のキプロス戦は、本田の低調なパフォーマンスと共に、攻撃もイマイチな試合でした。
最後のパスがずれる、相手を崩しきれない、。
ただし、本田のパフォーマンスが上がれば、日本の攻撃は、一気に好転すると思います。
本田の位置を確認しておく。
本田にボールを渡す。
本田にボールが入れば、スピードを上げ、ゴールを目指す。
彼から、何かが始まるイメージを、皆が共有しているからです。
心身共に、コンディションが高まることを期待します。
高まらなければ、ザッケローニ丸と言うよりも、本田丸は沈没してしまうからです。
・スっと立っている
清武、香川、内田、山口。
彼らは、立ち姿が綺麗でした。
腰から上が、スっと立っている。
そして、お尻が発達しているので、日本人らしくない姿にすら見えました。
意外だったのが、内田。
お尻も発達しているのですが、それが目立たないくらい、体が大きくなっていました。
背中や肩が、思ったよりもガッチリ。
リハビリ中に、体が一回り大きくしたのでしょうか。
彼らの立ち姿を目の前で見えたのは、大きな収穫です。
・ザッケローニファミリー
ザッケローニ監督を中心とした、一つの家族としてまとまっています。
代表チームではなく、一年中ともに時間を過ごすクラブチームの雰囲気すら感じます。
選手の一人一人に対する愛情が、ファミリーの結束を強くさせてくれるのでしょうか。
例えば、クラブで不遇をかこった、香川と本田。
彼らは、さほど良いパフォーマンスをしたわけではないのに、90分起用し続けました。
斎藤や大迫を途中交代で出したほうが、前線は活性化したはずです。
これは、香川や本田に試合勘を取り戻せてあげたい、監督の親心でしょう。
その期待・信頼を2人は感じたでしょう。
本大会までに、コンディションを上げる最大限の努力をするに違いありません。
さらには、怪我明けの選手の起用。
内田、吉田、長谷部、とコンディションが不安な選手がいました。
それらの選手を、無理させない程度で、試運転をさせる。
試合の中で、少しずつ感覚を取り戻していったはずです。
吉田のロングフィードは、その典型と言えます。
彼は、40M先であっても、綺麗な回転で、正確なフィードが可能な選手です。
ところが、蹴った瞬間に、首をかしげるほどのミスキック。
私の座っている方向に目掛けて飛んできたので、一目瞭然でした。
距離感もズレ、方向もズレ、回転も汚い。
まったくもって、らしくないキックでした。
同じようなフィードを、それも含めて3本蹴ったはずです。
結果は3本ともミスキック。
なのですが、少しずつ、良いボールに変わっていきました。
試合の中で、修正をすることができている。
おそらく、本人も手応えを感じているはずです。
・コンビネーションプレーでの崩しに頼りすぎではないか
オランダ戦での美しい、本田のゴールを覚えていますか?
ワンタッチとパス&ムーブを繰り返して、相手ゴールに迫っていく。
中央の一番狭いところに、突っ込んでいく。
スペースも狭く、相手DFが待ち構えている。
相手が反応できず、ボールの行き先を追いかけていく。
本当に素晴らしい攻撃でした。
今回のキプロス戦でも、何度となく、この形を出そうとしていました。
ボールを持った選手に、スーーーッと近づいていく。
やや近い距離で、コンビネーションを発揮しようとするためです。
素晴らしい攻撃なのですが、本当に難しい攻撃です。
スペインだろうが、ブラジルだろうが、成功率は高くありません。
技術の高さ、タイミングを合わせるコミュニケーション、相手DFの動きを見極める目。
これらが高次元で融合し続けて、始めて成功する攻撃です。
数試合に1回、この形からゴールが生まれれば、充分スゴイ。
そんなレベルではないでしょうか。
だから、これ以外の攻撃のイメージを共有して欲しい。
特に、サイドから何度も攻めているのに、これ!という形にならない。
改善の余地が大いにあります。
事前合宿のアメリカで、どのような修正が施されるのでしょうか?
メンバーは、どうなるのでしょうか?
私は、ボランチの人選が(山口を使って欲しい)鍵になると考えています。
じっくりと見守りたいと思います。
2014年01月15日
まだまだ未熟
最後の国立!!
