グループリーグ 第3戦はチームの星取りの状況によってかなり異なるものとなる。
2試合終えて グループリーグを突破を決めているチームにとっては消化試合。まだ決まっていない ギリギリの勝負をしているチームにとってはまるで 決勝戦 のような緊張したもの。
その前提を知ってから 第3戦を見ると ますます楽しみが増えるでしょう。
ブラジル代表はネイマールを出場させました。この交代は次なる戦いに向けてのネイマールのテスト。個人としてのテストグループとしてのコンビネーションのテスト両方が含まれているはずです。この時の交代させられるはずのマテウスクーニャの顔。変えられるにもかかわらず すごく嬉しそうな笑顔で ネイマールとハグ。ブラジル代表におけるネイマールの立ち位置を改めて知らしめるものとなりました。
日本は第3戦 で長友選手 を 出場させました。グループリーグ突破が決まっているチームにとっては これは定番のもの。
これは実績のあるベテランに見せ場を作ってあげる。そうすることによってチームの一体感 も高まるはずです。
メキシコ代表はゴールキーパーの落合選手 を 出場させました そして観客やスタッフ 全ての選手が拍手でこれを暖かく迎えました。
2006年のワールドカップではブラジル代表も同じことをしました。ゴールキーパーのロジェリオセーニを 後半 で出場させる。世界的にはそこまで有名ではない 選手 かもしれません。ですが ブラジルではレジェンド プレイヤー サン パウラを長く 支えた名 ゴールキーパー。フリーキック や PK で得点を重ねたことでも有名な選手です。ただし ワールドカップの出場はこの数分に限られています。
違う方法としては 若手に経験の場を与えるというものがあります。1998年のフランス大会。ここでは 日本代表が当時18歳の小野伸二選手を ジャマイカ戦の後半に 出場させました。
2002年の日韓ワールドカップ。ブラジル代表は 第3戦の後半に カカー選手 を 出場させました。
いずれも 代表の将来を担うと期待されている選手。この短いながらも 出場経験が代表の未来を助けることになる。そのような意図からの出場となるでしょう。
いずれのケースも 代表チームにとってプラスになると指揮官が判断したゆえの出場です。ワールドカップは1試合だけではありません。今まで築き あげたものがある。これから作っていくものがある。その長い歴史の中の1試合なのです。