高校選手権の決勝戦を、スクールのメンバー20名と観戦しました。
当日券も売り切れになるほど、注目度が高い試合でした。
ぎっしり詰まったスタジアムは、特別な空気を醸し出していました。
北陸対決ですから、関東圏のファンは見に来るのか?といった予想は杞憂に終わりました。
高校サッカーファンは、根強くいるようです。
ボールに強くプレッシャーをかけて、高い位置でボールを奪おうとする星稜。
富山第一が中盤を使って、ショートパスで組み立てようとすると、星稜守備陣の餌食。
ボールサイドの足元につないでしまうと、星稜の守備陣は、激しい出足でボールを奪い取ります
加えて、トップとトップ下の9・10にマンマークを付けて、起点も潰そうとしました。
準決勝で、京都橘を倒した、あのやり方です。
成功体験を胸に、決勝でもそれを狙っていたのですが、、、。
試合が始まると、富山第一の戦略がはまります。
星稜の出方を予想していたのでしょう。
出鼻をくじくようなプレーが続きます。
ボールを持ったら、DFラインの裏にボールをドンドン入れてきます。
特に、サイドバックの裏を狙っているようでした。
星稜のDFラインは大きく弾き返すことが出来ず、ズルズルと下がります。
ところが、先制したのは、星稜。
そして、追加点。
試合は2対0、星稜リードで進みます。
その大きな理由は、富山第一にありました。
富山第一は、チームの規律を高いレベルで守ります。
チーム全体が常にバランスを取りながら、試合を進めます。
ポジションを守り、選手の勝手な動きはありません。
それどころか、ポジションチェンジもほとんどありません。
相手陣地に攻め込んでも、バランスを取り続けます。
GK,CBの2人、ボールとは逆サイドのSB、ボランチの2人。
GKを含めた6人が、ボールより後ろで待機しています。
こぼれ球に対応できるポジションを取ることで、分厚い攻撃を目指します。
何よりも、攻めていてもボールを取られたことを警戒しています。
富山第一からすると、0対2でリードされた後半残り20分、そして残り10分。
それでも、ポジションを崩すことがありません。
この流れをスタンドから観ていて、私は思いました。
このまま、星稜が勝ちきるのかな。
リスクをおかして攻め入ること、ポジションを離れ斜めに走ること。
そう言ったダイナミックな動きがない。
カウンターアタックになっても、ボールを追い越す動きが皆無。
まるで、2対0で勝っているチームが、バランスを崩したくないような試合運び。
だから、試合がこのまま終わると予想しました。
ご存知のように、星稜の選手交代をきっかけに流れが変わりました。
ダイナミックなカウンターで1点。
そして、初めて、両サイドのサイドバックが同時にアタッキングサードの進出。
その勇気が、流れを変えました。
逆サイドのサイドバックである、3番の左サイドバックがPKを獲得して、同点に追いつきました。
国立は、異様な空気に包まれました。
PK戦にもならず、富山第一が劇的な決勝ゴールを挙げ、初優勝を飾りました。
国立には魔物が住む?
高校生は試合運びが安定しない?
2対0は危険な点差?
言い訳は、たくさん出来るかもしれない。
高校生のひたむきな、最後まで諦めない熱い気持ちが、逆転劇を呼んだのでしょうか。
私は、試合の流れを読み切ることが出来なかった。
まだまだ未熟ですね。
一つ言えるのは、さらにフットボールの魅力に気づかされました。
いい瞬間に立ち会うことが出来て、本当に幸せです。
高校選手権の決勝戦を、スクールのメンバー20名と観戦しました。
当日券も売り切れになるほど、注目度が高い試合でした。
ぎっしり詰まったスタジアムは、特別な空気を醸し出していました。
北陸対決ですから、関東圏のファンは見に来るのか?といった予想は杞憂に終わりました。
高校サッカーファンは、根強くいるようです。
ボールに強くプレッシャーをかけて、高い位置でボールを奪おうとする星稜。
富山第一が中盤を使って、ショートパスで組み立てようとすると、星稜守備陣の餌食。
ボールサイドの足元につないでしまうと、星稜の守備陣は、激しい出足でボールを奪い取ります
加えて、トップとトップ下の9・10にマンマークを付けて、起点も潰そうとしました。
準決勝で、京都橘を倒した、あのやり方です。
成功体験を胸に、決勝でもそれを狙っていたのですが、、、。
試合が始まると、富山第一の戦略がはまります。
星稜の出方を予想していたのでしょう。
出鼻をくじくようなプレーが続きます。
ボールを持ったら、DFラインの裏にボールをドンドン入れてきます。
特に、サイドバックの裏を狙っているようでした。
星稜のDFラインは大きく弾き返すことが出来ず、ズルズルと下がります。
ところが、先制したのは、星稜。
そして、追加点。
試合は2対0、星稜リードで進みます。
その大きな理由は、富山第一にありました。
富山第一は、チームの規律を高いレベルで守ります。
チーム全体が常にバランスを取りながら、試合を進めます。
ポジションを守り、選手の勝手な動きはありません。
それどころか、ポジションチェンジもほとんどありません。
相手陣地に攻め込んでも、バランスを取り続けます。
GK,CBの2人、ボールとは逆サイドのSB、ボランチの2人。
GKを含めた6人が、ボールより後ろで待機しています。
こぼれ球に対応できるポジションを取ることで、分厚い攻撃を目指します。
何よりも、攻めていてもボールを取られたことを警戒しています。
富山第一からすると、0対2でリードされた後半残り20分、そして残り10分。
それでも、ポジションを崩すことがありません。
この流れをスタンドから観ていて、私は思いました。
このまま、星稜が勝ちきるのかな。
リスクをおかして攻め入ること、ポジションを離れ斜めに走ること。
そう言ったダイナミックな動きがない。
カウンターアタックになっても、ボールを追い越す動きが皆無。
まるで、2対0で勝っているチームが、バランスを崩したくないような試合運び。
だから、試合がこのまま終わると予想しました。
ご存知のように、星稜の選手交代をきっかけに流れが変わりました。
ダイナミックなカウンターで1点。
そして、初めて、両サイドのサイドバックが同時にアタッキングサードの進出。
その勇気が、流れを変えました。
逆サイドのサイドバックである、3番の左サイドバックがPKを獲得して、同点に追いつきました。
国立は、異様な空気に包まれました。
PK戦にもならず、富山第一が劇的な決勝ゴールを挙げ、初優勝を飾りました。
国立には魔物が住む?
高校生は試合運びが安定しない?
2対0は危険な点差?
言い訳は、たくさん出来るかもしれない。
高校生のひたむきな、最後まで諦めない熱い気持ちが、逆転劇を呼んだのでしょうか。
私は、試合の流れを読み切ることが出来なかった。
まだまだ未熟ですね。
一つ言えるのは、さらにフットボールの魅力に気づかされました。
いい瞬間に立ち会うことが出来て、本当に幸せです。
2013年10月23日
U-17ワールドカップ日本代表の戦い
「まねだけでは、今以上の進化は難しい」
2年前、B級養成講習会での講義です。
その講義の講師は、菊原志郎インストラクター。
U-17ワールドカップに代表コーチとして帯同していた氏。
ベスト8に躍進し、注目を集めていました。
大会を戦い終えたばかりの菊原インストラクターから、貴重な現場の声を教えていただきました。
メキシコでの戦いは、次のようなことを考えていたそうです。
・ポゼッションしながら、組み立てる
・相手の背後を狙う組み立て
・SBが高い位置を取る
・連動した守備
(コンパクトな状態を保ち、連続してプレッシャーをかける)
メキシコという高地での戦いに備えた取り組みも、話してくださいました。
そして、ボランチの両脇でフリーマンを作る、という発想。
2011メキシコでの日本代表も、今回の2013UAE日本代表も、吉武監督が率います。
両チームとも特徴は、多彩な攻め。
ドリブルだけ、ショートパスだけに頼るチームではありません。
器用さ、持久力、協調性といった、日本人の良さを試合にいかしている。
より多くの選択肢を持つために、常に動いて主導権を握る。
「Japan’s Way」を実践しているチームと言えるでしょう。
基本技術の高さが、この戦いを支えています。
ボールを止めれない、蹴れない、持てない選手が、ピッチ上に存在しない。
GKも含めて、堂々とボールを扱っている。
しかも、その場に止まってではなく。
組み立ての場面では、チョチョッ、チョチョッと移動しながら、ボールを受ける。
人と人、ラインとラインとの間に立ち続ける。
フットサルで言うところのエントレリネアス。
崩しの場面では、スピードに乗って、空けておいたスペースに入っていく。
そして、そのままコントロールして、相手を剥がしてしまう。
今回のチームは、2011年から、さらに鍛え抜かれ、進歩したように見えます。
集中力、予測力、協調性を持った選手をセレクトした、代表選手だそうです。
集団で関わり続ける戦いを、90分通して、大会を通して行うためにの要素なのでしょうか。
サイズを後回しにしても、戦い方に適合する選手が集まっている印象です。
そして実際に、結果を出しています。
前回大会よりも、相手を圧倒している。
その一つのポイントは、ショートパスとロングパスとのバランスが良くなっている。
意図的なロングパスを、ビルドアップの一つの手段に使っているはずです。
そうすることにより、相手を押し込み、高い位置で試合を進める意図が感じられます。
前回大会では、ニュージーランドを圧倒しました。
ニュージーランドは、ゾーンを抑え、待ち構えるような守備を敷いていました。
そのような相手は、人と人との間で受ける組立が、とても有効に働きます。
相手は後手に回り、慌てふためくようなシーンが何度もありました。
完全に何度も崩し、ゴールを陥れました。
その傾向は、今回のチームも同じです。
主導権を握っているなら、相手チームの穴を見極めることが出来る。
そこで個々の選手が、個人戦術のどのように発揮するか。
面白い組み合わせ、様々なアイデアがどんどん出てくるでしょう。
改善するとするなら、組織的に人に来るタイプの守備をするチームの対応でしょうか。
守備組織を固め、さらにボールを持っている選手に強く当たってくる守備。
フリーでボランチの脇でフリーになろうとした瞬間、サッと対応してくる。
自分のポジションを空けても、フリーになりそうな選手を捕まえる。
予防的なカバーリングを行っているイメージでしょうか。
ボールが入った時には、相手DFがすぐそばにいる状態。
気の利いた選手、個人戦術の能力が高い選手の集合体と言えます。
前回、ベスト8で戦ったブラジル代表が、まさにこのような守備をするチームでした。
ボールをテンポよく繋げなくなると、多彩な攻めが影を潜めてしまいます。
決勝トーナメントに入ると、さらに洗練された、人に来る守備をするチームがあるでしょう。
そしてマークは、ペナルティボックスに近づくほどに、厳しくなります。
そこでは、より高い精度の技術が求められます。
少しのズレが、ボールロストにつながります。
わずかなコントロールミスが、シュートコースを狭めてしまいます。
96JAPANの真価が問われるのは、その時になります。
まねだけではなく、日本独自の道を進む、代表チーム。
楽しみに、その戦いを見守りたいですね。
2年前、B級養成講習会での講義です。
その講義の講師は、菊原志郎インストラクター。
U-17ワールドカップに代表コーチとして帯同していた氏。
ベスト8に躍進し、注目を集めていました。
大会を戦い終えたばかりの菊原インストラクターから、貴重な現場の声を教えていただきました。
メキシコでの戦いは、次のようなことを考えていたそうです。
・ポゼッションしながら、組み立てる
・相手の背後を狙う組み立て
・SBが高い位置を取る
・連動した守備
(コンパクトな状態を保ち、連続してプレッシャーをかける)
メキシコという高地での戦いに備えた取り組みも、話してくださいました。
そして、ボランチの両脇でフリーマンを作る、という発想。
2011メキシコでの日本代表も、今回の2013UAE日本代表も、吉武監督が率います。
両チームとも特徴は、多彩な攻め。
ドリブルだけ、ショートパスだけに頼るチームではありません。
器用さ、持久力、協調性といった、日本人の良さを試合にいかしている。
より多くの選択肢を持つために、常に動いて主導権を握る。
「Japan’s Way」を実践しているチームと言えるでしょう。
基本技術の高さが、この戦いを支えています。
ボールを止めれない、蹴れない、持てない選手が、ピッチ上に存在しない。
GKも含めて、堂々とボールを扱っている。
しかも、その場に止まってではなく。
組み立ての場面では、チョチョッ、チョチョッと移動しながら、ボールを受ける。
人と人、ラインとラインとの間に立ち続ける。
フットサルで言うところのエントレリネアス。
崩しの場面では、スピードに乗って、空けておいたスペースに入っていく。
そして、そのままコントロールして、相手を剥がしてしまう。
今回のチームは、2011年から、さらに鍛え抜かれ、進歩したように見えます。
集中力、予測力、協調性を持った選手をセレクトした、代表選手だそうです。
集団で関わり続ける戦いを、90分通して、大会を通して行うためにの要素なのでしょうか。
サイズを後回しにしても、戦い方に適合する選手が集まっている印象です。
そして実際に、結果を出しています。
前回大会よりも、相手を圧倒している。
その一つのポイントは、ショートパスとロングパスとのバランスが良くなっている。
意図的なロングパスを、ビルドアップの一つの手段に使っているはずです。
そうすることにより、相手を押し込み、高い位置で試合を進める意図が感じられます。
前回大会では、ニュージーランドを圧倒しました。
ニュージーランドは、ゾーンを抑え、待ち構えるような守備を敷いていました。
そのような相手は、人と人との間で受ける組立が、とても有効に働きます。
相手は後手に回り、慌てふためくようなシーンが何度もありました。
完全に何度も崩し、ゴールを陥れました。
その傾向は、今回のチームも同じです。
主導権を握っているなら、相手チームの穴を見極めることが出来る。
そこで個々の選手が、個人戦術のどのように発揮するか。
面白い組み合わせ、様々なアイデアがどんどん出てくるでしょう。
改善するとするなら、組織的に人に来るタイプの守備をするチームの対応でしょうか。
守備組織を固め、さらにボールを持っている選手に強く当たってくる守備。
フリーでボランチの脇でフリーになろうとした瞬間、サッと対応してくる。
自分のポジションを空けても、フリーになりそうな選手を捕まえる。
予防的なカバーリングを行っているイメージでしょうか。
ボールが入った時には、相手DFがすぐそばにいる状態。
気の利いた選手、個人戦術の能力が高い選手の集合体と言えます。
前回、ベスト8で戦ったブラジル代表が、まさにこのような守備をするチームでした。
ボールをテンポよく繋げなくなると、多彩な攻めが影を潜めてしまいます。
決勝トーナメントに入ると、さらに洗練された、人に来る守備をするチームがあるでしょう。
そしてマークは、ペナルティボックスに近づくほどに、厳しくなります。
そこでは、より高い精度の技術が求められます。
少しのズレが、ボールロストにつながります。
わずかなコントロールミスが、シュートコースを狭めてしまいます。
96JAPANの真価が問われるのは、その時になります。
まねだけではなく、日本独自の道を進む、代表チーム。
楽しみに、その戦いを見守りたいですね。
2013年09月03日
子供たちを、世界レベルに近づけるために。
ジュニアサッカーワールドチャレンジの観戦で、受けた衝撃が大きい。
今まで、全小は何度も観ていますし、南米・ヨーロッパの同年代の戦いも観ています。
違うのは、日本とヨーロッパのチームとを並べて、同時に観戦した!ということです。
比較対象が目の前にあることで、違いが浮き彫りにされたようです。
日本と、バルサ・リバプールとの違いとは。
その違いを理解することが、指導する選手のレベルアップにつながるはずです。
開幕戦のバルサ対ベルディ。
この試合から、今回の観戦を始めました。
そして、続けてアルティージャ対アントラーズ。
マリノス対フロンターレ。
リバプールの試合も見ました。
これは、検証を重ねたい。
そう感じ、翌日も観戦に行きました。
最終日の決勝と合わせ、計3度も足を運びました。
テレビやネットでも取り上げられたようで、日に日に注目度は高まりました。
決勝戦はその熱が高まり、入場制限がかかるほど。
運良く、ベスト4進出チームの家族席に入れてもらうことが出来、最高の席での観戦。
優しく迎え入れてくれた、父兄の方、ありがとうございました。
猛暑の中でしたが、目の前で繰り広げられた試合は、価値のあるものでした。
父兄の方曰く「私たちの時は、手を抜いていたのかしら?この試合は本気度を感じるわ」
タイトルがかかると、普段の習慣でしょうか?、真剣度が高まるのでしょう。
おかげで、見ごたえのある試合になりました。
観戦しながら、ビデオを回していました。
家で見直してみると、彼らの凄さに、改めて気づきました。
一人一人がボールを持てる。(簡単に蹴飛ばさない)
相手を意識した体の使い方、ボールの置き所が出来ている。
30Mクラスの低い弾道のボールを苦もなく蹴れる。
ボールへの寄せが激しく、相手ごと吹き飛ばす。
個々の能力の高さが、単純に目につきます。
10番の黒人選手の圧倒的な当たりの強さ、存在感は分かりやすい例。
3番4番のセンターバック、20番21番の金髪の中盤コンビは覚えておきたい選手です。
彼らは、カタルーニャの選抜ではなく、世界全体から選手を集めている、バルサのアレビン。
関東、東北、関西選抜のJ下部組織と比べると、抜けているのは当然かも知れません。
ただ、ボールをフリーでもった時の能力は、日本の子供たちも、高い。
前を向いて顔を上げた時は、何かをしてくれそうな雰囲気を出す選手。
チームに必ず、何人か居ました。
おそらく、何度も繰り返し、その動作をして身につけたのでしょう。
日々のトレーニングしている姿が、目に浮かびます。
そして、監督の指示に従い、お互いの空気を読み合う力も高い。
今大会の選抜チーム対バルサの試合も観戦しました。
個人がバラバラに、好き勝手をした試合にならない。
ちょうど、都並監督の試合前ミーティングを見ていました。
試合中、忘れずにその指示を遂行しようとする姿が印象的です。
チーム内の規律は、選抜チームとは思えないほどの高さでした。
ボールを扱う能力、約束事を守る能力。
このあたりは、世界でも通用するポイントでしょう。
では、比較して、改善、改革が求められるポイントはどこでしょうか。
前回に挙げた、相手を意識した体の使い方、骨のぶつかるほどのガチンコ勝負は、必須。
トレーニングの時から、激しさや真剣度を求め続けなければ、変わらないでしょうね。
暴力的な当たりを推奨する気はありません。
でも、ショルダーとショルダーのぶつかり合いや、体を入れてボールを奪う、深いタックル。
その激しいDFから、身を守る方法を身につける。
トレーニングから、ボールにきっちり寄せ、守備に甘えを許さない。
そのいい守備から、ボールや体を守るために、体の使い方や、腕の使い方を身につける。
さらに、それを打ち破り、ボールを奪い切る能力を高めていく。
このいいサイクルが、選手を成長させてくれる。
改めて、認識させてくれました。
チーム全体としては、何人で試合を行うのか?
ここが、大きなポイントであると感じました。
日本のチームは、ボールの周りの数人で試合を行っている時間が多い。
攻撃の局面。
出し手、受け手、せいぜい関わっても3人目・4人目くらいまで。
例えば、ボールが中央から右サイドに展開されたとします。
右サイドの選手が前を向いてボールを持った。
前方の選手はボールを受けようとしますが、逆サイドはボールに釣られて何となく歩く。
中央の選手でさえ、ボールに吸い寄せられるように近づいていくことも。
後ろの選手も、サポートの意識がどこまであるのでしょうか。
継続的な支援が、これでは出来そうにありません。
ボールを持った選手の状態が悪くなれば、途端に詰まってしまう。
出し手と受け手の関係で、終わってしまっている。
バルサやリバプールの選手は、一本のパスに11人全員が反応する。
そのタイミングが、速い。
同じくサイドに展開されたとします。
DFラインは深さを作り、詰まったら逆に展開する準備をしている。
中央の選手は、自分で受けて、美味しいスペースを狙っている。
逆サイドも絞りながら、次の展開を考えた体の向きを作っている。
前線、同サイドの選手は、言うまでもありません。
彼らは、当然のごとく、大人と同じ、試合でのポジショニングを取れるのです。
U-12ゆえの、甘さを出すこともチョコチョコありました。
ポジショニングが遅かったり、取られてはならない場所で奪われたり。
解決すべき課題は、まだ多いのでしょう。
ただ、選手のポジショニングや、振る舞いは、プレミアやリーガのそれを思い起こさせるものでした。
U-12で、ここまでのことを求めている。
日本は、小学生年代の間は、個のスキルを高める時期である。
ドリブルやリフティング、コントロールにキックを伸ばす。
戦術も、個人の部分まで。
チーム戦術は、もっと大きくなってからでいいのではないか。
そのような風潮ではないでしょうか。
実際に、小学生年代の指導のためとされる、C級ライセンス。
求められるのは、出し手と受け手の関係、チャレンジ&カバーの関係。
そして、それぞれの技術です。
1人称、2人称に対する指導が求められるのが、現在のC級ライセンス。
JFAのWEbにも、次のような記載がありました。
サッカーの本質、プレーの原則、発育発達など
U-12年代の指導にフォーカスしたカリキュラム構成となっています。
サッカーの全体像を理解し、基本的な知識・指導力を獲得する講習会です。
B級の部分は、このように記載がありました。
実際に受講しましたが、11対11のゲームについては取り組みません。
B級では、3人称の部分を求められました。
そして、6対6+GK、7対7+GKのゲームを改善するところまでが、求められました。
チーム全体の動きや、役割を理解することはB級ライセンスでも求められないのです。
それでも、簡単な内容だとは、感じられませんでしたよ。
バルサやリバプールの子供たちは、11人でフットボールの試合を行う。
試合をたくさん観戦しているから?
日々のリーグ戦で、真剣勝負を行っているから?
それとも、日本人とヨーロッパの子供では、子供の脳の発育が違う?
特別な人間が集まり、特別なトレーニングをしている?
少人数の試合を重ねていることが、良い方向に導いている?
親や近所など、取り巻く環境そのものが違う?
それとも、、?
彼らと全く同じ取り組みをしても、同じ成長は望めないでしょう。
生まれも違えば、取り巻く環境も違います。
今回、世界トップレベルの小学生を見れたことは、素晴らしい経験でした。
彼らと、我々との違いを知ることが出来た。
それが、差を埋めていくための、第一歩になってくれるからです。
何度も見返して、さらに違いを知らなければ。
今まで、全小は何度も観ていますし、南米・ヨーロッパの同年代の戦いも観ています。
違うのは、日本とヨーロッパのチームとを並べて、同時に観戦した!ということです。
比較対象が目の前にあることで、違いが浮き彫りにされたようです。
日本と、バルサ・リバプールとの違いとは。
その違いを理解することが、指導する選手のレベルアップにつながるはずです。
開幕戦のバルサ対ベルディ。
この試合から、今回の観戦を始めました。
そして、続けてアルティージャ対アントラーズ。
マリノス対フロンターレ。
リバプールの試合も見ました。
これは、検証を重ねたい。
そう感じ、翌日も観戦に行きました。
最終日の決勝と合わせ、計3度も足を運びました。
テレビやネットでも取り上げられたようで、日に日に注目度は高まりました。
決勝戦はその熱が高まり、入場制限がかかるほど。
運良く、ベスト4進出チームの家族席に入れてもらうことが出来、最高の席での観戦。
優しく迎え入れてくれた、父兄の方、ありがとうございました。
猛暑の中でしたが、目の前で繰り広げられた試合は、価値のあるものでした。
父兄の方曰く「私たちの時は、手を抜いていたのかしら?この試合は本気度を感じるわ」
タイトルがかかると、普段の習慣でしょうか?、真剣度が高まるのでしょう。
おかげで、見ごたえのある試合になりました。
観戦しながら、ビデオを回していました。
家で見直してみると、彼らの凄さに、改めて気づきました。
一人一人がボールを持てる。(簡単に蹴飛ばさない)
相手を意識した体の使い方、ボールの置き所が出来ている。
30Mクラスの低い弾道のボールを苦もなく蹴れる。
ボールへの寄せが激しく、相手ごと吹き飛ばす。
個々の能力の高さが、単純に目につきます。
10番の黒人選手の圧倒的な当たりの強さ、存在感は分かりやすい例。
3番4番のセンターバック、20番21番の金髪の中盤コンビは覚えておきたい選手です。
彼らは、カタルーニャの選抜ではなく、世界全体から選手を集めている、バルサのアレビン。
関東、東北、関西選抜のJ下部組織と比べると、抜けているのは当然かも知れません。
ただ、ボールをフリーでもった時の能力は、日本の子供たちも、高い。
前を向いて顔を上げた時は、何かをしてくれそうな雰囲気を出す選手。
チームに必ず、何人か居ました。
おそらく、何度も繰り返し、その動作をして身につけたのでしょう。
日々のトレーニングしている姿が、目に浮かびます。
そして、監督の指示に従い、お互いの空気を読み合う力も高い。
今大会の選抜チーム対バルサの試合も観戦しました。
個人がバラバラに、好き勝手をした試合にならない。
ちょうど、都並監督の試合前ミーティングを見ていました。
試合中、忘れずにその指示を遂行しようとする姿が印象的です。
チーム内の規律は、選抜チームとは思えないほどの高さでした。
ボールを扱う能力、約束事を守る能力。
このあたりは、世界でも通用するポイントでしょう。
では、比較して、改善、改革が求められるポイントはどこでしょうか。
前回に挙げた、相手を意識した体の使い方、骨のぶつかるほどのガチンコ勝負は、必須。
トレーニングの時から、激しさや真剣度を求め続けなければ、変わらないでしょうね。
暴力的な当たりを推奨する気はありません。
でも、ショルダーとショルダーのぶつかり合いや、体を入れてボールを奪う、深いタックル。
その激しいDFから、身を守る方法を身につける。
トレーニングから、ボールにきっちり寄せ、守備に甘えを許さない。
そのいい守備から、ボールや体を守るために、体の使い方や、腕の使い方を身につける。
さらに、それを打ち破り、ボールを奪い切る能力を高めていく。
このいいサイクルが、選手を成長させてくれる。
改めて、認識させてくれました。
チーム全体としては、何人で試合を行うのか?
ここが、大きなポイントであると感じました。
日本のチームは、ボールの周りの数人で試合を行っている時間が多い。
攻撃の局面。
出し手、受け手、せいぜい関わっても3人目・4人目くらいまで。
例えば、ボールが中央から右サイドに展開されたとします。
右サイドの選手が前を向いてボールを持った。
前方の選手はボールを受けようとしますが、逆サイドはボールに釣られて何となく歩く。
中央の選手でさえ、ボールに吸い寄せられるように近づいていくことも。
後ろの選手も、サポートの意識がどこまであるのでしょうか。
継続的な支援が、これでは出来そうにありません。
ボールを持った選手の状態が悪くなれば、途端に詰まってしまう。
出し手と受け手の関係で、終わってしまっている。
バルサやリバプールの選手は、一本のパスに11人全員が反応する。
そのタイミングが、速い。
同じくサイドに展開されたとします。
DFラインは深さを作り、詰まったら逆に展開する準備をしている。
中央の選手は、自分で受けて、美味しいスペースを狙っている。
逆サイドも絞りながら、次の展開を考えた体の向きを作っている。
前線、同サイドの選手は、言うまでもありません。
彼らは、当然のごとく、大人と同じ、試合でのポジショニングを取れるのです。
U-12ゆえの、甘さを出すこともチョコチョコありました。
ポジショニングが遅かったり、取られてはならない場所で奪われたり。
解決すべき課題は、まだ多いのでしょう。
ただ、選手のポジショニングや、振る舞いは、プレミアやリーガのそれを思い起こさせるものでした。
U-12で、ここまでのことを求めている。
日本は、小学生年代の間は、個のスキルを高める時期である。
ドリブルやリフティング、コントロールにキックを伸ばす。
戦術も、個人の部分まで。
チーム戦術は、もっと大きくなってからでいいのではないか。
そのような風潮ではないでしょうか。
実際に、小学生年代の指導のためとされる、C級ライセンス。
求められるのは、出し手と受け手の関係、チャレンジ&カバーの関係。
そして、それぞれの技術です。
1人称、2人称に対する指導が求められるのが、現在のC級ライセンス。
JFAのWEbにも、次のような記載がありました。
サッカーの本質、プレーの原則、発育発達など
U-12年代の指導にフォーカスしたカリキュラム構成となっています。
サッカーの全体像を理解し、基本的な知識・指導力を獲得する講習会です。
B級の部分は、このように記載がありました。
実際に受講しましたが、11対11のゲームについては取り組みません。
B級では、3人称の部分を求められました。
そして、6対6+GK、7対7+GKのゲームを改善するところまでが、求められました。
チーム全体の動きや、役割を理解することはB級ライセンスでも求められないのです。
それでも、簡単な内容だとは、感じられませんでしたよ。
バルサやリバプールの子供たちは、11人でフットボールの試合を行う。
試合をたくさん観戦しているから?
日々のリーグ戦で、真剣勝負を行っているから?
それとも、日本人とヨーロッパの子供では、子供の脳の発育が違う?
特別な人間が集まり、特別なトレーニングをしている?
少人数の試合を重ねていることが、良い方向に導いている?
親や近所など、取り巻く環境そのものが違う?
それとも、、?
彼らと全く同じ取り組みをしても、同じ成長は望めないでしょう。
生まれも違えば、取り巻く環境も違います。
今回、世界トップレベルの小学生を見れたことは、素晴らしい経験でした。
彼らと、我々との違いを知ることが出来た。
それが、差を埋めていくための、第一歩になってくれるからです。
何度も見返して、さらに違いを知らなければ。
2013年08月28日
U−12 ジュニアサッカーワールドチャレンジ 2013を観戦して。
初めて、バルサのカンテラを目の当たりにすることが出来ました。
様々な本や雑誌、テレビなどで、バルサの育成の素晴らしさは語られていました。
昨年は、ピッチ上の11人全員が、カンテラ育ちの選手が並ぶ。
そんな、夢のような状況を実現しているのが、バルサの育成組織です。
子供たちが、どのような試合を見せてくれるのか?
初日の第一試合から、バルサ対ベルディという好カード。
楽しみにして、よみうりランドに向かいました。
同じような気持ちを持っていた方が、本当に多くいたようです。
平日の朝から、よみうりランドのグラウンドには、多くの観客が詰めかけていました。
そんなに話題になっていなかったので、甘く見ていたのですが、失敗でした。
1000人単位で、グラウンドを囲んでいました。
ようやく見れそうな場所に潜り込み、観戦しました。
上のグラウンドからは、トレーニング中のベルディのトップチームの選手たちも覗き込みます。
ちなみに、一番熱心に観戦していたのが、三浦泰年監督です。
この試合の最後まで、見守っていました。
この年代の世界トップレベルがどのようなプレーをするのか?
今の流れで行くと、ピッチ上の何人かが、10年後にはカンプノウに立っている?!
ビデオを回しながらも、ピッチ上のあらゆる場所に目を向けようとしました。
面白いですね。
12歳なのに、完全に大人のバルサと、同じ試合運びをします。
もちろん、子供ゆえの甘さはありますが、トップチームと同じコンセプトです。
まるで、ある種の宗教かのように、強い信念をもって取り組んでいるのです。
1つ、技術面で気がついたことがあります。
それは、体の使い方と、ボールコントロールとが、上手く連動していることです。
バルサの選手に縦パスが入ります。
前を向こうとする意志が、強烈に強い。
特に中盤ゾーンでは、無理をせずにもっと簡単に落とすのかな、と想像していました。
ところが、多少DFがついていても、前を向くのです。
ここで、前を向くと、相手はかなり困ります。
前を向く、サポートが入る、数的有利になる、さらにボールを前に運ぶ。
前を向くことが、攻撃のいい循環を生み出していました。
相手DFがついていても、前を向こうとしていました。
この時のボールの置き所、体の使い方が、とても参考になるものです。
バルサの選手は、必ず、先に体を入れます。
それから、ボールを扱おうとします。
体を入れる、ボールを触る。
相手DFが出てこれない状況を先に作ります。
相手を外すのは、一番最後でした。
(日本の子供たちは、その順番が逆のことが多いです。
ボールを触り、相手を外して、体を入れる。)
その違いは、なんなのでしょう。
おそらく、普段のDFのプレッシャーの強度にあるのでしょう。
グッと、ガツっと、ボールに寄せてくるDF。
手前で止まって、様子を見ながら守備をするのではなく。
強いフィジカルコンタクトが、日常的にある環境でプレーしている。
その証拠でしょうか、今回の大会で、バルサのDFが多少戸惑っていました。
いつも通りにプレッシャーに行って、ボールを奪った。
それなのに、反則の笛を吹かれてしまう。
明らかに不満そうな態度を示してしまうことすらありました。
ボールをその場に叩きつけて、抗議をするシーンすらあったのです。
今回の大会で審判を務めていたのが、日本人。
普段通り相手にプレッシャーをかけると、ファールを取られてしまっていた。
スペインとは、笛の基準が違ったのでしょうね。
ボールを触って、相手を外してから、ターンしようとすると潰されてしまう。
足元でチョコチョコとしたボールタッチは、脚ごと刈られてしまうこともあるのでしょう。
それが、日常相手にしている、プレーの環境なのでしょう。
だから、先に体を入れて、ブロックをする。
体を入れ、腕を使い、肩を使って、相手を前に出れないようにする。
その状態を作っておいて、ボールの方向を変えてターンをする。
ターンの種類は豊富なのですが、順序は変わりません。
もちろん、相手の動きを肩ごしに見ることは忘れません。
相手DFが触れられるほど近くにいたとしても、前を向く技術。
この技術に、様々な要素が含まれているようです。
リフティングが上手い、ジグザグドリブルが上手いとは違う技術を持っていました。
上手いだけでなく、相手選手がいる中で発揮できる技術が身についている。
一人一人が、自信を持ってボールを扱っている。
その選手たちが、プレーの理解をしている。
日本の子供たちも、本当によくトレーニングしていることを感じます。
だからこそ、とてつもない差を感じた、観戦でした。
様々な本や雑誌、テレビなどで、バルサの育成の素晴らしさは語られていました。
昨年は、ピッチ上の11人全員が、カンテラ育ちの選手が並ぶ。
そんな、夢のような状況を実現しているのが、バルサの育成組織です。
子供たちが、どのような試合を見せてくれるのか?
初日の第一試合から、バルサ対ベルディという好カード。
楽しみにして、よみうりランドに向かいました。
同じような気持ちを持っていた方が、本当に多くいたようです。
平日の朝から、よみうりランドのグラウンドには、多くの観客が詰めかけていました。
そんなに話題になっていなかったので、甘く見ていたのですが、失敗でした。
1000人単位で、グラウンドを囲んでいました。
ようやく見れそうな場所に潜り込み、観戦しました。
上のグラウンドからは、トレーニング中のベルディのトップチームの選手たちも覗き込みます。
ちなみに、一番熱心に観戦していたのが、三浦泰年監督です。
この試合の最後まで、見守っていました。
この年代の世界トップレベルがどのようなプレーをするのか?
今の流れで行くと、ピッチ上の何人かが、10年後にはカンプノウに立っている?!
ビデオを回しながらも、ピッチ上のあらゆる場所に目を向けようとしました。
面白いですね。
12歳なのに、完全に大人のバルサと、同じ試合運びをします。
もちろん、子供ゆえの甘さはありますが、トップチームと同じコンセプトです。
まるで、ある種の宗教かのように、強い信念をもって取り組んでいるのです。
1つ、技術面で気がついたことがあります。
それは、体の使い方と、ボールコントロールとが、上手く連動していることです。
バルサの選手に縦パスが入ります。
前を向こうとする意志が、強烈に強い。
特に中盤ゾーンでは、無理をせずにもっと簡単に落とすのかな、と想像していました。
ところが、多少DFがついていても、前を向くのです。
ここで、前を向くと、相手はかなり困ります。
前を向く、サポートが入る、数的有利になる、さらにボールを前に運ぶ。
前を向くことが、攻撃のいい循環を生み出していました。
相手DFがついていても、前を向こうとしていました。
この時のボールの置き所、体の使い方が、とても参考になるものです。
バルサの選手は、必ず、先に体を入れます。
それから、ボールを扱おうとします。
体を入れる、ボールを触る。
相手DFが出てこれない状況を先に作ります。
相手を外すのは、一番最後でした。
(日本の子供たちは、その順番が逆のことが多いです。
ボールを触り、相手を外して、体を入れる。)
その違いは、なんなのでしょう。
おそらく、普段のDFのプレッシャーの強度にあるのでしょう。
グッと、ガツっと、ボールに寄せてくるDF。
手前で止まって、様子を見ながら守備をするのではなく。
強いフィジカルコンタクトが、日常的にある環境でプレーしている。
その証拠でしょうか、今回の大会で、バルサのDFが多少戸惑っていました。
いつも通りにプレッシャーに行って、ボールを奪った。
それなのに、反則の笛を吹かれてしまう。
明らかに不満そうな態度を示してしまうことすらありました。
ボールをその場に叩きつけて、抗議をするシーンすらあったのです。
今回の大会で審判を務めていたのが、日本人。
普段通り相手にプレッシャーをかけると、ファールを取られてしまっていた。
スペインとは、笛の基準が違ったのでしょうね。
ボールを触って、相手を外してから、ターンしようとすると潰されてしまう。
足元でチョコチョコとしたボールタッチは、脚ごと刈られてしまうこともあるのでしょう。
それが、日常相手にしている、プレーの環境なのでしょう。
だから、先に体を入れて、ブロックをする。
体を入れ、腕を使い、肩を使って、相手を前に出れないようにする。
その状態を作っておいて、ボールの方向を変えてターンをする。
ターンの種類は豊富なのですが、順序は変わりません。
もちろん、相手の動きを肩ごしに見ることは忘れません。
相手DFが触れられるほど近くにいたとしても、前を向く技術。
この技術に、様々な要素が含まれているようです。
リフティングが上手い、ジグザグドリブルが上手いとは違う技術を持っていました。
上手いだけでなく、相手選手がいる中で発揮できる技術が身についている。
一人一人が、自信を持ってボールを扱っている。
その選手たちが、プレーの理解をしている。
日本の子供たちも、本当によくトレーニングしていることを感じます。
だからこそ、とてつもない差を感じた、観戦でした。

